福島第一原子力発電所の「処理済水」について「政府方針」が固まる

ブログ 原子力

日々の報道は様々あれど、昨日は何とも複雑な心境になるニュースが飛び込んできました。
 
13歳未満の少女3人に対しわいせつな行為をしたとして、敦賀署は強制わいせつの疑いで敦賀市職員の男性保育士を逮捕。
 
男性は若干23歳とのこと。
 
市からは、事実関係を確認のうえ厳正に対応していく旨を記した速報FAXが自宅に届きましたが、やはり園児並びに保護者の動揺や信頼関係への影響を最小限とするよう、関係者に丁寧な説明を行うとともに、他の保育士さんに対する心のケアも必要と考えるところ。
 
いずれにしても、敦賀市においては、子育て環境日本一を目指して取り組む中で起きたこの事件を重く受け止め、市には徹底した信頼回復に向けた対応を求めたいと思います。
 
さて、政治の面では、一昨日のブログでも書きました東京電力福島第一原子力発電所で保管され続けている処理済水の処分方法を巡り、政府は海洋放出の方針を固めたとのこと。
 
これで、課題だった処理済水の処分がようやく科学的判断をもって動き出すこととなります。
 
原子力規制委員会の更田委員長は、これまでも処理済水の処分方法を「実行可能な意味において、(海洋放出は)ほとんど唯一と言っていい処分方法」などと繰り返し妥当性を訴えつつ早急に決めるよう求めていましたが、7日の定例会見では不安の声も多いことを考慮し、「いずれにせよ、苦渋の決断になるので難しい問題」と述べるに留めていました。
 
原子力規制委員会は今後、東京電力がまとめる「海洋放出計画」を審査するほか、処理済水の放射性物質濃度の検査なども担うこととなります。
 
更田委員長は「どれだけ(社会の)理解を深められる情報発信をするかというのは大きな課題だ」と述べ、準備を進める考えも示しています。
 
海洋放出の決断は、原子力行政はもとより、日本が科学的判断のもと物事を進めるという意味において大変重要な一歩でありますが、海産物の風評被害に対する懸念は根強くあることから、そうした不安払拭のためにも作業の透明性確保、丁寧で分かりやすい説明と情報発信が求められるところ。
 
これに関しては、特にマスコミの影響が大きいこともある訳ですが、東京電力や原子力規制委員会任せにするのではなく、政府はこの点に関しても先頭に立って、責任ある対応を図って欲しいと重ね重ね思うところ。
 
これも繰り返しとなりますが、私自身も決断したら終わりではなく、これからが始まりとの意識を強く持って、この問題の真実や科学的視点に立った考え方を引き続き発信していく所存です。
 

【昨日の夕暮れ時は、大比田区内全戸へ「やまたけNEWS」(簡易版)をポスティング。本当いつ見ても、心落ち着くロケーションがここにはあります。】