「健康管理」の秘訣は?と問われれば

ブログ 敦賀の歴史・文化

一昨日は選挙の開票対応で就寝が2時頃になった訳ですが、翌日「当選」の余韻から覚めてくると、どこか身体がすっきりしない自分に気づきました。
 
ぐっすり寝た今朝は絶好調に回復しておりますが、本日はこのことで思い返したことを述べたいと思います。
 
突然ですが、「健康第一」、「身体が資本」と良く言いますが、皆さんは何に一番気をつけてらっしゃるでしょうか。
 
食事や運動など、人それぞれの体調や体型、年齢によって様々かと思いますが、私が気をつけているのは「睡眠時間」と「ストレスを溜めない」ことです。
 
まず「睡眠時間」に関しては、以前に、三半規管の調子がおかしくなったのか、めまいと車酔いのような吐き気が突如起こり、堪らず救急外来で医療センター(前の国立病院)で診てもらったことがあり、その際は2時間ほど点滴を打って横になっていましたら、症状が嘘だったかのように治ったという経験があります。
 
その際、先生の勧めで、後日耳鼻科でも三半規管の検査をしてもらったのですが「異常なし」ということで、結果「疲れから来る一時的なもの」と診断され、大事には至らず安堵した訳ですが、「疲れ」に関して確実に思い当たるのが、症状が出た日も含め、3日間ほど睡眠時間3時間の生活を続けていたということ。
 
決して遊んでいて遅くなった訳ではないのですが、私の中では、これが原因で起こったに違いないとし、極力6時間以上の睡眠を確保出来るよう生活改善を図った次第です。
 
それからというもの、全くその症状は現れておらず、あの時自分の身体が「あんま無理させんといて」と教えてくれたものと、今ではそう思うようにしています。
 
次に「ストレスを溜めない」ことに関しては、よく「議員はストレスばかりで大変でしょ」と言われますが、自分では「自ら手を挙げてやらせてもらっているのに、辛いとか言ってはバチが当たる」と常々思っていることもあってか、幸いそういうことをあまり感じたことがないというのが実感としてあるところ。
 
いわゆる「能天気」な部類に入るのかも知れませんが、仮に稀にあった場合も、ひとつ助けられているのは自然と気持ちをリセット出来る場所があるということかと自分では思っています。
 
これも人それぞれにあろうかと思いますが、私にとってその場所とは、四季折々出会う、敦賀の素晴らしき風景です。
 
山に海、季節ごとに表情を変える風景を見ていると不思議と心が和むとともに、同時に郷土の歴史を感じれば自分の悩みなどちっぽけに思え、スッとクリアな気持ちに戻れるもの。
 
その代表格は、敦賀のシンボルマウンテン「野坂山」になろうかと思いますが、先日も麓を散歩しているとこのような風景に出会いました。
 

 
解説不要かと思いますが、この田植え前の「逆さ野坂」からは、雪が解け、春が訪れ、生命(稲)を吹き込む準備を整えていく。
 
そのように思え、その雄大さとともに、眺めていると「ヨシ頑張ろう!」との気持ちになるもの。
 
また、こうした景色を知ってもらおうとSNSにも投稿すると、ある方からこのようなコメントを頂戴したので紹介いたします。
 
「この雄大な自然景観を映す鏡は、人々が千年以上に亘る開墾、耕作によって沃野へと作り上げてきた優れた文化的景観ですね。素晴らしいショットです。」
 
こうして格の高い、ありがたきコメントを拝見するに、元来は砂礫が堆積する扇状地を、先人たちが千年以上を掛けて作り上げてこられたことを思えば、先人たちも同じようにこの「逆さ野坂」を眺めてきたのだろうなと感慨深い気持ちになった次第です。
 
話しがやや横道に逸れましたが、逸れてしまうくらい「ストレス」のことなど忘れてしまってましたね。
 
わが胸に郷土の風景があれば、いつでもどこでも頑張っていける気がする。
 
そのような気持ちにまでさせてくれる訳ですが、今後も「睡眠時間」に気をつけ、「郷土の風景」に癒され、助けられながら、「健康第一」で頑張る所存です。
 
言い忘れましたが、市民の皆さんは是非、野坂山の麓、夢街道沿いに映る、「季節限定」の「逆さ野坂」をご覧になってみてくださいね。
 
本日は、私の他愛のない話しにお付き合いいただきましたこと感謝申し上げます。