「敦賀市防災会議」にて令和6年能登半島地震の教訓を反映

ブログ 防犯/防災

昨日お伝えした、大雪に伴う北陸自動車道・名神高速道路と国道8号の同時通行止めについては、疋田交差点(敦賀市)から辻交差点(滋賀県栗東市)にかけての国道8号は同日10時に、高速自動車道は15時30分になってようやく解除。
 
この間、中日本高速道路(NEXCO中日本)では、懸命な除雪に追われるほか、伊勢湾岸道路や新名神・東名阪道への迂回を呼びかけるなどにより、重大な事故や立ち往生リスクは回避できたものと認識するところ。
 
一方、昨日夜半にかけては、敦賀IC〜米原JCT間などの高速自動車道で通行止め、その後解除と、降雪や路面状況により適宜措置がされており、とりわけ運送業のドライバーの方々には注意とご協力をいただくところ。
 
昨今の自然災害を思えば、大動脈であっても、事前告知により安全を最優先した対応について理解をし、発注者と顧客の関係にあっても許容し合うなど、社会全体で対策を講じる環境になればと考える次第です。
 
さて、雪害に関することから入りましたが、ちょうど敦賀市では昨日、「令和6年度 敦賀市防災会議」が市役所講堂で行われ、令和6年能登半島地震を踏まえた反映事項について議論されるとあって、関心をもって傍聴してまいりました。
 
そもそも「防災会議」とは、『敦賀市防災条例』に定められるもの。
 
同条例には、
 
(目的)
第1条 この条例は、災害対策基本法(昭和36年法律第223号。以下「法」という。)第16条第6項の規定に基づく敦賀市防災会議(以下「防災会議」という。)及び同法第23条の2第8項の規定に基づく敦賀市災害対策本部(以下「災害対策本部」という。)の組織、所掌事務等必要な事項を定めることを目的とする。
 
としたうえで、
 
第2章 防災会議
(所掌事務)
第2条 防災会議は、次に掲げる事務をつかさどる。
(1)敦賀市地域防災計画を作成し、及びその実施を推進すること。
(2)市長の諮問に応じて市の地域に係る防災に関する重要事項を審議すること。
(3)前号に規定する重要事項に関し、市長に意見を述べること。
(4)前各号に掲げるもののほか、法律又は、これに基づく政令によりその権限に属する事務
 
とあり、言わば、敦賀市の防災に関する最上位にある会議体。
 
講堂に入ると委員がズラリと並び、同条例3条で定める、各方面から多くの委員をもって構成されっていることを理解したところ。
 

【防災会議会場の様子(傍聴席より撮影)】
 
会議では、米澤市長からの挨拶に続き、危機管理対策課より所掌事務のトップにある『敦賀市地域防災計画改定(案)』について提案。
 
令和6年能登半島地震での経験を踏まえ、改正された主な項目は以下のとおり。
※( )内は、防災計画の該当項目
 
(1)津波発生時における避難指示区域の設定(津波災害対策編)
(2)津波避難ビルの指定(津波災害対策編)
(3)(仮称)指定避難所開設支援制度の創設(津波災害対策編)
(4)大規模災害時における電力復旧拠点集合場所の確保(一般災害・地震災害対策編)
(5)民間団体との災害協定の締結(資料編)
 
(2)については昨年12月21日のブログでご紹介した対策ですが、(1)については、津波警報及び大津波警報発表時における避難指示区域をあらかじめ設定し、市民への迅速な避難行動の周知につなげるもの。
 
(3)については、指定避難場所の近隣に居住する市職員及び地域の代表者(例:区長など)を指定避難所開設支援員として委嘱し、地震等の災害発生時に、自発的に指定避難場所を開設を行い、迅速な避難行動に繋げるもの。
 
これらを含む今回の改正に関してはまさに、能登半島地震発生時にあったリアルな課題を改善するものであり、私自身、議会で意見提起したことも含まれているとあって、実効性をもって対策されたと受け止めた次第です。
 
続いて提案された、上部計画を踏まえた『防災基本計画改定(令和6年6月)に伴う反映』、『福井県地域防災計画の改定(令和6年6月)に伴う反映』でも数多くの改定項目があり、いずれも質問、意見なく了承されました。
 
さらに、その後は、市から能登半島地震を踏まえた対応状況や昨年開催された市総合防災訓練の実施状況について紹介があったうえで、各機関との意見交換の場では、海上保安部、陸上自衛隊をはじめ、原子力規制庁、嶺南振興局や電力各社などから、それぞれの取組みや行政に求めることなど貴重な意見があり、興味深く拝聴しました。
 
所用のため、私はその後退席しましたが、能登半島地震から1年が経過したタイミングで、そこから得た教訓を皆で確認するとともに、災害に対する意識を一層高める場に同席できたことは、議員の立場として大変有意義であったと感じた次第です。
 
一点要望するとすれば、先般、市防災士会さんとの議会報告会(出前)の中であった、「能登半島地震時の市の対応状況や課題、それに対する対応を市民にも広く周知して欲しい」とのご意見。
 
