旅立ちと出会いが交錯する一週間

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満開を迎える前に散る花びらはどこか切ない気持ちに。
 
ちょうどお花見どころの日曜日となるはずの昨日は、あいにくの強風雨。
 
観測データによれば、最大瞬間風速は23.1m/s(3:01)ということで、これではさすがの桜もたまったものではありません。
 
濡れた道路に模様のように映る桜の花びらは風情があるようで、私には何か志半ばの念が滲み出ていたように感じた次第です。
 
天気のほうは打って変わって、今日からしばらくは晴れ続きということですので、散った花びらに思いを馳せつつ、風雨を耐え忍んだ花、蕾からの開花で織りなす「桜満開」に心寄せる期間にしたいと思います。
 
さて、桜といえば言わずもがな、別れと出会いのシーンの代名詞でもある訳ですが、今週はまさに年度の切り替わり。
 
大学や就職への旅立ちや入社式など、様々な思いが交錯する1週間となりそうです。
 
我が家の長男は就職で地元に残る訳ですが、近しいところでは同級生の従兄弟二人が大学進学のため愛知、石川へ、町内の幼馴染みの二人は東京、福岡へと旅立ちを迎えます。
 
また長男と3年間野球部でともに過ごした仲間も方々全国へ。
 
私も名古屋の大学へ進んだ長女の際に経験しましたが、親にとっては「あの子が一人で暮らしていけるのか」の不安と心配しかないのだと思いますが、そんな心配を余所に本人たちは希望に満ち溢れているからか、どこか自信ありげな様子。
 
ここは涙ではなく、ここまで育てた我が子に自信を持って、ドンと背中を押して送り出してあげて欲しいと思います。
 
旅立ちの後の4月1日は出会いがやってきます。
 
入社式では、先ほど旅立った彼ら彼女らと同じ世代の子達が、人事異動などでは新天地に新たな風を吹き込む社員が来ることになりますが、最大限あたたかく迎えたいものです。
 
こうして、関係者の皆さんにとっては、旅立ちと出会い、不安と期待が入り混じる1週間になろうかと思いますが、敦賀から旅立つ皆さんには特に困難や苦悩の場面に逢った時は、ともに過ごした仲間の顔と故郷の風景を胸に強く乗り越え、大きく飛躍されることを祈念するとともに心からのエールを送り、本日のブログとさせていただきます。
 

【写真は敦賀半島トンネル出口からの敦賀湾と水島。こうした故郷の風景を胸に真っ直ぐ伸びる道(人生)を進もう!】