開幕9連敗。未だ「春」訪れず。

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この季節の楽しみは何と言っても桜。
 
ここ敦賀はといえば、名所の金崎宮では見頃になっているようですが、私の近所を含め、街中の桜はまだ咲き始めといったところ。
 
そんな昨日の朝、久しぶりに野坂の麓を散歩すると、畦にはついこの前顔を出したばかりの「つくしんぼ」がニョキニョキと成長していました。
 
野坂山をバックに伸びる姿は逞しく、「主役は俺だ」と言わんばかりに思えた訳ですが、咲き始めた桜と同じく生命力と春を感じるひと時となりました。
 

【野坂の畔で伸びるつくしんぼに思わずニッコリ。子を見守る親のような気持ちにもなりました。】
 
さて、本来私の立場で特定のプロ野球チームのことは言わない方が良いのかと、これまでも極力控えてきたところですが、セ・パ両リーグを通じてまだ「春」が訪れていないのが阪神タイガース。
 
開幕7連敗以上して優勝したチームは過去にないとのデータがあるそうですが、この週末は宿敵巨人にも3連敗を喫し、これで開幕から9連敗となりました。
 
開幕連敗の最長記録は1955年のトンボ(その後消滅)と1979年西武(2分け挟む)の12連敗だそうで、阪神は並んでいた1979年ヤクルトの8連敗を抜いて、セ・リーグの開幕連敗ワースト記録を更新しました。
 
元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏は、開幕前に今シーズン限りの辞任を表明した矢野監督の会見に対し、「私には考えられない会見の仕方ですよ」との考えを示したうえで、阪神が連敗を脱出するには「ピッチャーがゼロに抑えるか、乱打戦に持ち込むか。それで流れをつかんでいくってことしかないだろうと」とコメントしていましたが、思わず私も大きく頷いた次第。
 
1勝が遠い阪神は明日5日からDeNA戦。
 
今季初、本拠地甲子園でのゲームとなりますが、とにかくあの暗い雰囲気のベンチを一掃し、選手には、選抜大会で熱闘を見せたあの高校球児たちのようにガムシャラにプレーする姿を見せてもらいたいと思います。
 
敦賀の桜が満開となる頃には、阪神にも春が訪れているであろうと気長に見守りつつ、自分自身は今週も元気にスタートしたいと思います。
 

【リーダーが俯いている組織に未来はない!つくしんぼのように上を向くんだ矢野監督!】