これは、市や関係者、議員だけが知っているのではなく、一人でも多くの市民に伝えてこそ、市全体の防災意識が高まるとの趣旨からのご発言でした。
 
仰るとおりと受け止めた訳ですが、今回の市地域防災計画改定で反映した内容を含め周知されれば、市民の安心や計画のPDCAが回っていることも理解されると思うことから、市においてはぜひ対応をお願いするとともに、私もまた改めて、担当課にお伝えしたいと考えます。
 
これまでも繰り返し述べているよう、災害対応は自助、共助、公助に近助、それぞれが機能し合ってこそ「災害に備えるまちづくり」につながるもの。
 
私自身も市に言うのみならず、広く市民の皆さんに知っていただけるよう、各SNS媒体やニュースレター、報告会の場等、様々な場を通じお伝えしていく所存です。

北陸自動車道・名神高速道路と国道8号は同時通行止め

ブログ 防犯/防災

敦賀では昨日夕方あたりから降り始めた雪。
 
今朝は除雪の音で目覚めました。
 
市の車道の除雪目安は10センチとありますが、目視ではそれに達するかどうかといった積雪。
 
いずれにしても早朝より対応いただいている除雪業者の方々、市の道路や危機管理関連の職員の皆様におかれては、昼夜を問わず、緊張感をもって対応いただいていることに感謝するところです。
 
さて、今冬一番の寒気は、北西から北風への変化により、今日は福井県、近畿地方及び中部地方の山地、平野で大雪となるおそれがあるとの予報となっています。
 
これを受け、国土交通省近畿地方整備局や中日本高速道路(NEXCO中日本)などは9日午後3時、大雪が予想されるとして福井県敦賀市から滋賀県栗東市にかけて、10日午前2時から北陸自動車道・名神高速道路と国道8号の同時通行止めを行う見込みと発表。
 
大規模な車両滞留を防ぐため、大雪が予想される地域への外出自粛や、通行ルートの見直しを呼びかけています。
 
実際、NEXCO中日本 名古屋支社のX(旧Twitter)を確認すると「降雪等の影響により、10日2時から以下の区間で通行止めを実施しました。」とあり、10日(金)2時現在での福井県、近畿地方及び中部地方における通行止め実施区間は以下のとおり。
 
<高速道路の通行止め区間>
 ◉名神(上下線)一宮IC~栗東湖南IC
 ◉北陸道(上下線)米原JCT~敦賀IC
 ◉舞鶴若狭道(上下線)若狭美浜IC~敦賀JCT
 ◉東海環状道(内外回り)大野神戸IC~養老IC
 

【通行止め区間の範囲図(NEXCO中日本 名古屋支社のXポストより引用)】
 
また、国道8号の疋田交差点(敦賀市)から辻交差点(滋賀県栗東市)にかけての区間に関しても通行止めとなっていますのでご留意ください。
 
最新の道路情報等は、昨日ご紹介した敦賀市HP『雪に関する情報』などを参考に、各機関にアクセスいただけますようお願いいたします。
 
外を見ると今は吹雪。
 
視界不良、滑りやすい路面となっていますので、これからの通勤、通学の際は十分ご注意ください。
 
※国土交通省からは「不要不急の外出は控えて欲しい」とありますので、それぞれご判断を。
 
加えて、特に朝一番の雪かきにおいては、ギックリ腰にも十分注意。
 
しっかり準備運動したうえで、腰だけを屈折させない姿勢を心がけましょう。
 
それでは、いよいよ冬将軍到来ですが、ご家族、職場内でも声掛けあって、皆で北陸の冬を「安全第一」で乗り越えましょう!

永久に「交通事故戦場」であることに変わりなし

ブログ 防犯/防災

韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日、旅客機が着陸に失敗した事故で、乗員乗客181人のうち、179人が死亡、乗務員2人は救助されました。
 
朝鮮日報によれば、事故が起きたチェジュ航空2216便には乗客175人、乗員6人の計181人が乗っており、うち韓国人が173人、タイ人が2人。
 
韓国で起きた飛行機事故としては、これまでの最大の死者数は1993年に起きたアシアナ航空墜落事故の66人であり、過去最悪の犠牲者数となったとも。
 
年末年始を故郷で迎えようと移動されていた方が大半ではと察するところであり、突如として命を奪われた方々、これを迎えるはずであったご家族を思うと、その無念たるや計り知れないもの。
 
お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りするとともに、奇跡的に助かったお二方の早期回復を願い、お見舞い申し上げます。
 
