「球都敦賀」敦賀高校は敗退、残る県勢は敦賀気比のみ

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三連休最終日の昨日は幸い公務もなく、北信越地区高校野球大会の応援に行くことが出来ました。
 
金沢市、小松市の球場にて開催されているこの大会。
福井県からは敦賀気比高校、敦賀高校、北陸高校の3校が出場。
 
北陸高校は、1回戦にて北越高校(新潟代表)に惜敗。
敦賀気比高校は、同じく新潟代表の加茂暁星高に10-0コールド勝ち。
21年振りの北信越大会出場となった敦賀高校は、長野日大高に4-1で快勝。この北信越大会での白星は、何と36年振りとなりました。
 
そして迎えた、昨日の準々決勝。
敦賀高校は、星稜高校(石川1位)と対戦。
さすが夏の甲子園準優勝メンバーが残る全国クラスのチーム。
ミスのない守備・走塁に加え、簡単に三振しない、甘い球はミスショットしない堅実な打撃で着々と加点され、全く隙のない試合運びで、2-10(7回コールド)。
敗戦を喫しました。
 
しなしながら、全国屈指の強豪に何とか食らいついて奪った2点、星稜ファンで埋め尽くされた石川県立野球場、雨中での戦いなど、その貴重な経験は、全て次への良き経験になったと思います。
「球都敦賀」古豪敦賀商業の伝統を受け継ぐ敦賀高校には、春、そしてその先の夏に向け、さらなる飛躍を期待したいと思います。
 
敦賀高校の試合の次に予定されていました敦賀気比-日本航空石川戦は、弱まることのない雨足とグラウンドコンディション不良により、本日15日に順延となりました。
 
残る県勢は敦賀気比高校のみとなりました。
次戦にも勝利し、選抜の切符に近づくことを同じ敦賀勢として願いたいと思います。
 

敦賀勢同士の決勝戦は、敦賀気比高が圧勝

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昨日は、あいあいプラザで開催された「日本郵政グループ労組福井南部支部第12回定期大会」にお招きいただきご挨拶をさせていただきました。
日頃のご支援に対する御礼と2回経験した議会定例会でのトピックスなどをご報告したうえで、今後も働くものの視点で活動にあたることをお約束した次第。
郵便業務においては、要員不足の中での業務が課題とあり、労働環境改善に関しては労使間協議が大前提であるものの、土日の配送業務取り止めなどを行う場合においては、社会全体で「働き方改革」を進めるとの観点から、利用者の皆さんのご理解をいただく必要があることを改めて認識しました。
今後とも連携のうえ、活動にあたりたいと考えます。
 
さて、昨日からご紹介しております秋の高校野球福井県大会決勝戦。
史上初の敦賀勢同士の戦いは、27-4の大差で敦賀気比高校が勝利し、優勝を果たしました。
8回表の得点は何と「16」、連続出塁など大会記録をいくつか更新しての集中打は、さすが強豪校たる所以と感じました。
対する敦賀高校は、大敗を喫したものの、ここまで勝ち上がってきた力は決してまぐれではなく、大会委員長も仰っていたように、特に大会を盛り上げる存在であったと思います。
 
決勝を戦った二校に加え、この日の3位決定戦で勝利した北陸高校とともに、10月12日から石川県で開催される北信越地区大会にて、次なる戦いに進むこととなります。
言うまでもなく選抜につながるこの大会。
福井県勢、とりわけ敦賀の二校の勝利を期待し、応援したいと思います。
 

 

 

秋の高校野球史上初!敦賀勢同士の決勝戦!

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前回のラグビーワールドカップでの南アフリカ戦に続き、昨日は世界ランキング2位のアイルランドを撃破!
相手も認める日本の堅実な試合運びは、もう「世紀の番狂わせ」ではなく、世界に日本の実力を示した歴史的なゲームとなりました。
 
また昨日の投稿でご紹介しました、秋の高校野球福井県大会準決勝。
敦賀気比高校は北陸高校に、敦賀高校は羽水高校にそれぞれ勝利し、決勝進出とともに各県3位までの北信越地区大会出場を決めました。
敦賀勢同士の決勝戦は、福井県高校野球史上初。
今日の試合も「球都つるが」を名乗るに相応しい、高校球児らしく清々しい好ゲームを期待する次第です。
 
