国民民主党福井県連設立大会を開催!

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ゴールデンウィークのスタートとなった昨日ですが、私にとってはひとつの節目を迎えた日。
 
3月18日に設立届を提出した国民民主党福井県総支部連合会(福井県連)ですが、昨日はユアーズホテルフクイにて設立大会を開催しました。
 
大会開催にあたっては、設立届を提出して以降、坂井市の川畑孝治議員、南越前町の山本優議員の選挙を戦いつつ、5人の所属議員にて準備をしてきたところですが、この日は雨天にも関わらず、13社の報道陣を含め、70人を超える皆さんにお集まりいただき成功裡に終えることができました。
 
大会では、県連代表に就任いただく矢田わか子参議院議員(全国比例:電機連合)の設立にあたっての挨拶から始まり、ご来賓挨拶では、連合福井より矢野義和会長、立憲民主党福井県連からは三田村輝士代表(越前市議会議員)、そして党本部からは玉木雄一郎代表からそれぞれ頂戴した後、川畑議員と私から活動方針や役員体制などの各議案を提案し、承認をいただきました。
 
また、大会終了後は、玉木代表、矢田県連代表と連合福井三役の皆さんとの意見交換、さらにその後は記者会見と続き、一連の準備をしてきた私としては、全工程を終えた時は安堵感と達成感に包まれた次第です。
 
私の安堵感はさて置き、全てのイベントで感じたのは、玉木代表と矢田県連代表の誰に対しても真摯に熱く語り掛ける姿。
 
玉木代表は背筋をピンと伸ばして颯爽と、まさに「政策で日本を動かしていくんだ」とばかりに語る姿はまさに、党を牽引する若きリーダー。
 
時折関西弁混じり(大阪出身につき)で歯切れ良く、気迫あふれる言葉を語る矢田県連代表には、良い意味で姉御肌の強さを感じた次第です。
 
印象ばかりを述べていても説得性がないので、一連の工程を通じ、玉木代表が訴え、丁寧に説明されていたことのポイントを以下にご紹介したいと思います。
 
【玉木雄一郎代表の発言より】
 
◉何をやっていく党かと問われれば、「給料が上げる経済」を実現していく党である。アメリカでは倍に増えている実質賃金が、日本ではこの30年下がり続けている。これは働いている人が悪いのではなく、経済政策が悪いからこうなっている。経済4法案など具体的に提案していく。
◉給料が上がらない国で若い人が頑張ろうと思うか。若い人に将来への希望を与えるため、ひいては日本の将来のために取り組む。
◉ウクライナ情勢で顕著化しているよう、グローバル化で失ったのは産業や食料を始めとしたあらゆるモノの自給率。モノを作ってもお金はどんどん海外に流れている。自給率を高め、内需拡大の好循環を生み出すことで、お金を国内で回るようにしていくのが基本的経済政策の考え。
◉「人づくりこそ国づくり」。イノベーションと言うが、それをやるのは人であり、ここ30年は「人づくりへの支援」が徹底的に無かった。教育や科学技術に対する予算を削る一方、年金、医療、介護などの予算は3倍に増えている。こうした予算配分のツケが今顕著に表れてきている。未来への投資を怠ると成長しないのは明らか。
◉そこで提案しているのが「教育国際」であり、高度成長期では効果的であった建設国債よりも「人への投資」の方が効果が大きいと考える。生涯一億円の税を払ってくれる人に受益を先に投資しても元は取れるし、借金にはならない。富裕高齢者であれば1兆円や2兆円はすぐに売れると踏んでいる。
◉トリガー条項凍結解除に拘っているのは、自動車保有率の高い地方が困っているから。今の政府の補助金は9月までであり、その後の対応はなく、広く税負担を引き下げることが最も有効と考えている。
◉凍結解除で言われる地方交付税の5000億円減に関しては、トリガーでは税収減が1.5兆円/年なのに対し、補助金は倍の予算を掛けている。配るのは良いが減税はダメとの財務省の考えに左右されるのではなく、実行的な施策を実施すべき。わが党はこれを実現させるべく本気で交渉していく。
◉他政党との関係を問われるが国民民主はどの党とも等距離。政策本意で連携していく考え。
◉立憲民主党との連携に関しては、野党第一党としては幅広い層に支持を得ないといけない訳ですが、労働者にもいろんな立場の方々がいる中で、綱領に「原発ゼロ」と書いてあるなど、個別具体策を強く言うのはどうなのかと。後は共産党との関係を明確に整理してもらわないといけない。
 
話されたポイントはこれまでとさせていただきますが、お世辞なしで、大変分かりやすく、私自身思わず聞き入ってしまった次第。
 
会場にいらした皆さん、それから報道の記者さんの表情を見るに、私と同じであったかと拝見したところですが、全てにおいてクリアで実効性に資する考えを持っているのが玉木雄一郎代表だと、政治家として、そして一人の人物として正直イチファンになったところです。
 
男が惚れる男(変な意味ではなく)というのはそうそういませんが、この日はその男に出会ったといっても過言ではありません。
 
そんなことを感じながら、小松空港からの最終便で帰京する玉木代表、矢田県連代表を見送り、一日を終えた訳ですが、福井県連としては、ここからが本当の意味でのスタート。
 
まずは夏の参議院議員選挙に向け党勢拡大を図るべく、内から外に出て行動あるのみです。
 
今後、街頭などで「こくみんうさぎ」とともに立っている姿を見掛けましたら激励などいただければ幸いです。
 

【全工程終了後、男が惚れる男「玉木雄一郎」代表とツーショット撮影 ※撮影時のみマスクを外しています】

【設立大会の様子】

【連合福井三役の皆さんとの意見交換】


【記者会見の様子】

【最後は福井県連所属議員と記念撮影】