さて、このように、いつどこで誰でも遭う可能性がある「事故」。
 
この世に「ゼロリスク」はないことから、常にリスクと背中合わせで生きていることを改めて認識するところ。
 
ただし、社会や企業、個人でできることは「リスクの低減」であり、各方面では事故防止に向け、設備的なハード対策や人的なソフト対策などを講じてきています。
 
車社会の地方にとっては、生活する上で最も身近にあるリスクといえば「交通事故」かと存じますが、先般これに関し、私のもとに封書が1通届きました。
 
差出人名はありませんでしたが、この方にはまず、日頃より私のブログをご覧いただいていることを嬉しく思うとともに、リアクションまでいただいたことに感謝申し上げます。
 

【自宅に届いた封書】
 
封書の内容は、2024年12月11日のブログに掲載した「※岡山松陵線の押しボタン式信号設置」に関して。
 
※岡山松陵線・・・日本海さかな街の交差点から粟野交番まで抜ける若葉町の道路
 
なお、以下に当該ブログをリンクしますので、併せてご覧ください。
 
 →2024年12月11日ブログ「『ゆっくり走ろう 雪のふる里 北陸路』 〜年末の交通安全県民運動実施中〜」はこちら
 
お便りでは、これまで信号機が設置されていなかったことに対し、福井県警察ホームページの「信号機設置の指針」を添付いただき、とりわけピーク時1時間当たりの自動車等往復交通量が原則として「300台」以上あることの条件に合致しないのであれば、信号機を設置するほど危険な場所ではないと判断されていたのではないか。
 
その上で、勘違いしていまいがちですが、現実的に信号機を設置しても、設置場所での交通事故発生が皆無にならない。
 
つまりは、歩行者の事故は減少するが、赤信号で停止中での追突事故の発生率は高まるとし、現実はこの場所も永久に交通事故戦場に変わりはないことを改めて認識していただきたいとありました。
 
その方は、いつも赤信号で停止する際に追突事故被害防止策として、停止している前車と少し距離をあけて停止することを心掛け、停止中は常時ルームミラーとサイドミラーで後続車を注視しているとのことでした。
 
ご指摘いただいたうえ、対応策までご教授いただきありがたく思いましたが、仰ることはその通りであり、広くお伝えしたいと本日ご紹介した次第です。
 
「知って行わざるは知らぬことと同じなり」
 
「知行合一」の言葉にあるよう、私自身、これを実践し、少しでも事故リスクを低減する所存です。
 
実はこの方、今年の8月にも「甲子園の切手」を貼った封筒でお便りをいただきました。
 
 →2024年8月28日ブログ「一通のお便りと甲子園球場の切手」はこちら
 
差出人の方への気持ちは先に述べた通りでありますが、こうして重ねて連絡いただいたことに心より感謝申し上げます。
 
また気になる点がありましたら遠慮なく連絡ください。

戸締り用心!火の用心! 〜自分のまちは自分たちで守る〜

ブログ 防犯/防災

今年の仕事を納め、最大9連休という方も多いかと思います。
 
先日読んだ「余白思考」に関する本には、「人間は本能的に、空いているスペースがあると埋めようとします。意味のある余白にするよりも、空虚が怖くて、どうにかして埋めたくなる。余白のあり方に思いをはせる前に、とにかく詰め込んで満足してしまう。」とあり、「9連休なのに、1日も予定がなくて不安」、「せっかくの休みなのに、予定がないなんてもったいない」など、「スケジュールがまっ白」だと不安になる方が意外や多いそう。
 
一方、他者が自分に近づいて不快にならない限界範囲を表す「パーソナルスペース」(例えば、ぎゅうぎゅう詰めの満員電車や混み合ったエレベーターなど)が侵されて、とてもイヤな気持ちになることがなるのと同じで、身体(物理・心理)的にまったく余白がない状態というのは耐え難いものであり、誰もが本能的な体感として知っていること。
 
自分自身と「外」の間に、安心できる適切な距離を確保できていない。仕事人としての自分と、家庭人としての自分が隙間なく接続している。肩書や役割から離れた何者でもない自分に戻れる時間がない。
 
そうなってくると、人は、必然的に「心の疲れ」を感じ、それぞれ充実している一方で、何かで「現実逃避」したくなる訳ですが、「余白=埋めるもの・まだ何も書かれていないスペース」ではなく、その発想をやめ、「いかに“いい余白”をつくるか」に考え方を変えるだけで、物事の捉え方・見え方が変わり、思考の幅が広がると続きます。
 
余白は、意図せずにできるものではありません。明確に意識をして、上手につくってはじめて、価値が生まれるものなのです。
 
「余白」を持つというのは、自分自身と「外」との間に適度な距離をとるということです。もちろん物理的に、ということもありますが、まずは心理面を考えましょう。
 
「余白思考」としての提案は、不安なときは、余白をもっと広げるべきだ。なぜならその不安は、自分の内面が外の世界や他者からの干渉を過度に受けていることが原因かもしれないからです。
 
断片的に引用したため分かりにくかったかもしれませんが、この連休を含め、普段も、自分の中にあるコア(=自分自身が大切にしている、素のままの自分でいられる場所など)と他者や社会との間に、意図的に空白地帯、つまり「余白」を設けることは大事なことと思いましたので紹介いたしました。
 
もちろん、そうは思わない方、意識せずともできている方もいらっしゃるかと思いますが、ご参考まで。
 
さて、私にとって「年末」といえば、昨晩から始まった町内の「年末特別警戒パトロール」。
 
コロナ禍を経て、昨年からは従来のやり方に戻し、住民の皆さんに「期間中1度は参加を」と呼び掛け。
 
パトロールは20時と21時頃の2回とし、1回目の後は休憩を兼ねて、区からのお知らせ事項を伝える場とするスタイルで実施。
 
防災部の方々のお声掛けあって、初日の昨日は、約60名もの多くの町民の皆さんに参加いただきました。
 

【「年末特別警戒」の看板を掲げたひばりケ町会館。多くの方に参加いただき感謝。】
 
初日は、拍子木に合わせた「火の用心!」の声掛けに加え、防災部員以外はあまり見たことがない、消火栓及びホース格納箱をすべて開けて点検するなど、皆で防火意識を高めました。
 
