スーパークローン文化財展。東京藝大の技術に驚く

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テレビや新聞を見て、以前より気になっていた「スーパークローン文化財展」を昨日鑑賞してきました。
 
福井県立美術館にて開催されている展覧会ですが、このスーパークローンとやらは、とにかくスゴい。
(以下、パンフレットより)
 
東京藝術大学で開発され、最先端のデジタル技術と人間の手業や感性を融合することによって、単なる複製の域をはるかに超え、技術、素材、質感、文化的要素といった“芸術のDNA”に至るまでの再現を目指した、超高詳細な文化財の再現手作品。それが、「スーパークローン文化財」です。
会場に入り、目の前に現れる「法隆寺の釈迦三尊像」から圧巻、イスラム過激派が破壊した「バーミヤン東大仏天井壁画」や「敦煌莫高窟」など国宝、世界遺産の再現は、まさに異空間。
さらにはゴッホの「自画像」、ゼウス神像、歌川広重の「浮世絵」まで、あらゆる宝が再現されていました。
作品の精巧さは勿論のこと、DVDで流れる東京藝術大学学生の皆さんの眼差しと技術、気の遠くなるような手作業にも感動した次第です。
 
なお、この技術開発の目的は、永きに亘る文化財の「保存」と「公開」の矛盾を解決していくためとのことでもあり、大いに共感。
この展覧会は、8月25日(日)まで開催とのことですので、興味のある方は是非足を運んでいただければと思います。
 
私はといえば、本日から御殿場市にて開催される、新人議員対象の研修に出席。
藝大の学生に負けぬよう、コツコツと貢献するためにも、向上心をもって知識習得に励んで参ります。