2026年9月17日
「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例」など3項目について一般質問を行う
続く、敦賀市議会の一般質問は2日目。
前日と同じく、昨日は6名の議員が登壇し、敦賀市における病院再編と地域医療の持続可能性、障がい者サービスの改善、自然災害と大雨(線状降水帯)への備えと敦賀市の対策、防災対策、学校火災の安全対策などに関する質問がされました。
事前にお知らせしたとおり、私も4番目に質問。
最後やや時間が詰まりましたが、通告した項目を無事に終えたところです。
本日のブログでは、答弁を含めた質問のやり取りを・・・と言いたいところですが、文字起こしまで間に合っておりませんので、質問内容と各大項目のまとめとして述べた言葉をご紹介いたします。
なお、発言趣旨は先般再掲した以下ブログをご覧ください。
→2026年9月10日ブログ『”無事に”一般質問の発言通告を終える』はコチラ
ボリュームがありますが、関心のあるテーマだけでもお読み取りいただければ幸いです。

【登壇時の様子(嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネルより)】
<令和8年第4回(9月)定例会 やまたけ一般質問>
1.「敦賀市長等及び職員のハラスメント防止等に関する条例」について
Q1:条例提案に際し、本市のハラスメント防止対策に関しては、一貫して柔軟な運用が可能な「敦賀市職員のハラスメント防止等に関する要綱」(令和8年1月1日改正)により対応してきたところ、本会議における議案説明後の質疑では総務部長より、「これまでの取組や専門家のご意見をいただきながら条例案としてまとめた」とあった。条例案はほぼ要綱と同じであるが、ここでいう専門家とはどういう方で、具体的にどのような意見があったのか伺う。
Q2:令和7年6月定例会で制定した「敦賀市議会ハラスメント防止条例」の前文には、「全議員のハラスメント防止に対する意思を共通のものにするとともに、将来議員になる人にもその考えを引き継ぐため」との考えが込められており、逐条解説に記載している。①と同じく、本会議の質疑において、「条例制定によって、ハラスメントを許さないという本市の決意を内外に示すこと」との答弁がありましたが、一昨年発生した市職員の死亡事案を発端とする一連の経過、さらには上記の思いを踏まえれば、条例にはその意思を広く示す”前文”を置くべきではなかったかと考えるが、市の考えを伺う。
Q3:ハラスメント防止に向けて重要なのは「無知」と「無自覚」の排除にあり、職員全員が常に新しい知識と高い倫理観を持ち続けられるための定期的な研修等を実施することは極めて重要と考えるが、対応されるのか。
Q4:本会議の質疑において、第7条(職員に対する指針)にある「指針」に関し、「条例を基本として、指針が実務上の具体的手順を補完するものと考えている」とあったが、「指針」とは、職員が正しい知識と共通認識を持つためとして現在策定されている、「敦賀市ハラスメント防止に係る指針」とは全く異なるものを定めるとの趣旨で良いか。
Q5:申出(相談又は通報)は、誰でも広く行える必要があるとともに、申出のあった事案には原則全て対応することになるのか、考えを伺う。
Q6:報告のあった事案は「原則調査」するとのスタンスのもと、調査に至らない事案に対しても何らかの対応をすべきと考えるが、本条例を制定することによって、これに資する対応となるのか伺う。
Q7:本条例を受けた、市立敦賀病院の対応方針を伺う。
(まとめ)
昨日の豊田議員の質問の最後に市長から、「今後の組織に生かし続けることが市長、組織の償いであり責任である」との言葉があった。組織の風土を変えるというのは並大抵のことではないが、さまざまなチャンネルから届く声に丁寧に耳を傾けつつ、市長には今後も信念をもって取り組んでいただきたい。
この後、本条例案は委員会審査がされた上で、採決に進むことになるが、可決・制定した暁には、敦賀市議会・敦賀市ともに防止条例制定となります。
教育委員会や敦賀病院を含め、規範となるべき我々、また大人が個人の人格や尊厳を守り、人格を尊重することに取り組む姿勢は、広い意味で、子ども達の「いじめのない学校」などにもつながっていくとも考えます。
