【参考掲載】「第76号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)」に対する討論全文

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令和4年第4回定例会最終日の採決にあたり、私は、「第76号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)」に対し、委員長報告(原案の通り認めるべき)に賛成の立場から討論を行いました。
 
以下、討論全文を掲載しますので、参考までご覧ください。
 
《賛成討論(全文)》
 
市民クラブの山本武志です。
私は、会派を代表して、第76号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)の件について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。
 
まず、本補正予算に挙げられている事業は、ふるさと納税寄附額の上方修正を踏まえ対応するもの、過年度分の国庫負担金・補助金等の精算に伴い返還を要するもの、新幹線開業に向けた機運醸成を図るもの、道路改良や災害復旧に伴うものなど、その必要性と費用は妥当であると評価するものであります。
 
そのうえで、コロナ禍において市内の消費拡大を図るため、電子クーポン「つるが割」4万2千枚分を追加発行する商工費の「消費喚起推進事業費」2550万円については、その効果、メリットがより広く市民全体に行き届くよう、一層の啓蒙活動やマイナンバーカード取得申請時などと併せた利用周知に努められることを求め、認めるべきことといたします。
 
また、同じく商工費における「ポーランド人道支援金」500万円については、長引くロシアによるウクライナ侵攻のなか、避難民を献身的に支える隣国ポーランドに対し、歴史的に深いつながりにある本市として、今年度2回目となる支援金を送ることに賛同いたします。併せて、昨日までで35回に亘り市ホームページに掲載されている社会福祉法人「福田会」からの現地支援活動報告では、支援金が現地での支援活動費用に充てられていることを知ることができますが、引き続き、尊い人道、さらには恒久平和を願う市民の思いとともに、この支援金が現地で生かされることを切望いたします。
 
なお、反対討論にて「納得いかない」とありました、「金ヶ崎周辺等デザイン計画策定事業費」556万4千円に関しては、今後金ヶ崎エリアの整備を進めるうえで大きな鍵を握る、JR貨物が所有する用地の取得に向け、福井県との関係性や負担割合を現在調整を行うなかにおいて、まずは適正な価格等の把握を行うべく、敦賀市が前面に立って対応することは理解できるものであり、否定するにあたらないものと考えます。
 
以上、「第76号議案 令和4年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)」の件について、委員長報告に賛成の討論といたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。