1回目のパトロール後には、福祉部の皆さんの愛情がこもった「豚汁」と「やかん酒」を味わいつつ、区長、防災部及び防犯部からの取組状況をお伝えし、こちらもそれぞれ意識の共有を図りました。
 
なお、敦賀美方消防組合のホームページによれば、今年一年の火災発生件数は、計27件(12月23日時点)と前年より7件増となっています。
 

【敦賀美方消防組合HPより引用】
 
上表のとおり、特徴的なのは「車両火災」が多いという点であり、こうした数字も念頭に置いておきたいと思います。
 
上半期分となりますが、詳しい統計は以下リンクよりご覧ください。
 
 →敦賀美方消防組合HP「令和6年火災・救急・救助統計(上半期)」はこちら
 
また、「防犯」の観点でいえば、こちらも上半期統計となりますが、敦賀警察署管内では今年、侵入盗6件、乗物盗5件、そしてなんと、非侵入犯80件とあり、このうち車上狙いが18件もあることに留意しておかねばなりません。
 
 →敦賀警察署HP「敦賀警察署管内における令和6年の犯罪情勢」はこちら
 
いずれにしても、住宅が密集し「余白」がほぼない我が町としては、徹底して個々の防火意識を高め、出火させないこと。
 
防犯に関しては、「この地区は誰かが見ている」と思わせることが重要。
 
戸締り用心!火の用心!
 
ひばりケ丘町の年末特別警戒は12月30日まで。
 
良い年が変えられるよう、市内各地区、皆で声を掛け合い、防いでいきましょう。

敦賀市で初の「津波避難ビル」指定

ブログ 防犯/防災

今日は、二十四節気の「冬至」。
 
北半球では、夜が最も長く、昼が最も短くなる「冬至」は年内最後の二十四節気で、期間でいえば12月21日~令和7年1月4日まで。
 
「冬至、冬中、冬始め」ということわざにあるよう、本格的な冬の寒さや厳しさが始まりますが、年の瀬から新年へ移り変わるこの時期。
 
健康に気をつけて一年を締めくくり、気持ちよく新年のスタートを迎えたいものです。
 
さて、昨日のブログでは、敦賀市防災士会を対象に開催した出前報告会のことを書きましたが、本日も防災に関するお話。
 
元日の令和6年能登半島地震では、敦賀市にも津波警報が発表されたことから、沿岸部にお住まいの方を中心に、少しでも高台へと避難されました。
 
この際、多くの方が車で移動されたことによる避難渋滞、元日であったことから、避難先の施設が開いていないなどの経験をしましたが、後者に関し、敦賀市では初となる「津波避難ビル」として児童文化センターを指定。
 

【児童文化センターに設置された「津波避難ビル」の表示】
 
「津波避難ビル」とは、津波や河川氾濫から身を守るためには少しでも早く「高い」場所(建物の各浸水想定の浸水深よりも高い位置の階)に避難する必要があることから、市民の皆さんの安全を守るために、津波対策のひとつとして津波避難ビルの確保に取組むもの。
 
また、昨日は隣接する子育て施設(平屋)の園児と職員を対象にした津波避難訓練が実施されるということで、一連の模様を視察しましたが、先生の指示に従い、チョコチョコ歩きで一生懸命に避難する園児たちを微笑ましく思いつつも、ここは気比の松原のすぐ裏。
 
近くに垂直避難先が設置されたことの意義は極めて大きいと感じた次第です。
 

【津波警報発表想定のもと避難する園児と職員の皆さん】
 
なお、夜間休日など、施設職員不在時においても、施錠された外部スロープから屋上階へ避難できるよう「自動解錠ボックス」を新設。
 
震度4で自動解錠し、中の鍵を取出すことが可能であり、これも能登半島地震時、実際にあった教訓を踏まえ対策されたもの。
 
実効性ある対策と認識したところであり、地域住民や議会であった声、意見提起なども踏まえ、敦賀市が進めるこうした対策を大いに評価する次第です。
 
あと10日で、能登半島地震から一年。
 
あの時体感したことを決して忘れることなく、新たな知見を取込みつつ、地域や施設に応じた真に実効的な改善を続けるのみです。

「出前議会報告会」にて敦賀市防災士会の皆様と語らう

ブログ 敦賀市議会 防犯/防災

11月15、16日にブラザ萬象、市立図書館それぞれにて集合型での報告会を開催した敦賀市議会。
 
この取組みは今年で15年目を迎えるとのことでしたが、ここ3年は、集合型に加え、市内の団体にお声掛けし、こちらから出向いての「出前報告会」を開催しているところ。
 
議長を含む、22名の議員が3グループに分かれて対応しており、昨晩は松原公民館にて、「敦賀市防災士会」の皆さんにご報告する機会をいただきました。
 
防災士会さんの出席者は11名。
 
私はこの日のメンバーであり、副議長ということで、冒頭ご挨拶をさせていただいた後、第1部では、今年行われた定例会の中から、 予算決算常任委員会で審査した市の予算と決算のトピックスや総務民生常任委員会で審査した条例の一部改正についての審査経過について。
 
