秋に咲く花あれば散り行く花もあり

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昨日は、県内各市町の議会議員が集まっての合同研修会。
 
敦賀市議団は、会場の福井市フェニックスプラザまでバス移動ということで、12時出発の10分前に市役所駐車場に到着すると1本の電話が…。
 
実は、集合は11時45分だったらしく、「いまどちらですか?」と議会事務局さんからの心配の電話でした。
 
時計を見ると当然、既に5分遅刻状態ということで、そこからバスまで全力疾走。
 
出発には間に合ったものの、集合時間に遅れるというのはやはり申し訳ないもの。
 
家に帰って確認すると1週間ほど前のファックスに、しっかり「11時45分集合」と書かれた詳細案内が届いていました。
 
連絡事項に十分留意し、「時間を守れ」の基本行動遵守を念頭に、今後一層注意していかねばと反省。。。
 
さて、その議会議員合同研修会については、座席指定、十分な離隔距離をとるなどコロナ対策を講じての開催。
 
1部は早稲田大学マニフェスト研究所招聘研究員からの「議事機関としての質疑・質問のあり方とは」、2部も同じく早稲田大学大学院教授による「最新の国際情勢と日本の針路」と題した講演を拝聴しました。
 
評価する立場にはないのですが、1部の方では、講演者の過去の負のご経験を、さも旧態依然と言わんばかりに、今でもあるかのように話されるシーンや気分を害するような言葉遣いがあり、正直、この場で講演いただくのに相応しい方なのかと率直に思いました。
 
そう感じたのは、私だけでなかった様子でしたので、議会改革が進んでいるところとそうでないところの差はあるにせよ、嫌悪感を抱くような内容は慎むべきと感じた次第です。
 
2部のほうでは、主の題目に加え、コロナの実情など新たな知見が得られました。
 
前述の通り、県内各市町の議員、これに議会事務局さんも同行される一同に介しての研修会であり、バス代や会場費含め税金で賄われることに加え、皆の「時間」を使うもの。
 
今後も「費用対効果」をしっかり念頭に置いた内容に構成いただきたいと思ったところです。
 
話しは変わりまして、昨晩は「運命を決めるクジ」。
 
この時期恒例のプロ野球ドラフト会議が開催されました。
 
私世代のドラフト会議といえば、江川卓、桑田と清原など社会現象にもなった当時を思い出す訳ですが、ちょうど高校3年で高校球児であった長男と同世代の選手がドラフトにかかるとあって、テレビの生中継を観ていると、上位で複数球団が競合する選手もいれば、最後の最後に育成選手で指名される選手もあるなど、やはりそこには人生ドラマがありました。
 
地元敦賀からは、敦賀気比高校の笠島選手(投手)が巨人、長谷川選手(野手)が西武にそれぞれ育成選手で指名されました。
 
笠島選手は大学進学との報道もありますが、長谷川選手を含め、今後プロ行きの選択をされた際には、敦賀から巣立ちチャレンジする姿を応援したいと思います。
 
こうして、希望や夢に向かい進む姿がある一方、約100人の選手がこのシーズンで現役引退されるのだそう。
 
秋に咲く花あれば、散り行く花あり。
 
先日見た、鮮やかに咲き誇る莇生野のコスモス畑と重なり、浮かんだ言葉です。
 
引退の理由も様々あれど、「やり切った」、「悔いはない」と思えたのであれば、それに勝るものはありません。
 
そうした人生模様を見るに、我が身に置き換えてもいつ散ることとなっても悔いなきよう、一日一日、その一瞬一瞬を大切にし生きるべしと秋の夜に思う一日となりました。