思い出刻む「第41回敦賀マラソン大会」

ブログ まちづくり

新潟県で開催されている秋季北信越高校野球大会。
 
春の選抜を懸けたこの大会ですが、敦賀気比、福井商業、北陸の福井県勢3校が快勝し、ベスト4へ。
 
ここまで県勢が独占するのも珍しいことかと思いますが、選抜切符がかなり近づいたのは事実。
 
準決勝以降も「野球どころ福井」の名を轟かせて欲しいと思います。
 
さて、秋晴れに恵まれた日曜日でしたが、地元では、3年ぶりとなる「第41回敦賀マラソン大会」が開催されました。
 
市総合運動公園陸上競技場を発着点とする新コースで開かれたこの大会は、コロナ禍を踏まえ「県内在住者限定」の参加ではあったものの1168人がエントリー。
 
私はランナーとしてではなく、敦賀市陸上競技協会の立場で審判役員として参加させていただくため、7時前に競技場に行くと、既にカラフルなウェアに身を包んだ方、体操着の子ども達が集まってきており、親子で談笑する姿を微笑ましく感じたところです。
 
なお、私自身、陸協に名を連ねているものの、今年度も大会審判と所用が重なり、参加できないことが多いことを若干恐縮しつつ、競技場に向かった訳ですが、皆さんからは「久しぶりやな」「頑張っとるな」などとあたたかい声を掛けていただき感謝。
 
また、この大会は、コース各地点の係は、市内各スポーツ団体協力のもと行うとあって、団体に所属されている議員の方、市役所の方、以前一緒に仕事してた方など、様々な方とお会いし暫し会話するなど、こちらも楽しくも懐かしき時間となりました。
 
その後、競技場前に続々と参加者が集う中、バスに分乗し各地点へ出発。
 
私は、10キロ折り返し地点の審判ということで、市立敦賀病院前で下車、準備のうえ、9時スタートのランナーを待つと、敦賀気比の高校生2人を先頭に、その後続々と折り返し。
 
審判は黙って見てれば良いのかもしれませんが、そこは元陸上競技部の性。
 
後半に向かうランナーおひとりお一人に「ファイト!」「頑張って!」と声を掛けた次第です。
 

【ランナーを待つ間のひとコマ。赤い審判帽に歴史を感じました。】
 
こうして役割を終え、バスにて競技場に戻った訳ですが、会場は走り終えた皆さんの笑顔や会話であふれており、気温上昇に加え、コース最後の難関「看護大学前の登り坂」を乗り越え、それぞれのペースで完走されたことを嬉しく思いました。
 
こうして考えれば、41回を数える敦賀マラソン大会は、随分昔は浜グラウンド出発で西浦方面へ、その後運動公園発着に変わり、相生町出発の神楽ゴール、そしてまた運動公園発着へとコースも変遷を辿る訳ですが、それぞれのコースに残された自身の記憶も思い返した次第。
 
さわやかな青空の下、汗を流すのみならず、敦賀の地で、今回は特にコロナ禍を経て再開されたとあって、昨日も皆さんそれぞれの思い出が刻まれたことに、回を重ねるマラソン大会の意義があるのかもしれません。
 
再開された敦賀マラソン大会ですが、来年こそは「県内限定」の枠を解除され、一層盛大に開催されることを祈念いたします。
 
最後に、参加された選手の皆さん、本大会の企画から準備、運営に携わられた多くの関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。