また、議会運営委員会からは、当議会において取り組んでいる議会改革の内容(タブレット導入や委員会のインターネット中継検討)、令和6年第3回(9月)定例会で議員から提出のあった議案「敦賀市議会ハラスメント防止条例制定の件」についての審査経過をご報告。
 
第2部では、集合型からを通じて共通テーマとしている、「みんなで考える敦賀の防災」について意見交換した次第です。
 

【会場に写し出されたパワーポイントの画面】
 
報告会では、こちらからの報告に対しても積極的にご質問をいただいたうえ、意見交換の場では、元日の能登半島地震の経験や日頃の活動などを踏まえた貴重なご意見、提言を頂戴しました。
 
以下、ご意見のいくつかをご紹介いたします。
 
◉能登半島地震の経験から、市民の災害に対する意識は高まっている。
◉今年、防災訓練を実施した地区は9箇所。防災士会では訓練マニュアルを作成し、各地区に開催を呼び掛けるものの、乗ってきてくれない状況もある(区長さんの意識かと)。
◉北地区では地区防災計画を策定するなど、新たな取組みも進んでいる。
◉他の自治体にある、災害体験や防災意識高揚を図る機能を有した「防災ステーション」を敦賀でも設置して欲しい。
◉観光分野に市内の高校生が参加しているが、防災に関しても意識が高まるような取組ができないか。
◉防災研修や防災士の自己研鑽などに対する助成金を復活して欲しい。
◉実際に災害発生した想定で「本気のシュミレーション」が必要。行政・地域住民参加のもと、本当の動きを確認すべき。
 
このように、専門的立場からのご意見に私自身も「なるほど」と聞き入ったところですが、出席された各議員からも議会の取組や行政の対応などについて紹介もし、大変有意義な場であったと感じた次第です。
 
敦賀市防災士会の皆様におかれましては、今回快く参加いただいたことに感謝申し上げるとともに、日頃より防災行政に多大なるご協力をいただいていること、防災力・防災意識向上に向けた活動を実践されておられることに心から敬意を表する次第であり、今後引き続いての連携をお願いしたところです。
 
また、最後に会長さんより、「こうして直接、色々な話ができて本当に良かった」とのお声掛けをいただきました。
 
話は変わり、昨日は福井県あわら市議会12月定例会の最終日において、2区長会の陳情や市民アンケート結果を踏まえて提出された、議員定数を2人減(16→14)とする条例改正案が議員発議で提出され、議長を除く15人による採決の結果、賛成7人、反対8人で否決したとのニュースがありました。
 
これにより、来年6月予定の市議選は現状の16人で行われるとありましたが、敦賀市議会では前期、市区長連合会からの請願も踏まえ、24人から2人減の22人に定数削減したところ。
 
定数に関しては、議会として「明確な考え」を持つべきとし、以下リンクに示す経過をもって現定数となっています。
 
 →議員定数に関し、「削減数」と「明確な基準」を委員会確認(2021年10月21日ブログ)
 
とはいえ、「削減」を求められる背景にあるのは「いらない議員がいる」と思われているからであり、これに対しては、削減するしないに関わらず、議会あるいは議員一人ひとりが重く受け止めなくてはならないこと。
 
先ほどの防災士会会長さんからの感想にあったよう、まずは議会が何をしているのか、個々の議員の活動や考えを可能な限り広く知っていただくこと、市民の皆さんの声をひとつでも多く聞き、改善や政策提言につなげることで、議会の必要性や多様性をご理解いただくことにつながるものと考えるところ。
 
改選して間もなく任期も折り返しを迎えますが、自分自身、選挙で負託を受けたあの時の思いを忘るることなく、敦賀市議会の一員として役割を果たす所存です。

「ゆっくり走ろう 雪のふる里 北陸路」〜年末の交通安全県民運動実施中〜

ブログ 防犯/防災

冬本番にあたり、福井河川国道事務所などが昨日、福井市で記者会見を開き、県内の国道8号などで大規模な立往生を防ぐための新たな対策について発表。
 
発表によれば、県内で大雪が予想され、気象台などが「大雪に関する緊急発表」を出した場合、福井河川国道事務所や県などが連絡室を設置して協議した上で、国道8号と北陸自動車道を同時に通行止めにして、集中的に除雪作業を行うとし、北陸自動車道の通行止めによって広域で影響が出るおそれがある場合は、ドライバーに、愛知県と富山県を結ぶ東海北陸自動車道などを使ってう回するように呼びかけるとのこと。
 
以前にあった、国道や高速道路上での大規模な「立ち往生」を思えば、未然防止の観点からやむを得ないと考えるものの、人流・物流の大動脈でありながら、こうした措置をせねばならない状況にあることを強く念頭に置いていただき、国には、敦賀(田結)〜南越前町(大谷)間の「国道8号バイパス」全線事業化を早期に決定されるよう強く求める次第です。
 
