春の交通安全県民運動展開中!〜一瞬の不注意が自他の一生を左右することを肝に銘じ〜

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白血病から復帰した競泳の池江璃花子選手。
 
先日、五輪代表選考を兼ねる日本選手権にて、100メートルバタフライで獲得したメドレーリレーの代表権に続き、昨日は100メートル自由形決勝に出場し、53秒98のタイムで優勝。
 
個人種目での派遣標準記録には届かなかったものの、400メートルリレーの派遣標準記録54秒42を突破し2枚目の五輪切符を手にしました。
 
本人は「もうちょっと(タイムを)出したかった」と正直な感想を述べたものの、嬉しそうな表情を浮かべる姿に安堵。
 
彼女の泳ぎからこうして勇気や元気をもらえるだけで十分であり、東京オリンピックに向けても、過度の期待を負わせることはせず温かく見守っていきたいと思います。
 
さて、話しは変わりまして、4月6日より「春の交通安全県民運動」が展開されています。
 
4月15日までの10日間を運動期間とし、明日10日(土)を「交通事故ゼロ」を目指す日に設定しています。
 
ホームページを見ますと、運動の目的には、「この運動は、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とする。」とあります。
 
また、今年の運動の重点と取組みには、以下3点が掲げられています。
 1.子どもと高齢者を始めとする歩行者の安全の確保【最重点取組み】
 2.自転車の安全利用の推進
 3.歩行者等の保護を始めとする安全運転意識の向上
 
ドライバー側はもちろん、歩行者側(自転車含む)も留意をすることで、事故リスクを低減させることは非常に大事なことであり、自身も認識を新たに実践しているところです。
 
敦賀市内では、さる3月26日に松葉町の県道交差点において、横断歩道を歩いていた女子高校生が乗用車にはねられて死亡するという痛ましい事故がありました。
 
お亡くなりになったのは同じ粟野地区にお住まいの16歳ということで、将来あるご本人の無念、突如として我が子を失った親御さん、関係者の皆さんの心中を察すると今でもいたたまれない気持ちになります。
 
女子高校生は青信号を渡っていて、乗用車を運転していた女性に引かれたとのことであり、既にこの女性は過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されています。
 
同じ市内に住む同士がこういった状況に陥ったこと、それぞれの人生を思うと、無念はさらに募り考えさせられます。
 
ちょうど事故のあった交差点には桜の木があるのですが、桜が咲き散る季節になるとこの場所での事故のことを思い出す。
 
そんな思い出は悲し過ぎます。
 
便利な移動手段である自動車は時に「人の命を奪う凶器」になる。
 
「一瞬の不注意は、他人の人生を台無しにし自分の一生を棒に振る」との強い意識を持って運転せねばと改めて胸に誓うところです。
 
皆さまにおかれましても、自分にも起こり得るこうした現実を教訓にするとともに、無念にも命を奪われたことを絶対に無にしないためにも「交通事故ゼロ」に向けた行動を徹底いただけますよう宜しくお願いいたします。