夏の風物詩「敦賀港カッターレース」に温かい応援を

ブログ まちづくり

突然ですが、話しはやはり聞いてみるものですね。
 
昨日ご紹介した「敦賀ふるさとマップ」については、学習機材としてだけではなく、市民の皆さんや観光客に対しても広く活用出来ないかとの考えについて。
 
マップの実物を見せていただくのと併せて教育委員会さんに早速伺ってみると、何と「市民の皆さんにもご覧になっていただきたい」と完成の後、公民館や図書館などの公共施設(全てではないようですが)に何部かづつ配布に回られたとのこと。
 
また、各学校では大きく拡大したタペストリー形式のものを掲示しており、今後保護者の皆さんが来校された際にご覧いただけるよう対応しているとのことで、先生方が思いを込めて作成された3部作が、児童・生徒限定ではなく、先に述べたような広い周知という視点を持って活用されていることを嬉しく思いました。
 
教育委員会さんで対応出来る範囲ではここまでかと思いますので、さらに広く観光客目的などで駅に掲示、配布することなどについては、今後所管する他の部署に働き掛けたいと思います。
 
もちろん、増刷などの追加費用は発生しますが、それでも私は得られる効果が大きいと思うので。
 
さて、昨晩は8月9日に開催される「敦賀港カッターレース」の代表者会議にスタッフ側として参加(スタッフといっても会場設営しかお手伝いしてないのですが…)。
 
第25回となるこのレースですが、やはり考慮せざるを得ないこの新型コロナウイルス感染。
 
今年の開催自体をどうするか関係者の皆さんで熟慮を重ねたうえで、夏の風物詩ともなっているこのイベントであり、細心の注意と感染防止対策を図りつつ、規模を縮小して行う旨決定したもの。
 
例年の半分程度となる23チームの参加申込みを得て、この日各チーム代表者が集まっての会議が開催されたという運びであります。
 
会議会場ももちろん検温、消毒に加え、十分な離隔距離をとっての座席配置をしたことに加え、会議においては、特にレース当日の「新型コロナ感染対策事項」が入念に説明され、参加チームと認識の徹底が図られました。
 

【密を避けて座席配置された会場】

【副会長として元気に挨拶される北條先輩】
 
冒頭並びに閉会にあたり挨拶されたお二人の副会長さんからは、「絶対にこの大会からコロナ感染者を発生させない」との強い意志、さらには「イベント自粛ムードの中、対策を講じて開催するこのレースが成功すれば、今後の試金石になる」との言葉がありました。
 
奇しくもこの日はプロ野球も観客を入れての試合が再開、各種イベントも5,000人までの観客は可とするなど、次なるステージに入ったところ。
 
これまでも述べてきている通り、この新型コロナに対して私は、過度に恐れるのではなく「正しく恐れる」、油断するのではなく「常に備える」ことをもって、「徐々に」通常モードを目指すべきとの考え。
 
市民の皆さんにおかれましては、スタッフそして参加チームの皆さんが確固たる考えを持って開催されるこのカッターレースに対し、「海開きもせんのに何考えとるんや」とは言わず、どうか温かい目で「夏の風物詩」を応援していただけますよう宜しくお願いいたします。