さて、道路の管理然り、厳しい北陸の冬を安全に乗り越える観点において、ひとり一人が気をつけなくてはいけないのは「交通安全」。
 
ちょうど本日より、福井県においては「年末の交通安全県民運動」が実施されますが、今年度のスローガン(北陸三県統一)は「ゆっくり走ろう 雪のふる里 北陸路」
 
降雪や路面凍結、交通混雑などの道路交通環境の悪化や飲酒する機会の増加等に伴い、交通事故の増加が懸念される年末を迎えるにあたり、県民一人ひとりが交通ルールの遵守や正しい交通マナーを励行することにより、事故を防止することを目的とするこの運動は、12月11日(水)から12月20日(金)までの10日間行われます。
 
「運動の重点と取組み」については以下3点。
 
1. 高齢者の交通事故防止(北陸三県統一)
2. 夕暮れ時と夜間の交通事故防止及び飲酒運転等の根絶
3. 雪寒期の交通事故防止

 
昨日も、雨の降る夕暮れ、対向車両のライトと重なる交差点でヒヤリとする場面を見掛け、慎重に慎重を期して運転せねばと気を引き締め直したところであり、皆様におかれましても、ご家族や職域で、運動の趣旨や取組事項を共有のうえ、安全運転にご留意いただけますようお願いいたします。
 

【「年末の交通安全県民運動」のチラシ】
 
なお、年末の交通事故といえば、昨年12月4日(月)午前7時35分頃、市内若葉町3丁目の県道岡山松陵線(日本海さかな街の交差点から粟野交番に抜ける道路)で発生した、信号機のない横断歩道を渡っていた中学生が軽乗用車にはねられ、死亡した事故。
 
色々な意味で、何とも胸が張り裂けるような気持ちになった事故でしたが、あれから1年。
 
その後、事故防止に向けて、敦賀警察署をはじめ福井県敦賀土木事務所、学校関係者などが参加しての総点検が行われ、各種対策が図られたうえ、当該横断歩道には「押しボタン式信号」が設置されました。
 
「警察もあんたらも人が死なないと対策しないのか」
 
あの道路、あの横断歩道を通行するたびに、地域の方から言われた、あの時の言葉を思い返します。
 
そうした反省の念に立ち、以降は事故防止に向けたハード対策はもとより、チラシの下段にある「横断歩道は歩行者優先」の厳守、広く交通安全を呼びかけることを自身の役割とし行動しています。
 
起こしてしまったら一生取り戻せない「交通事故」。
 
撲滅に向けて、今一度、皆様方のご協力をお願いいたします。

ゆうあい倶楽部の視察研修にて「地域創生」と「地震への備え」を学ぶ

ブログ まちづくり 防犯/防災

議会が休会の昨日は、自身が顧問を務める「ゆうあい倶楽部」の視察研修に参加。
 
「ゆうあい倶楽部」とは、旧同盟系労働組合で構成する「嶺南地区友愛会」の発展的解散を受けて設立され、東洋紡労組や日本原電や北陸電力をはじめ電力関係労組、敦賀フィルム労組などで構成する団体。
 
私は「嶺南地区友愛会」時代に事務局長を3年間務めていたこともあって思い入れが強く、後輩の皆さんが、こうして理念を継承しながら、活動を続けていただいていることを大変嬉しく思うところです。
 
年に一度の視察研修は、各労組より参加者を募り、昨日は18名が参加。
 
7時30分に敦賀を発ち、舞鶴若狭自動車道を経て、明石海峡大橋を渡り淡路島へ。
 
淡路市で展開されている、人材派遣会社で有名なパソナグループの「地域創生」の取組み、阪神・淡路大震災発生時にできた野島断層を保存する「北淡震災記念公園」にて、それぞれ学んでまいりました。
 
視察先それぞれであったポイントを以下に記載いたします。
 
<パソナグループが挑戦する地方創生>
 
◉1976年創業、社員25,046人のパソナグループの企業理念は「社会の問題点を解決すること」と「人を活かす」こと。
◉パソナグループにおいては、淡路島をはじめ東北・京丹後など、全国で自治体や地元企業を連携しながら、「人材誘致」による独自の地方創生事業を展開。
◉文化・芸術・食・健康・教育など、国内外からたくさんの人が集まる「夢のある新産業」を創出し、地域の活性化と雇用創造に挑戦している。
◉様々な事業がある中で、人材誘致型の地方創生ソリューション事業には約2000人が所属している。
◉淡路島での活動のきっかけは、創業者の思いと日本の農業活性化、独立就農支援に向けて「パソナチャレンジファームin淡路」をスタートしたことにあり、最初は農業の雇用創出や農家インターンプロジェクト、農業ビジネススクールなどから始めた。
◉耕作放棄地約2.3ヘクタールの農地リースなどもあり、3年雇用7名からのスタートであったが、その後事業拡大。
◉淡路市が廃校になった野島小学校の利活用を公募(無償譲渡)した際、20年契約で手を挙げ、「食・農・学・芸」をキーワードとし施設として2012年にオープン。地域活性化の情報発信基地として、また地域の交流の場として、様々なイベントを開催している。
◉観光GDP割合は15%と高く、1300万人/年訪れている。
◉自治体との補助や官民連携という関係ではなく(一部、県や市の補助金制度に応募することはあるが)、ほぼ自前の投資で事業を行っている。
◉パソナグループの本社も淡路島に移転。本社の人員1300人に地元や周辺地域からの雇用者約700名を加え、島内勤務者は約2000名となっている。
◉廃業したホテルやスーパー、イオンの一角をパソナの事務所あるいはワーケーション施設に改装。子育てや芦屋インターナショナル(学びの場)を併設し、社員の福利厚生も充実させている。
◉地元商工会議所にも加盟するとともに、展開する各事業における食材の提供や修理工事などの発注はすべて地元。地産地消の経営をしているため、Win-Winの関係にある。
◉新たな雇用先が生まれ続けており、UターンやIターン者も増加。アバターワークサービスも手掛けており、障がい者の雇用にも愛tながっている。
 
