令和2年第3回臨時会が告示される

ブログ 敦賀市議会

これも「新しい生活様式」か。
 
皆さんも、生活しているうえでの実体験としてそう感じることが多くなってきているところではないでしょうか。
 
私の場合、ひとつは葬儀。
先日も2つのお通夜に参列したのですが、いずれも廻り焼香形式で、ひとつの式場では建屋玄関での検温、消毒液利用のうえ入館するという徹底ぶり。
確かに、不特定の方が集い、高齢の方が多く集う場となると、より一層の配慮が必要ですね。
 
新聞のお悔やみ欄を見ていても、特に告別式は殆どが近親者で執り行われるケースが多く、今後は、お経を頂戴しつつ弔意を持ってお見送りするということが出来なくなるのかとも感じた次第。
 
もうひとつは、既にご利用されている方も多い「zoom」。
 
同僚からのお誘いもあり、昨晩初めて「zoom飲み会」なるものに参加しました。
この日は東京、敦賀の3人で繋ぎましたが、操作は簡単、画像も鮮明、タイムラグの無い会話と、まさに距離を忘れ対面で飲んでいるかのようでした。
飲み物の補充に席を立った時の無人の画面、最後の締めはどうするのかなど、初体験ながらの面白い場面もあり、あっという間の2時間半を過ごしました。
 
コミュニケーション・会議ツールとしては十分使えるものと感じる一方、飲み会となるとやはり、会話の「間」やお店の雰囲気や「場」を楽しむということがある訳であり、昨晩の結論も「直接飲める日を楽しみに頑張ろうね!」でした。
 
「新しい生活様式」により、もしかするとこれまでの文化や慣習が変わってしまうこともあろうかと思いますが、人として大切なものまで簡単に失ってしまわないように気をつけないといけませんね。
 
さて、昨日は、今月29日に開催(1日開催)される敦賀市議会の令和2年第3回臨時会の告示があり、これに先立ち議会運営委員会が開催されました。
 
6月8日からの6月定例会開会を控える中での臨時会でありますが、提案された主な議案は、
◉市長提出議案「市長等の給料その他の給与に関する条例及び教育長の給料及び旅費に関する条例の一部改正の件」
→→→新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う厳しい社会情勢を踏まえ、市長、副市長、教育長の6月支給の期末手当を減額(市長20%、副市長及び教育長10%)するための条例改正案。
 
もう一点は、議会提出議案として、
◉「議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」
→→→全議員の確認を経て、議員の期末手当を10%減額する議案(理由は理事者と同様)。
 
このほか、これまでに決定してきている新型コロナウイルス感染対策に関わる市長「専決処分」事項の報告(9件)も提案されたところ。
 
とりわけ「専決処分」に関しては、事後報告的になる訳ですが、既に実施していることだから手を抜くということではなく、臨時的、可及的速やかに対処すべきでとの位置付けで執られた施策について、今一度その実施状況や効果なども含め、趣旨に沿うものとなっているかどうか確認していくことが、議会のチェック機能としての役割かと思います。
 
議員就任2年目初となる臨時会。
従来と同様、初心忘るることなく慎重審議に努めていきます。