次代に伝える「敦賀ふるさとマップ」が完成

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この先の週間天気予報を見ると見事なまでに並ぶ「傘マーク」。
 
九州豪雨を経験して察する通り、今年の梅雨期は全国的にも雨量が多くなっており、河川の増水を始め、緩んだ地盤による土砂災害などに注意を払っておかねばなりません。
 
さて、そのような中、昨日の敦賀は雨もひと休み。
 
「青空が広がる」とまでは行きませんが、僅かに垣間見える空の青さに少しは「気も晴れる」というもの。
 
発電所の帰りに望む「水島」もこの日はクッキリと姿を見せていました。
 

 
よく見ると島には砂(土?)が積み上げられており、これは浸食対策か夏の準備か?
 
今年の夏は「皆さん是非お越しを!」とは言えないのが残念ではありますが、これまでもこれからも、我がふるさと「敦賀の自慢」の場所であることに変わりはなく、この先も美しく大切に保護していきたいと思うところです。
 
「ふるさとの自慢」と言えば、ちょうど敦賀市のホームページ掲載で知ったのですが、市の小・中学校教頭会において「敦賀市教育振興基本計画」にある「ふるさと素材を生かした教科・体験学習の促進」を具体化するため、3年間掛けて作成した「敦賀ふるさとマップ」が完成したとありました。
 
説明によるとこのマップは「偉人編」、「建造物編」、「伝統行事編」の3種類あり、身近な英語教育の資料としても活用できるよう、英語版も併せて作成したとのこと。
 
早速、ページにリンクし中身を見てみると、紫式部や織田信長、松尾芭蕉など敦賀を訪れた歴史上の人物を始め、建物や行事の由来などが分かりやすくまとめられており、「これはナイス!」と思わず口ずさんでしまいました。
 →→→「敦賀ふるさとマップ」へのリンクはこちら
 

【参考まで。偉人編はこのような感じです。】
 
これは私の持論であり、これまでの議会でも幾度か提言していることでありますが、定住・移住などの「人口減少対策」、県外客を呼び込む「観光政策」を進めるうえでなくてはならないのが、老若男女問わず、市民の皆さんお一人おひとりが「敦賀のことを知り」、「大切なふるさと」と思っていただけること。
 
この根幹にある無形の「ふるさと」への「愛着や大切に思う心」なくして、政策だけが先行するのは正直、本当の成功にはつながらないとの考えであります。
 
そういった意味でこの「ふるさとマップ」は、私が求めてきたこととイメージが合致するものであり、先に述べた「これはナイス!」になったもの。
 
そのうえで、先生方がじっくり時間を掛け、思いを込めて作成された作品は「学習機材」に留まることなく、これもひとつの「宝」として広く広報されればと思うところであり、「ふるさと自慢」にもつながるものとして、ここは児童・生徒のみならず、大人の皆さん、観光客の皆さんにも伝わるような活用方策を考えてはいけないものか、また確認しておきたいと思います。
 
今日は少し心あたたまるニュースとしてお伝えさせていただきました。
 
新型コロナ、自然災害と続く中ではありますが、そんな時だからこそ「市民力」を高め、この先も大切なふるさとを守っていきましょう。