七夕の星空に願いを込めて

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今日は七夕。
 
昨日までの曇天から一転、天気予報は「晴れ」となっており、夜空に浮かぶ天の川を眺めると思うと、朝から楽しみが募るところ。
 
また、七夕といえば、願い事を書く短冊ですが、元々は5つの色(青、赤、黄、白、黒)があり、中国の陰陽五行説という考え方に由来しているそう。
 
陰陽五行説とは、自然界のすべてのものを木、火、土、金、水の5つにあてはめて説明することができるという考え方で、五色の他にも、人間が真面目に生きて行く意味の「五徳(仁・礼・信・義・智)」もあてはめられているとのこと。
 
現代の日本では、短冊の色はあまり意識されなくなりましたが、願い事にあった色に願い事を書くことで願いが叶いやすくなるとも言われているようですので、この機会にそうした意味合いを意識してみるのも良いかもしれませんね。
 
さて、話しを変え、ここ最近ブログに取り上げることのなかった新型コロナウイルス感染ですが、福井県では6月28日に71人まで新規感染者が減少し、7月1日発表までは二桁であったものの、2日には108人と再び100人超え、昨日6日は187人にまで増加する状況にあります。
 
国内全体に目を移しますと、昨日は新たに4万5千人を超える感染者が確認されたほか、前週の同じ曜日からほぼ倍増、全都道府県で増加したとのこと。
 
4万人を上回るのは5月18日以来で、オミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりが進み、専門家は「感染拡大の傾向が顕著」と警戒。
 
「BA・2」より感染力が強いとされる「BA・5」がどの程度拡大するかは、「今後1~2週間の状況を注視しなければならない」としているところですが、昨年12月以降の流行「第6波」で広がったオミクロン株「BA・1」はその後、派生型の「BA・2」に置き換わり、現在は別の派生型「BA・5」の感染とみられる例が全体の25%超を占めるとのデータからすれば、こうしたウイルスの変化・特性に応じて対応を続けていかねばならぬことを改めて認識するところです。
 
感染拡大が続けば、医療提供体制の逼迫も懸念されると、特に東京の感染者の病床使用率は6月中旬から上昇に転じていることに加え、猛暑による熱中症患者の入院とも重なり真夏のコロナ拡大は注意が必要としています。
 
この意識は全国的にも同じかと思いますし、県内の実行再生産数は5月21日以来「1」を超え、昨日は「1.08」でピークが立っていることも踏まえ、引き続き自分自身の感染対策意識を継続せねばと思う次第です。
 
冒頭の短冊に戻り、自分なら願いごとに何を書くか。
 
2年以上苦しめられているこのコロナの収束、ロシアとウクライナの早期停戦と世界平和、エネルギー危機からの脱却、参議院選挙での「竹詰ひとし」当選と国民民主党の躍進、家族皆が健康で過ごせることなどなど、次々に頭に浮かんでくる訳ですが、ここで選択する「ひとつ」を紹介するのは控え、今晩我が胸の中でそっと願うことにしたいと思います。
 
皆さまにおかれましても、何かと心配ごと多き世の中にあって、今晩くらいはロマンチックに天の川を眺めながら、願いを託してみるのも良いのではないでしょうか。
 

【色とりどりの短冊。皆さんおひとりお一人の願いが叶いますように】