批判するなら対案を持て。それが国民民主党だ。

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9月定例会と並行して準備を進めてきている「議会報告会」。
 
今年度は「3年ぶり」となる参集型で11月11日(金)にプラザ萬象小ホールにて開催するほか、「出前報告会」と称し、敦賀市区長連合会、敦賀市PTA連合会、市内の子育て団体(未就学児世代)の3つの団体にお伺いし、今年度の定例会トピックス紹介や意見交換を行うこととしています。
 
既に開催案内チラシも作成し、今後は議員皆で配布することも計画しているところ。
 
そうした中、昨日は、同委員会委員長の私と副委員長の林惠子議員とで、地元ケーブルテレビで放映する「告知番組」に向け撮影を行いました。
 
この「議会報告会」は、敦賀市議会基本条例にて実施することが定められているものですが、「そう決まっているから」の「やらされ感」ではなく、より市民の皆様に「近くて分かりやすい」議会と感じてもらえるよう、積極的に対応しているところですので、皆様奮ってご参加いただけますようお願いいたします。
 
なお、詳細のご案内は、また追ってさせていただきますので。
 
さて、こちらも定例会と並行して開催されていた第210回国会(臨時国会)。
 
昨日までで衆・参両院での岸田総理大臣の所信表明演説に対する質疑が終わりました。
 
それぞれの党が、戦略を練って臨んだものと思われますが、皆さんはどうお感じになられたでしょうか。
 
割り振られる質疑時間も短く、割かれる紙面も小さいのが本当に悔しくて仕方ないのですが、いかんせんそれは小数政党の性。
 
即ちそれは国民民主党のことを意味する訳ですが、6日に行った玉木雄一郎代表の質疑においては、まったく報道はされませんが、岸田総理の答弁の中で、我が国の安全保障上、極めて重要な話がされています。
 
それは、日本の継戦能力や装備品の可動数について「必ずしも十分ではない」と、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣が認めたことです。
 
国会の答弁でこのことが明らかとなること自体、由々しき事態にあると思う次第ですが、これだけ国際社会が緊迫する中であればなおのこと、防衛費増に異論を唱えている場合ではく、必要な予算の増額を始めとした対策が急務であることは明白であると考える次第です。
 
玉木代表は、限られた15分の質疑時間の中で、台風被害、賃上げの基本認識、日本経済、一律10万円のインフラ手当、円安メリットを生かした財源捻出、再エネ賦課金停止による電気代値下げ、電力自由化の見直し、総理はまず原発リプレースの決断を、自衛隊の継戦能力、中距離弾道ミサイルへの対応、子育て支援策の所得制限撤廃、学生支援、「年収の壁」の問題、旧統一教会への現行法適用などについて質問。
 
ご覧いただければ分かるのですが、これらは批判や単純質問でなく、すべて具体的な提言型となっています。
 
とりわけ、「原子力発電の活用」に関しては、「総理は所信で次世代革新炉の開発・建設について専門家による議論の加速を指示したと述べましたが、いくら検討を指示しても、建設をまず決めなければ、電力事業者が投資に踏み切ることはできません。総理、岸田内閣として原発の建て替え、リプレースを行うと今ここで明言してください。」と意見しています。
 
なお、玉木雄一郎代表の質問は、動画でまとめた「たまきチャンネル」、活字であれば国民民主党HPにてまとめたものがありますので、ぜひ以下のリンクよりご覧ください。
 
 →たまきチャンネル(YouTube)はこちらから(27分の動画です)
 
 →玉木雄一郎代表の質疑全文はこちらより(国民民主党HP)
 

 
他の野党が「焦点」と足を引っ張ることに躍起になっている「旧統一教会」については、「まず、国会に調査特別委員会を設置し、物価高対策など本来の政策議論と同時並行でできる枠組みを作ることを提案します。」と意見しています。
 
全国キャラバンで多くの国民の声を聞き、この問題で本来の国会議論を止めてはいけないと強く認識しているからこその意見です。
 
まさに「対決より解決」。
 
こうしたことがまったくと言っていいほど報道されないのが本当に残念ですが、Twitterなどではしっかり評価されているところ。
 
「批判だけの議員は胸のバッジを外せ」、「批判するなら対案を持て。それが国民民主党だ。」と福井駅前で力強く語った玉木代表の言葉は、しかと胸に刻み込んでいます。
 
この言葉に国会議員も地方議員もありません。
 
信念をもって突き進む玉木代表に続けと、私も行動するのみであります。