そうした不断の思いのもと、「ハラスメントのない市役所」「ハラスメントのない敦賀市」「ハラスメントのない社会」に向けて取り組んでいただくことを強く求め、この質問を終わります。
2.市政施行90周年の取組について
Q1:市政施行90周年は、今後の敦賀市政においてどのような意味を持つ節目と捉え、現時点でどういった記念事業をお考えか、ご所見を伺う。
Q2:発言趣旨で述べたタイミングで迎える市政施行90周年を一過性の式典やイベントで終わらせるのではなく、90年の歴史を振り返り、現在を見つめ、「10年後(100周年)」を市民とともに考える機会にすべきと考えるが、そうした基本認識に対する考えを伺う。
Q3:その上でまず、90周年記念事業の基本コンセプトが必要であり、市民参加型・公募型でキャッチフレーズ(例:つなぎ、ひろげ、未来へ。敦賀90年。)やロゴを募集し、採用されたデザインを広報誌や公式グッズ、公共バス・公用車ラッピングなどに活用し、市民の一体感を高め、周年を通して機運醸成を図ってはどうか、お考えを伺う。
Q4:「誰のための90周年なのか」を考えた場合、子どもから高齢者まで幅広い層が主体的に参加により、一体感を醸成するため、「10年後の敦賀をどうしたいのか」の市民提案を広く募集する「敦賀100年への未来宣言」のような取り組みを提案するが、お考えを伺う。
※「市長への提案メール」とは区別化し、あくまでも未来志向の提案
Q5:人口減少が進む中において、次代を担う若者が「敦賀に住み続けたい」「敦賀に戻ってきたい」と思えるまちづくりを進める観点から、若者自身が敦賀の将来を考え、政策形成に参加する仕組みが必要と考える。90周年を契機に「(仮称)つるが若者未来創造会議」を設置し、政策提言してもらう仕組み(予算化まで、以降継続)を構築することを提案するが、考えを伺う。
(まとめ)
いうまでもなく、若者は地域の宝であり、また「地域づくりは人づくり」と言いますが、これまで、そして今も本市を支え、さらなる発展にご尽力いただく市民の皆様に感謝の意を込めて、またこうした周年に合わせて一体感醸成をし、ともに進むための90周年となるよう、今回ご提案したことをぜひ前向きに進めていただくことをお願いし、この項目を終わります。
3.敦賀市史の再編さんについて
※発言趣旨に書いた、市史完成に至るまでに“足かけ約8年”は、企画の立ち上げから数えると“約15年に及ぶ”ものであると、修正の上、発言。
Q1:発言趣旨で述べたことに加え、敦賀の地域史に深く携わっていただいている学術面における先生方の状況や本市学芸員の体制面なども踏まえ、『敦賀市史』再編さんを手掛ける時期が迫っていると考えるが、再編さんの必要性について、市の認識を伺う。
Q2:“深遠(はかりしれない)の歴史”を有する敦賀だからこそ、続く激動の時代の中で、祖先が守り続けてくれた歴史的遺産や文化財を後世に立派に伝えていかねばならず、そのため、ふるさとの生い立ちを正しく知り、現代に生きる私たちが未来を展望する指針となるよう、『敦賀市史』再編さんを企画し、例えば市政施行100周年にあわせて刊行されることを提案するが、市の考えを伺う。
(まとめ)
現在の市史は、近現代史、昭和60年の高速増殖炉もんじゅ建設前のところまでとなっています。この半世紀の空白を埋めるとともに、深遠の地域史をアップデートし、次代につなぐことは、現世を預かる行政のトップ、そして政治に携わる者が果たす役割と考えます。
米澤市長のご英断をお願い申し上げ、私の一般質問を終わります。
以上が、私の質問内容となります。
従前同様、「議論は是々非々かつ建設的に」臨むと、質問の冒頭に申し上げましたが、そのように質問できたものと自己評価するところ。
なお、実際のやり取りに関しましては、追って嶺南ケーブルネットワークの議会チャンネル(ch093)で再放送されるほか、市議会インターネット中継でも録画配信(多少お時間をいただきます)等がされますので、上記と照らし合わせてご視聴くださいませ。
一般質問は今日が最終日。
残る5名が登壇予定ですので、市民の皆様におかれましては、引き続き注視いただけますようお願い申し上げます。