<北淡震災記念公園>
 
◉平成7年(1995)の阪神・淡路大震災は、活断層である「野島断層」が動いたことにより発生したが、その際、北淡町(現淡路市)内に10kmに亘って現れた断層による地表面のズレが国指定天然記念物「野島断層」とされ、そのままの形で屋内保存している。
◉記念公園のある小倉地区では、道路や畑の畦、生垣のズレなどの断層による様々な地形の変化を保存し、地震のエネルギーの大きさと自然の脅威を伝えている。
◉メモリアルハウスでは、地震断層が横切る民家をそのまま保存。敷地内を走る断層や震災当時の様子を公開。また、「地震直後の台所」も展示されている。
 
こちらに関しては、言葉より以下の写真をご覧いただきたく。
 

【入館してすぐに飛び込んでくる国道43号の倒壊再現模型】

【ガイドさんによる、パネルを使った震災と活断層の関係説明】


【地表面のズレがそのまま保存される屋内展示】

【隆起した断層の断面】

【施設の脇にある民家もそのまま保存。塀のズレから敷地内を断層が走った様子が分かります。】

【地震直後の台所(再現)】
 
言葉は不要ということになりますが、自然災害の凄まじさと脅威、地震に備える大切さを考えました。
 
二つの視察先にて大いに学び、帰路の車内では私の活動報告の時間をいただき、敦賀市政の近況や課題、国民民主党の政策などをご説明。
 
昨日は口頭ベースでしたので、また改めて加盟労組さんにお伺いしたい旨お伝えしました。
 

【拙い報告で失礼しました】
 
改めて、ゆうあい倶楽部の皆さんは、友愛の理念を引き継ぐ仲間であり同志。
 
参加された皆様におかれましては、早朝より大変お疲れ様でした。

暴風の中「令和6年第4回(12月)敦賀市議会定例会」が開会

ブログ 敦賀市議会 防犯/防災

終日10m/sを超える強さの風が吹き続けた昨日。
 
敦賀の最大瞬間風速は何と28.1m/s(9時29分)。
 
昼過ぎからは雨も降り、まさに暴風雨の一日となりました。
 
20時を過ぎてようやく雨風が止んできたかと思えば、今度は地震。
 
22時47分頃、石川県西方沖を震源地とした地震は最大震度5弱(M6.6)を観測。
 
敦賀は震度3でしたが、家のきしみ音がするほどの横揺れで、元日の能登半島地震を思い返した次第。
 

【地震発生を知らせる「NHK防災ニュース・防災アプリ」の画面】
 
幸い地震による大きな被害は無かったようですが、悪天候に地震まで重なると妙に不吉な予感がするところ。
 
フォローしている石川県珠洲市の公式LINEからは、22時47分以降も4回の余震情報が届くなど、気象庁は約1週間、同程度の地震に注意するよう呼びかけており、今後も強い揺れが起きる可能性があることから、敦賀にお住まいの皆様も「自分のまちは大丈夫」と決して思わず、心とモノの備えを整え、十分に留意して過ごしましょう。
 
さて、そのような中、粛々と進められたのは敦賀市議会。
 
昨日10時に令和6年第4回(12月)定例会が開会し、市長提案理由説明から各議案の説明に対する質疑、委員会付託までを行いました。
 
なお、今定例会に提出された一般議案、補正予算議案は以下の通りですので、参考までご覧ください。
 
 →今定例会に提出された議案はこちら
 
各議案に対する質疑では、私から第73号議案「敦賀市職員の死亡事案に関する第三者調査委員会設置条例制定の件」についていくつか確認。
 
本議案は、提案理由にあるよう本年8月20日に敦賀市職員が死亡した事案について、事実関係の確認及び再発防止を図るため、市長の附属機関として敦賀市職員の死亡事案に対する第三者委員会を設置したいというもの。
 
市長の提案理由でも述べられたことを踏まえつつ、先行で同類の条例を設置している自治体の例とも比較し、質疑では、
◉事案の特性から求められる調査の「客観性」や「独立性」、「公平性」が文言として謳われていないがどう担保されるのか
◉第2条(所掌事務)に書かれる「事実関係の確認」について「解明」としなかった理由
◉第3条(組織)では、「市長の了承」を得て行わせるとある「調査補助員」の選定範囲(客観性の観点から)
◉調査委員会は原則「非公開」とある中で、最終的に市長に調査結果が答申されるまでの間、ご遺族に対する調査経過などの説明はどうされるのか
の点について、理事者の考えを確認しました。
 
