祝!「東浦コミュニティ運営協議会」設立!

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26日に召集された203回国会(臨時会)は、本日より菅首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われます。
 
衆議院が28、29の両日、参議院が29、30両日の予定となっている訳ですが、本国会に臨む野党の姿勢を見ると、立憲民主党がGoToキャンペーンの影響などコロナ対策の追及に加え、日本学術会議が推薦した会員候補のうち6名の任命が見送られたことについて「徹底的に撤回を求めて戦う」構えだそう。
 
次期衆議院選挙での連携を念頭に、共産党も立憲民主党と同一の歩調を取るとされています。
 
一方、立憲民主党との共同会派を離脱した国民民主党は、新型コロナに関し、「11月中に追加の現金給付を含む新たな追加経済対策をまとめ政府にぶつけていく」としたほか、立憲民主党が慎重な国会での憲法審査会の開催についても「基本的な立場は違っても議論をしっかり積み重ねていくことが大切だ」と積極姿勢を見せ、政策提案を通じて独自色を出す考えとのこと。
 
正直申し上げ、立憲民主党が共産党とタッグを組み、追及と称した「揚げ足取り」や国税を投じながら国益を失するかの日本学術会議の問題をヒステリックに叫ぶ姿が目に浮かびますが、言論の府にあるまじきこの構図にはもううんざり。
 
このコロナ禍において臨時国会の開催を要求してまで行うべきは何かを考えれば、政権の失点稼ぎやパフォーマンスに時間を費やしている場合ではありません。
 
コロナ対策など近視眼的な課題、憲法改正など我が国の長期的課題に対し、言論を持って論ずる真の国会の姿に足るのはどの政党か、本国会を通じ、しっかり見極めることが出来るものと考えます。
 
以前にも述べた通り、政治の力は「数」であれど、国民の信頼を得るのは「信念を貫く」姿。
 
皆さんにおかれましても、その点ご留意いただき、今後の国会の動向に注視いただきたく存じます。
 
話しを身近なことに置き換えますが、さる10月23日、敦賀市の東浦地区にて「東浦コミュニティ運営協議会」が設立しました。
 
実は私、議員になって初めての一般質問で取り上げたのが「人口減少対策と地域コミュニティの維持について」でありまして、既にコミュニティ運営協議会を設立している粟野地区に次いで、他の地区も続けるよう行政としての支援のあり方などについて意見提起するなど、自身としては一丁目一番地のテーマともしているところ。
 
東浦地区においては、以前より区長会長さんとも連携させていただいていました。
 
そうした経過のもと、本協議会は、昨年11月に検討会を立ち上げて以降、5回の会議を通じ、地域の活力源である若手リーダーを事務局に配置するなどの体制構築のもと、晴れて設立を迎えたもの。
 
この東浦地区は、少子高齢化に加え、過疎化も進み、地域の行事運営の基礎的活動や歴史文化の継承までもが困難になっていることを踏まえ、地域全体の人のつながりと互いに支え合い、補い合うことで、豊かで温もりのある地域としていくとの目的のもと、本協議会がその役割を果たしていこうというものであり、生まれ育った地域への強い思いと新たな組織にてチャレンジする姿勢に敬意を表するとともに、私自身、大変嬉しく思うところであります。
 
今後は、市の「コミュニティ事業運営交付金」なども活用しながら、11地区の区長さんを中心にスポーツ協会、老人クラブなど様々な地域団体が補完し合うスタイルで来年度の東浦夏祭りに向け活動を進めるとのことであり、私にとって第二の故郷とも言えるこの東浦地区のため、出来うる限り活動に協力していく所存です。
 
この日は、現状の地区全体の課題などもお伺いした訳ですが、これとは別に以前から気になっていた場所の現場調査も行うことが出来、大変有意義な時間を過ごしました。
 
その気になる場所とは「杉津」にあったのですが、ちょうど同級生が関係している場所でもあり、連絡したところ急遽ガイドに駆けつけてくれ心より感謝。
 
赤裸々に申し上げることは控えますが、地域の歴史に加え、自慢のスポットの紹介、そして互いの夢まで語り会うことが出来ました。
 
古から変わらぬ東浦からの景観は、敦賀の宝のひとつだと思います。
 
こうした自慢の宝を持つ地域にお住まいの方が、こうして新たな組織を立ち上げ故郷を維持していこうとしている今、この地域を守り、持続的発展につなげるために私自身何をすべきか。
 
地域の皆さんの声を原点に、今後も連携のもと活動にあたっていきます。
 
以上、東浦地区への思いを込めて、素晴らしき杉津からの眺めをご紹介し、本日のブログとさせていただきます。