さて、前置きが長くなりましたが、昨日は関西電力労働組合美浜支部ならびに原子力事業本部の定期大会にお招きいただき、ご挨拶の機会を頂戴しました。
それぞれの支部の皆さんとは、敦賀での労組役員時代からフランクに連携いただいている関係。
日頃の安全を第一義とする原子力発電所運営に対し敬意の念を表するとともに、地球温暖化対策や日本が少資源国であることからしても、原子力発電は今も今後も必要であるとの信念は揺らぎないものであることをお伝えさせていただきました。
 
母体の日本原電敦賀発電所とは隣まちで、商業用原子炉としては、BWRでは敦賀発電所1号機、PWRは美浜発電所1号機が初号機として高度成長期を支え、我が国における原子力の先駆者的役割を果たしてきた関係。
そういった先人達が築き上げてきた重みを噛み締めつつ、今後も自身の思いと原子力職場の思いをともにし役割を果たしていきます。
 

 

 

鉄道と港、そして野球のまち敦賀

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昨日、一般質問の再放送についてご案内しましたところ、視聴いただいた方から励ましのメッセージなどを頂戴しておりますことに対し、この場を借りて御礼申し上げます。
 
さて、昨日は秋の高校野球観戦に。
というよりも母校であり、長男が所属する敦賀高校の応援にと言ったほうが正しいか…。
試合のほうは武生高校に勝利し、ベスト8進出。
敦賀勢は、この日惜しくも敦賀工業が敗れたものの、敦賀気比高とともに8強に2校進出。
選抜につながる北信越地区大会への切符は3枚。
是非ともその切符を掴めるよう敦賀勢の勝利に期待したいと思います。
 
野球に関して言えば、一般質問でも取り上げた敦賀市営野球場の問題。
球場外飛球によるトラブルに端を発した利用停止。
その後、調整が図られ、2年前からはルールを定め利用再開とはなっているものの、試合はおろか打撃すら厳重管理(完全なる外部飛球防止措置要)のもと可能としており、実質「球音の聞こえない球場」と野球場の体を成していないのが現況。
私は、条例にも定める市の保有施設であるが故、本来の機能に戻すのがあるべき姿との考えのもと、市側が利用拡充を目指すと答弁したその後の対応をどうしているのかと質問した次第です。
 
質問の場では時間の関係から、思いを伝えきれませんでしたが、タイトルの通り、敦賀は「野球のまち」です。
 
一度「球都」と調べていただくと分かるのですが、野球の盛んなまちを意味するこのワードを名乗るまちは日本に4つしかありません。
群馬県桐生市、千葉県木更津市、愛媛県松山市、そして福井県敦賀市であります。
こう呼ばれる所以は、大正から昭和にかけて「北陸に敵なし」と恐れられ、7年連続甲子園出場(あの早稲田実業と同じ)の敦賀商業学校の歴史にあります。
 
全身の敦賀町立商業補修学校として設立されたのは明治34年のこと。その後、明治39年には町立敦賀商業学校へ、大正7年には県立に格上げされ、敦商(とんしょう)と市民から親しみを込めて呼ばれていたそうです。
 
当時の敦商野球部に纏わるエピソードは新聞記事や私立図書館特別室に保管されている「福井県立敦賀商業学校野球部外史」にリアルに記載されているので、その一端を紹介します。
 
◉当時、野球部員は、気比の松原の砂浜で練習し「砂野球」とも呼ばれていた。
◉その後、金山旧練兵場(現在の桜ヶ丘)での練習となったが、往復8キロ、バックネットを背負っての移動であった。
◉それに見兼ねた敦商の生徒や保護者、市民までもが声を挙げ、校舎横に自らの手でグランド創設。
◉グランド創設の大正13年は、何と甲子園球場と同じ。
◉効率的な練習が可能となった敦商野球部はめきめき力をつけ、翌大正14年には甲子園初出場。
◉以降、7年連続出場、北陸大会は10年で8度優勝し、「北陸に敦商あり」と呼ばれた。
◉この活躍により、福井県は知らずとも「敦賀」の名前は全国に響き渡った。
◉7年連続甲子園を率いた外海(とのかい)監督は、一度退くものの、甲子園出場を逃した悔しさから、野球部員は外海氏の自宅に押し寄せ直訴。
◉心打たれた、外海氏は再度監督を引き受け、営んでいた貿易商を余所に熱血指導に打ち込み、部員は猛練習に耐え、再度甲子園出場を果たす。
◉晩年、病床の床につきながら外海監督は、金山旧練兵場跡に立つ国立病院の窓の外を眺めながら、思い出に振り返り外史を著す。
 
