聖地、敦賀市営野球場の実情を確認

ブログ 敦賀と野球

各地で熱戦が繰り広げられている甲子園を懸けた球児たちの戦い。
福井県大会は昨日、ベスト4が出揃いました。シード校三校にプロ注目左腕を擁する公立高が絡み、激戦の様相。準決勝以降も好ゲームを期待したいと思います。
 
さて、昨日は敦賀市営野球場に足を運びました。
敦賀商業時代からの歴史があり、一巡前の福井国体で野球競技が開催された本球場は、敦賀人にとっての野球の聖地。ひと昔前は、一般、高校、学童問わず、皆がここで試合出来るのを楽しみにしていた球場です。
 

 
その球場ですが、2年前に制限付きで利用を再開しているものの、2014年8月には、場外への飛球による近隣住民へ被害を及ぼす危険性があるなどとして利用中止が続いていたという経過があります。
 
球場を覗くと、敦賀高校時代に野球部の監督をされていた先生がおられ、週3回管理に来られているとのこと。その後、球場のスタンドで昔話も含めて現状をお伺いしました。
当時の強豪、PL学園や滝川二高が練習試合に訪れた話しや敦賀高校のエピソードなど、目を細めて話される先生の姿に、野球とこの市営球場への愛情をヒシヒシと感じた次第です。
 

 
試合や打撃練習が出来ない現状にあり、利用再開時に市のスポーツ振興課が発した利用上の留意事項にも以下の記載があります。
・確実に場外飛球しない措置を施し、スポーツ振興課が認めたものに限る。
・場外飛球等が発生した場合に原因を明確化するため、監視カメラで監視することを了承すること。
 
野球というのは、言わずもがな「投げて打って」で初めて成り立つもの。
そういった意味でも、真の利用再開に向け必要な措置は何か、今後より詳細な調査と検討を進めていきたいと考えます。