必ず取り戻す!北朝鮮拉致問題

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晴天の続く日曜日。午前中の町内資源回収作業は汗ばむほどの日差し。
作業のほうは、育成会の親子さん、町内役員の連携プレーにて効率的に終えることが出来ました。

午後は、北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会主催の「拉致・特定失踪者問題の早期解決を願う福井県集会」に出席。
福井県小浜市の地村保志さんら5名が帰国してから17年が経過しましたが、未だ12名の拉致被害者、多くの特定失踪者が救出を待つ北朝鮮による拉致問題。
私としては、旧同盟から続く嶺南地区友愛会の事務局時代(15年程前)に敦賀での集会運営に参加した時から関心を持って注視している問題でもあります。

敦賀での集会は、進展しないこの問題を地方から声を上げ、解決を願うとの趣旨で開催され、多くの参加者がありました。

講演される拉致被害者家族連絡会の横田事務局長

集会では、拉致被害者家族連絡会事務局長の横田拓也氏(横田めぐみさんの弟)からのご講演、拉致被害者で帰国を果たした地村氏からの訴え、越前市・敦賀市の特定失踪者家族からの訴えと続きました。

どなたからの話しも鬼気迫る切実な訴えでしたが、特に印象に残ったのは以下の点でした。

◉この問題は、国家の主権侵害、人権問題であり、求めるのは「全拉致被害者の一括帰国、全員返還」。一歩も譲ってはならない(横田市)
◉北朝鮮自らが拉致問題を解決することは、自国民に明るい未来を示すこと。その際には、独裁者でなく一国のリーダーと認めることも重要(横田氏)
◉被害者家族の高齢化もあり、解決に向けては世代をつなぎ、皆さんには人権問題と関連づけて考えて欲しい(地村氏)
◉拉致は歴史に残すものではなく、解決すべき問題(地村氏)
◉96歳の母は、3年前から認知症。奇しくも息子の記憶が無くなって泣くことがなくなった(敦賀市:特定失踪者の妹さん)

拉致された実経験をもとに訴える地村保志氏

安倍首相が北朝鮮に乗り込めば解決するという単純な問題でないことは明白。当事者の日朝、重要な米朝関係を踏まえた、超高度な国と国の問題でありますが、進展に向け無くしてならないのは「必ず取り戻す」との日本国民の総意。

そのことを示すのは、集会への参加や署名、活動資金の募金、ブルーリボンバッジをつけることなどでしかありませんが、伺ったご家族の悲痛な思いを胸に自身も行動していきたいと思います。
皆さまにおかれましても、趣旨にご賛同のうえご協力いただけば幸いに思います。