年末年始も任務にあたる方々に敬意と感謝

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世間がお正月気分のなか、年末年始もなく任務にあたる方々には敬意と感謝しかありませんが、実は地元の消防署に勤務する長男もその一人。
 
ちょうど元旦が勤務日にあたることから、昨日は早朝より出掛けていく姿を見送った次第です。
 
これで2年連続、家族が一人欠けての元旦ではありましたが、本日無事に帰宅後は束の間の正月気分を味わって欲しいと思います。
 
こうして地域の安全を守る消防や警察はもとより、年末に山形県であった土砂災害の救出活動にあたる自衛隊の皆さんの姿を見るに頭の下がる思いですが、枠を広げればその最たるは国防にあり。
 
意図は不明ながら、元旦未明に発射された北朝鮮による弾道ミサイル対応、尖閣諸島に目を向ければ、領海外側にある接続水域を航行する中国海警局の船4隻(うち1隻は機関砲のようなものを搭載)に対し、第11管区海上保安本部の巡視船が領海に近づかないよう警告。
 

【尖閣諸島を含む東シナ海上空(産経NEWSより引用)】
 
さらには、中国軍のWZ7偵察型無人機1機が同日午前から午後にかけ、沖縄本島と宮古島の間を抜け、東シナ海と太平洋を往復したことから、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)し対応しています。
 
このような周辺国による動きは牽制だけではなく、実効支配を狙うものと危機感を高めるところですが、ここで言ってるだけの私と違い、現場の緊張感たるや想像を絶するものと思う次第です。
 
そう思えば、こうして穏やかに正月を過ごせるのも、地域の安全や我が国の領土、領海を守るとの高い使命感のもと、献身的に任務にあたっていただいている方々があってのこと。
 
新年二日目の話題としてはふさわしくないと思われるかもしれませんが、馬鹿騒ぎばかりの正月番組が流れる裏で、危機感をもって対応されている現場の姿を少しでも思い浮かべていただければ幸いに存じます。