敦賀高校がセンバツに王手!敦笑で目指せ甲子園!

ブログ 敦賀と野球


 
冷え込みは厳しいながらも晴れやかな青空が広がる昨日の敦賀。
「まだ決まったわけじゃない」と言い聞かせながらも、思わず顔がニヤついてしまう大変嬉しいニュースが飛び込んできました。
 
日本高等学校野球連盟より「第92回選抜高校野球大会21世紀枠」の全国9地区の候補校が発表され、何と敦賀高校が北信越地区の候補校として選出されました。
 

 
選考理由は次の通りだそう。
 
過去、春4回、夏17回の出場を誇る敦賀高校は、最新の出場が20年前の夏。
近年は、強豪私学に甲子園への道を断たれている。
グラウンドは狭く、バックネットもない状態で工夫を凝らした練習と熱意で、秋の県大会準優勝まで勝ち上がった。
21年ぶりの出場となった北信越大会では、長野日大に4-1で快勝。2回戦で星稜(石川)には完敗したが、名門復活に地元は盛り上がっている。マネージャーが保護者に対し、特別なアプリを使って、練習やミーティングの内容を伝えるなど、一体感のある取り組みを行っている。
北信越は、金沢商(石川)との比較になり、甲乙つけがたいながら、野球の伝統校であることや、恵まれない練習環境を克服していることなど、部活動としての優れた取り組みが評価された。
 
奇しくも、学校近くの市営野球場が利用制限されており、打撃練習に使えなことなどが選考理由につながったことは皮肉なことであるが、十分な練習環境のない中、場所や練習内容を工夫しつつ、勝利至上主義からの脱却を図り、今秋の県大会準優勝、北信越大会では36年ぶりの勝利を収めた。
 
今後は、来年‪1月24日‬に開かれる選考委員会において21世紀枠全国9地区の候補校を東西に分けて最初に東5地区(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)から1校、西4地区(近畿、中国、四国、九州)から1校を選出、さらに残った7校から地域を限定せず1校を選出し計3校が選抜甲子園出場となる。
なお、選出されれば、福井県勢としては初の21世紀枠での出場となる。
 
前身の敦賀商を含め、選抜で4度、夏の選手権で17度の甲子園出場を誇る古豪が目指す、1999年以来の甲子園。
 
野球で敦賀の人を笑顔にするとの思いを込めた「敦笑」を合言葉に白球を追う、「敦高球児」の甲子園出場を心から願い、全国に「球都つるが」の名が響くことを大いに期待し春を待つこととしたい。