地域の課題と悠久の歴史を感じる基礎活動

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「球春」の代名詞は、春の選抜高校野球ですが、今年は一足早く訪れるよう。
 
言わずと知れた野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のことですが、昨日行われた中日との壮行試合では、日本代表の佐々木朗希投手(ロッテ)が何と、日本選手最速に並ぶ球速165キロをマークしたとのこと。
 
過去に165キロをマークしたのは、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手で、日本ハム時代の2016年に記録したもの。
 
この「剛腕」2人が同じベンチにいることだけでも心強い訳ですが、投手、野手ともに並み居る選手を揃えた「ドリームチーム」とも言える、今回のサムライジャパン。
 
「世界一」を目指す日本代表の試合を楽しみに、私も応援したいと思います。
 
さて、野球に限らずの話しですが、こうした凄い選手であっても大切にしているのは基礎練習。
 
ケガの防止はもとより、基礎的な練習を継続することで、足腰を強く、好不調の波を抑えたり、しっかりこなすことによって自分に自信を持つことができるなどの意味合いがあると認識するところ。
 
このことはスポーツのみならず、仕事においても言えることかと思いますが、今の私に当てはめると、この基礎とは、まちを歩き、住民の皆さんのご意見に耳を傾けることにあると考えます。
 
その基礎的活動は、自身のみならず、ひいては敦賀市をさらに良くすることにつながるとの思いですが、そうした思いのもと、昨日は愛発方面を歩いてきました。
 
滋賀県方面に向かう国道8号線、161号線沿いにあるのが愛発地区ですが、「深坂古道」につながる追分(おいわけ)、街道の風情を残す疋田(ひきだ)など、途中足を止め、その土地土地で歴史を感じながら、歩みを進める時間となりました。
 

【街道の景観を残す疋田。しだれ桜が咲く時期にもう一度来ようと思います。】
 
一方、昨日も住民からのお話しにありましたが、こうした郊外の集落では、高齢化率の高まりにより様々な課題が生じてきているのも事実であり、今ある課題を認識した次第。
 
これまでも東浦、西浦、東郷と歩いてきましたが、それぞれの地区でお伺いした課題、そして悠久の歴史、古からの生業(なりわい)を肌で感じたことはすべて、今後の取組みの礎。
 
そうした思いのもと、コツコツと基礎活動を行うことの意味を思いながら、今日も歩みを進めてまいります。