街頭でお伝えした「国家の役割」

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5月13日に発生した永大産業敦賀事業所における火災について昨日、同社のホームページ(HP)では「当社事業所における爆発火災事故の発生に関するお知らせ」と題し、「敦賀パーティクルボード工場において、何らかの理由で粉塵爆発が発生したと推測されますが、原因等詳細につきましては現在調査中であります。」との掲載がありました。
 
聞き慣れない「粉塵爆発」を調べてみると、可燃性の粉塵が大気中に浮遊した状態で着火し、爆発を起こす現象のことありました。
 
また、粉塵爆発が起こる三条件は、「酸素」、「爆発下限濃度以上の可燃物の粉塵」、「最小着火エネルギー以上の着火源」とあり、とりわけ「最小着火エネルギー」とは、粉塵の着火に必要な最小エネルギーのことを指し、静電気など、着火エネルギーが「爆発領域」以上の値になると、粉塵爆発が発生するとのこと。
 
同HPでは、今回の爆発火災事故の発生原因及び被害状況等については、消防・警察当局とともに現在調査中とありましたが、確実な再発防止対策につながる意味においても、この三条件のことを頭に置き、注視しておきたいと思います。
 
さて、月曜日の昨朝は、定着しつつある街頭演説からスタート。
 
「天気に関係なくやり続ける」と決めたとはいえ、やはり昨日のような青空広がる天気に越したことはないもの。
 
ある種、爽快感を得ながらの時間となりました。
 
7時30分から出勤に間に合う8時過ぎまでの時間帯ではありますが、週末のイベントに参加し感じたことや敦賀市議会の今後の流れに加え、昨日は政党のぼり旗を掲げたこともあり、以前に「たまきチャンネル」(国民民主党 玉木雄一郎代表のYouTubeチャンネル)で拝見した「国家の役割」についてお話ししました。
 
 →「たまきチャンネル」はこちら
 
時間を割いたのは「国家の役割」で、民主主義かどうかを超えて国家が行うべきことは、①国を守る、②業を起こし民を豊かに、③人を育てるの大きく3つ。
 
①は、他国からの侵略などの脅威や自然災害などを含め、国が滅びることがあっては、充実した社会福祉があっても意味を成さないという至極当たり前のこと。
 
②は、新しい時代に応じた産業を興し、そこに雇用をつくり、そして所得を生み民を豊かにしていく。これが出来ないと※黄巾の乱のように、人民が荒れ、暴動や動乱が起こったりする。国家が安寧で長く続くためには人々が豊かでなくてはならない。
※黄巾の乱
中国、後漢末(186年)の農民反乱。鎮圧後、動乱は全国に移り、三国時代に入る。
 
③は、国を守るのも、業を興すのもやっぱり最後にやるのは「人」。なので、人を育てるというのは国家の行うべき重要な役割。江戸時代・江戸時代末期もそれぞれの藩校があったり教育をしたり、新しい時代に対応できるような人を育て続けてきたし、そういう子弟を当時は欧米に留学させて外の新しいものを取り込んできた。そういう人たちが新しい時代を切り拓いていった。
 
この根本にあるどれが一つが欠けても国家は国家として永続しないと思っており、国民民主党は普遍的な国家の役割をキチンと強化・充実させようとの考えのもと政策をつくっていることをご紹介したうえで、
 
①国を守る → 自分の国は自分で守る
②業を興し民を豊かにする → 給料が上がる経済の実現
③人を育てる → 国づくりは人づくり
 
を政策の柱に掲げ取り組んでいることをお伝えした次第です。
 
国家の根幹に関わることにつき、「大上段に構えて」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、これは地方であろうが一緒であり、私自身この認識や考えを強く胸に刻み活動にあたるところですが、次代を担う、この時間に通学する中高生にも何か伝えることができればとお話しした次第です。
 
なお、昨朝の街頭活動からは、選挙前に他県にお住まいの支援者から贈っていただいた「こくみんうさぎ」のパペットを拡声器のベルトに取り付けました。
 

【遠くからでも目立つ「黄色いうさぎ」は存在感あり】
 
前からどこかで活用したいと思っていたこのパペット。
 
ようやく活躍の場に披露することができた訳ですが、中高生の視線が「こくみんうさぎ」に釘付けで、ハニカミ笑顔(失笑?)で通り過ぎていきました。
 
危うく主役を奪われそうな勢いでしたが(笑)、今後はこの頼もしい「同志」を支援者の分身と思い、ともに活動してまいります
 

【(おまけ)パペットの本来の使い方はこうです・・・プレゼントされた直後の写真(再掲)】