話しを元に戻しますが、このような人間ドラマあふれるエピソードが、大正から昭和初期にかけて、あの松原のあの市営野球場を舞台にしてありました。
 
その息吹や思いは、その後、敦賀高校に受け継がれるとともに、野球は市民のスポーツとして、市営野球場は、球都つるがのシンボル、聖地として存在し続けています。
敦賀気比高が選抜優勝を果たしたのも、敦賀にこのルーツがあったからなのかもしれません。
 
ですので、単に古い野球場としてではなく、敦賀の野球の代名詞として、100年の歴史が詰まり、市民に愛され親しまれ、敦賀っ子の憧れの場所であるこの球場を大切にすることこそが、歴史と先人に報いる、それこそシビックプライドにつながるものとして、関係者の皆が思いを共有し取り組まねばならないことだと思います。
 
引き続き、このことは主張していきたいと考えます。
 
本日は大変長くなりましたが、思いの丈が詰まったということでご理解、ご容赦いただけますよう宜しくお願いいたします。
 

 

 

 

 

聖地、敦賀市営野球場の実情を確認

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各地で熱戦が繰り広げられている甲子園を懸けた球児たちの戦い。
福井県大会は昨日、ベスト4が出揃いました。シード校三校にプロ注目左腕を擁する公立高が絡み、激戦の様相。準決勝以降も好ゲームを期待したいと思います。
 
さて、昨日は敦賀市営野球場に足を運びました。
敦賀商業時代からの歴史があり、一巡前の福井国体で野球競技が開催された本球場は、敦賀人にとっての野球の聖地。ひと昔前は、一般、高校、学童問わず、皆がここで試合出来るのを楽しみにしていた球場です。
 

 
その球場ですが、2年前に制限付きで利用を再開しているものの、2014年8月には、場外への飛球による近隣住民へ被害を及ぼす危険性があるなどとして利用中止が続いていたという経過があります。
 
球場を覗くと、敦賀高校時代に野球部の監督をされていた先生がおられ、週3回管理に来られているとのこと。その後、球場のスタンドで昔話も含めて現状をお伺いしました。
当時の強豪、PL学園や滝川二高が練習試合に訪れた話しや敦賀高校のエピソードなど、目を細めて話される先生の姿に、野球とこの市営球場への愛情をヒシヒシと感じた次第です。
 

 
試合や打撃練習が出来ない現状にあり、利用再開時に市のスポーツ振興課が発した利用上の留意事項にも以下の記載があります。
・確実に場外飛球しない措置を施し、スポーツ振興課が認めたものに限る。
・場外飛球等が発生した場合に原因を明確化するため、監視カメラで監視することを了承すること。
 
野球というのは、言わずもがな「投げて打って」で初めて成り立つもの。
そういった意味でも、真の利用再開に向け必要な措置は何か、今後より詳細な調査と検討を進めていきたいと考えます。
 

もうひとつの夏の戦い。いよいよ明日から熱戦スタート!

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本日も曇天の敦賀。
 
梅雨模様の天気はここ暫く続くようですが、いよいよ明日からは高校野球福井県大会が開幕。梅雨も何のその、甲子園を懸けた熱き戦いが始まります。
 
選抜出場の啓新高校、北信越準優勝校の敦賀気比高校などのシード校に他校がどう絡んでいくか。
 
30校ながら群雄割拠と呼ばれる福井県大会。とりわけ地元敦賀勢の活躍を期待し、応援したいと思います。
 
そして、既に夏の戦い開始から9日目を迎える参議院議員通常選挙は中盤戦を迎えています。本日も投票行動を促進すべく、この3連休の期日前投票と投票棄権防止を呼び掛けてきたところです。
 
一球一球に全霊を懸けて戦う高校球児、一票一票に思いを込めて投票する有権者。与えられた機会(チャンス)を生かさなければ勝てないという点では同じ。
 
投じる一球、一票が夢や勝利に結びつくよう、このダブルの夏の戦いをともに応援し、自ら行動していきましょう!
 

敦賀の皆さんはお分かりで。勝負ごとの前には必ずカツ(丼)!

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