理事者からは、第3者委員会とすること自体が「客観性」などを担保するものと考えている、「解明」は「確認」に含まれる、「調査補助員」は委託で行うことも視野に、予算措置が必要な場合「市長の了承」が要る、原則論はあるがご遺族とはこれまでと同様、連携を続けていく旨の答弁があったところです。
 
本条例案については、総務民生常任委員会に付託された後、12月4日の一般質問初日に採決までを行うこととしていることから、同委員会においても慎重審査をお願いする次第です。
 
本会議では、他の議案についても数件質疑があった後、閉会となりましたが、明けて本日は、補正予算案審査のための予算決算常任委員会が開催されます。
 
10時からは全員協議会室にて全体会、その後、分科会にて審査を行いますので、引き続き慎重に対応していく所存です。
 
本日はインターネット中継などはありませんが、委員会室での傍聴は可能ですので、お時間ある方はぜひご遠慮なく、お越しいただければ幸いです。

「災害に備えるまちづくり」は「訓練」から

ブログ 防犯/防災

昨日は、先般ご紹介した令和6年度 敦賀市総合防災訓練ならびに我が町内の防災訓練。
 
まず、町内の訓練では、副区長の立場から防災対策本部の広報担当部長として参加。
 
訓練想定の9時地震発生を受け、「無事」であることを示す「黄色いリボン」を玄関にくくり付けた後、会館に集合。
 
対策本部長である区長の指示に従い、防災部を始め、各班ともに行動を開始するとともに、住民の皆さんはそれぞれ決められた避難場所に集った後、原子力機構グラウンドまでまとまって避難しました。
 
9時40分頃には、全10班が避難を完了しましたが、役員を含め、グラウンドへの避難訓練参加者は「171名」、先ほどの黄色リボンで安否確認に参加されたのは「363戸」。
 

【グラウンドに避難した訓練参加者の皆さん】
 
安否確認には世帯数(499戸)ベースで「74%」と多くの皆さんに参加いただきました。
 

【黄色いリボンは「家族無事」の印】
 
集合した後は、本部長からのご挨拶に続き、敦賀美方消防組合による消火器使用訓練および心配蘇生訓練が行われ、より一層の災害に対する意識、知識向上につながったと感じた次第です。
 

【小さなお子さんも参加した消火器訓練】
 
町内の訓練がほぼ整ったところで中座をし、市の総合防災訓練へ。
 
こちらは敦賀湾を震源とする震度5強を観測する地震発生を受け、8時20分に「警戒レベル4」の避難指示が、東郷地区、中郷地区、愛発地区に発令された想定で訓練を実施。
 
対象地域の住民の皆さんは、開設された各避難所(公民館)へ避難されるとともに、10時からは、体験・展示ブース訓練(東郷公民館)が行われました。
 
会場への到着は10時40分頃になったため、ドローン輸送訓練や給水管作業訓練など、一部終了していたものもありましたが、電力復旧作業関係展示(北陸電力)、防災用品・備蓄物品展示、ペット同行避難啓発展示、炊き出し訓練、給水訓練など、それぞれのブースでお話を伺いしながら会場を回った次第。
 
その中で、災害用伝言サービス「171」の存在は知っていたものの、NTT西日本さんのコーナーでは、実際に安否の録音登録・再生を体験。
 
写真は体験用の機材ですが、災害時に家族が「171」にダイヤルし、行方が分からない私の携帯電話あるいは固定電話の番号をプッシュすれば、録音が再生されるものであり、ぜひ皆様にも覚えておいていただければと思った次第です。
 

【災害用伝言サービス「171」の体験機】
 
また、福井県に1台しかないという「起震車」による地震体験コーナーでは、「南海トラフ地震」モードでの揺れを体験。
 
何かにしがみついていないと座ってもいられないどころか、実際にこの揺れに襲われたらと考えたら恐怖を感じたところであり、こうして「震度○」は「これぐらいの揺れ」と認識しておくことはやはり重要なことと、貴重な経験を得たところです。
 

【起震車は、例えば「東日本大震災モード」など、過去に発生した大地震の揺れを再現できるとのこと。】
 
訓練の最後には閉会式があり、その中で市災害対策本部長である米澤市長、力野福井県議会議員、野路嶺南振興局危機管理幹が揃って仰っていたのは、県内の他地域に比べ、敦賀市の訓練は地域の参加者が多いということ。
 
先の、ひばりケ丘町での訓練然り、災害対策で言われる「自助、共助、公助」に加え、大事なのは「近助」。
 
いざという時に、身近な者同士が助け合える環境があるとないとでは、最悪の場合、生死を分けることになるかもしれないとの思いのもと、議員の立場より前に地域の一員として、地域の防災力を高め、今後も「災害に備えるまちづくり」に努めてまいります。
 
結びに、訓練に参加された皆様、準備や運営にご協力いただいた関係者の方々、大変お疲れ様でした。

« 古い記事 新しい記事 »