届け議会の考え!百条委員会調査報告書を議決する!

ブログ 敦賀市議会

昨日、敦賀市議会3月定例会が開会。
 
市長提案理由概要説明に続き、理事者より49件に及ぶ議案の説明・活発な質疑(1〜17号議案は予算関係につき省略)がされました。
 
また、開会に先立ち開催された、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会(以下、百条委員会)においては、これまで5ヶ月間に及び調査を行なってきた内容、議会として求めることを取り纏めた調査報告書を委員会として承認、これをもって解散することを確認。
 
敦賀市議会初となる百条委員会は、委員会13回、準備会18回を数え、リラ・ポートの指定管理に係る市の履行状況や不適切な事務行為がなかったかの調査事項の範囲を遵守し、調査を進めてきました。
 
委員として参画させていただいた私が言うので間違いないのですが、委員長始め、委員各位の皆さんの本委員会に臨む姿勢として、恣意的に市に不作為を負わせることや犯人探しをするような姿勢は全くなく、至って真摯に、地方自治法第100条の趣旨に則り、提出された証拠・証言に基づく「客観的且つ公平な視点」での議論を最後まで貫きました。
 
こうして作成、委員会認定した調査報告書について、開会初日の議会に上程し、百条委員会を代表して福谷正人委員長より報告。
報告は1時間20分にも及ぶ超大作となりましたが、これまでの経過や取り纏めた不作為・不適切事項、再発防止対策、さらには早期の営業再開に向けた協議を求めた内容は、正確に全議員及び渕上市長を始めとする理事者の皆さんにお伝え出来たものと、委員の一員として受け止めます。
 
調査報告書については、全会一致で議決。
 
上記に述べた姿勢で取り纏めた報告書であること、議会で議決した重みも不踏まえ、今後は、市に本内容を真摯に受け止めていただき、最善の方向に向けた対応がされるものと信じています。
 
視線を市民の立場に置き考えれば、必ずや最適解が見出せると思いますし、またそれを蔑ろにするようでは、行政も議会も存在意義や価値は全く無いと思います。
そんな敦賀市でも敦賀市議会でも無く、「市民第一で考動」する両輪であることを、本事案への対応を持って市民の皆さんにお示し出来るよう、私の立場でも引き続き尽力していきます。

(18時過ぎの市役所。必ずや受け止めてくれると信じ、後にしました)