2024年4月11日
ブログ 人生観 政治
春の嵐から一転。
昨日は、澄み渡る青空と海に囲まれての辻立ちからスタート。
一昨日の雨風にも耐え、懸命に咲く桜から元気をもらうところ、次は自分が元気を与える番と、いつも以上に笑顔を心掛け活動にあたりました。
思いが通じてか、お手振りやお声掛けなど、通行する多くの皆様よりリアクションいただき感謝。
思えば、この「朝活」も5年目に入りました。
単なる辻立ちに過ぎませんが、「継続は力なり」で今後も続けてまいります。

【いつも活動をともにする原電労組の仲間にも感謝!】
さて、唐突ですが、「辞世」とはこの世に別れを告げることを意味し、「辞世の句」とは、死を見据えてこの世に書き残す生涯最後の句のことを言います。
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」
これは、戦国時代の武将、明智光秀の娘で細川忠興の妻として知られる細川ガラシャの「辞世の句」。
細川ガラシャは明智光秀の三女として出生し、細川忠興の正室となった後、関ヶ原の戦いを巡り、西軍の石田光成がガラシャを人質にとろうとしたものの拒絶。
ガラシャは家臣に刀を突かせ、壮絶な最後を迎えたとされ、先の「辞世の句」は「花は、散る時期を知っているからこそ美しい。人もそうありたいものである」という意味が込められているのだそう。
前置きが長くなりましたが、10日に辞職願を静岡県議会議長に提出した川勝平太知事は辞職願を提出する前、現在の心境を報道陣に問われた際、この句を引用。
前述のとおり、散り際の大事さを説いた有名且つ命を賭す場面で残した一句に対し、川勝氏の場合は自身の失言によって辞任に追い込まれた形とあって、SNS上では批判の意見が相次ぎましたが、私としても軽々にこの崇高な句を引用して欲しくなかったというのが正直なところです。
また、辞職願提出後の会見では、西道仙の「城山」と呼ばれる漢詩の一節を口にしていますが、こちらも西郷隆盛の敗死を深く嘆いて作った詩と川勝氏自らが西郷のようであるかに心中を例えるのもいかがなものかと。
自身の「散り際」や「生き様」はガラシャや西郷と同じと言わんばかりの発言は、もはや自分に酔っているとしか思えない訳でありますが、川勝氏の一連の言動からは、政治家の発する言葉たるや、あらゆる方面への影響なりを深く思慮し、一言一言に重みがあることを厳に認識すべきと(反面教師として)教えていただいたことに感謝する次第です。
なお、私にとって、最も心に残る「辞世の句」といえば、吉田松蔭先生の
「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留どめ置かまし大和魂」
「私の身がたとえ武蔵の地で朽ちてしまったとしても、大和魂だけはこの世に留めおきたいものだ。」との思いを表した句で、安政の大獄で処刑される直前に門人や同志に当てた遺書「留魂録」の冒頭に記したもの。
その後、この大和魂を継いだ同志、志士らによって明治維新を果たしたことは言うまでもありませんが、「辞世の句」とはそれほど重いもの。
私としては、歴史上の人物の「辞世の句」を引用することはないとお約束するところですが、これからは桜が散る季節。
散りゆく花びらに、「散り際」こそサムライの「美学」であったことを思い返すとともに、それは冒頭の桜のように、悔いなきよう精一杯生きることがあって成り立つ精神であることを、自身の人生観として深く胸に留め置くことにいたします。
2024年4月10日
エネルギー ブログ 政治
連日、同じ話題で恐縮ですが、内閣府の再エネタスクフォース(TF)元民間構成員、大林ミカ氏(自然エネルギー財団)の提出資料に中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴマークが入っていた問題について。
昨日行われた参議院内閣委員会では、竹詰仁(ひとし)議員、環境委員会では浜野喜史(よしふみ)議員の、両電力総連組織内国会議員(国民民主党)が登壇。
両委員会での質疑の様子をインターネット録画中継にて拝見した次第です。
まず、10時からの内閣委員会では、竹詰議員が登壇。
河野太郎規制改革担当相に対し、「国家電網公司と河野担当相との関係は」との問いに河野氏は、「私は国家電網公司と何の関係もない」との答弁。

【内閣委員会で質疑する「竹詰ひとし」議員】
また、河野氏は、大林氏が所属する公益財団法人「自然エネルギー財団」と中国の関係について「不当な影響力を行使される可能性があったか否か、調査をしっかり進めている」と重ねて表明したうえで、「懸念が払拭されるまでの間(同省の有識者会議で)自然エネルギー財団から意見を聞くことは控える」との方針を示しました。
さらに竹詰議員からの、「再エネTFに疑義が生じているということであれば、開催中止や解散をすべきでないか」との意見に対しては、「調査したうえで判断したい」との答弁がありました。
続く午後の環境委員会では、浜野議員が登壇。
環境省は令和3年、再エネ導入に向けた環境影響評価に関する有識者会議で自然エネルギー財団からヒアリングした経緯があることを踏まえ、「審議会は偏りのない人選をすべきところ、委員4人中、自然エネルギー財団が半数も入っているのは何故か」との問いに対し、環境省からは「次から責任を持って選ぶ」。
また、「国家電網公司は中国共産党の支配下にある団体と考えるが今後どうしていくつもりか」との問いに対しては「まずは大林ミカ氏が所属する財団が中国とどういう関係があったのか調査していく」としたうえで、「任命責任は河野太郎大臣にある。何故再エネTFはワーキンググループ内に設置しなかったのか。」との問いには、「スピード感を持って見直さなければならなかったから」と、何とも噛み合わない答弁。

【環境委員会で徹底追及する「浜野よしふみ」議員】
浜野議員は、こうした答弁を捉え、以下2点の資料提出を三原順子環境委員長に求めました。
〈提出要求した資料〉
① 再生可能エネルギーに関する規制について、規制改革推進会議におけるワーキンググループの設置を選択しなかった理由と経緯が分かる資料
② 再エネTFの報告を総理向けの答申に掲載するに至った意思決定の経過が分かる資料
なお、浜野議員は、同省の有識者会議のメンバー選定について、「経済安全保障上の機密情報へのアクセスを官民の有識者に限るセキュリティー・クリアランス(SC)が必要」と指摘し、伊藤信太郎環境相からは「内閣府などで事実関係の調査が行われている。内容を確認した上で関係省庁と連携し、政府として必要な対策を検討していく」との考えが示されました。
こうして内閣委員会と環境委員会、それぞれ本質を突いた質疑は大変聞き応えがあった訳ですが、大きく以下の考えが明らかにされたと認識するところ。
◉自然エネルギー財団と中国との関係については政府においてもしっかり調査される
◉両省においては、自然エネルギー財団への懸念が払拭されるまでの間(有識者会議などで)同財団から意見を聞くことは控える
◉有識者会議のメンバー選定にあたっては今後、SCの観点を踏まえて人選される
◉再エネTFの開催中止や解散は、調査したうえで判断
次期「第7次エネルギー基本計画」の見直し論議が今後、本格化、加速化する局面で、こうしたことが明らかになったことは、ある意味良かったと受け止めるところですが、もちろんこれで終わりではありません。
浜野議員、竹詰議員におかれましては、国家の根幹に関わる政策に影響を与えかねないこの問題について、今後も徹底追及をお願いする次第です。
結びに、両議員が質問した委員会の録画中継をリンクしますので、以下よりご覧いいただければ幸いです。
→参議院インターネット審議中継
<閲覧手順>
①リンクを開いたサイトの「審議中継カレンダー」から「4月9日」を選択
②「会議」の中から、竹詰議員であれば「内閣委員会」、浜野議員であれば「環境委員会」を選択
③開いた画面を下にスクロールすると「発言者一覧」があるので、そこから議員を選択
④当該議員の質問から録画放送スタート
2024年4月9日
エネルギー ブログ 政治
事態の発覚以降ウォッチしている、内閣府の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース(以下、再エネTF)」元民間構成員の提出資料に中国の国営電力会社「国家電網公司」のロゴマークが入っていた問題(同構成員は既に委員を辞任)。
これを巡り、元民間構成員が所属する公益財団法人「自然エネルギー財団」は8日までに、財団と中国側の関係に関する報告書を政府に提出し、中国側の影響下にあるとの指摘に「全く根拠のないもの」と反論しました。

【内閣府「再エネTF」第30回会合(令和6年3月22日)で上記構成員が提出した資料。右上の(赤四角囲み)に中国企業のロゴが入っている。】
なお、同財団においてはホームページにて、寄せられた「質問に対する報告書」として考えを公表していますので、以下リンクよりご覧ください。
→自然エネルギー財団と中国国家電網の関係について(同財団HPより)
これに対し、国家の根幹に関わるエネルギー政策に関し、本来の検討体と異なる組織を立ち上げ、さらには偏った委員構成とし発言力を強めたのではないか、その背景に他国の関与があったのではないかと、岸田首相を始め政府内で※徹底調査を求めているのが国民民主党。
※4日の参議院内閣委員会において、国民民主党の竹詰仁(ひとし)参議院議員の同趣旨の質問に対し、加藤鮎子内閣府特命担当相は「自然エネルギー財団」に公益法人認定法に基づく立ち入り検査などを行う可能性に言及している。
私も同じ視点で大いに問題視しているだけに、党と考えを同じくするところです。
そうしたなか、本日行われる参議院環境委員会において、同党の浜野喜史(よしふみ)議員がこの問題を取り上げ質問する旨、メルマガやSNSなどにて告知がありました。
以下は、届いたメルマガの内容となりますが、質問のポイントが記載されていますのでご覧ください。
(以下、メルマガの記載)
明日(4/9)の環境委員会において、伊藤環境大臣、環境省、内閣府、経産省に対して以下内容を中心に質疑します。
我が国のエネルギー政策に外国企業が関与しているかもしれない疑念について、徹底的に質します!
1.再エネTFの非合理な位置づけを質します!
⇒内閣府には法令に基づいた規制改革推進会議という審議会があり、河野規制改革担当大臣のもと、論点毎にワーキンググループが開催され、議論されております。
一方、再生可能エネルギーに係る規制については、規制改革推進会議のもとではなく、2020年11月に河野大臣が設置した再エネTFで議論されています。
規制改革推進会議でのワーキンググループではなく、別途再エネTFを立ち上げた理由・経緯について、しっかりと質します!
2.エネルギー政策への外国企業関与の有無を質します!
⇒再エネTFの構成員の半数を占める自然エネルギー財団は、資源エネルギー庁所管の審議会で参考人として数々の意見提起をしてきており、意見提起の内容に外国政府の影響が無かったか等、徹底調査すべきです。
具体的には託送料金の発電側課金について、既設FIT/FIP電源が課金対象外となり、不公平な制度として運用が開始されているのは再エネTFの関与が影響しているのではないかという観点で政府に質します!
(引用終わり)
思い返せば、福島第一原子力発電所事故後に設置された原子力規制委員会において、法的根拠のない「有識者会合」が立ち上がり、あれよあれよという間に敦賀発電所2号機敷地内の破砕帯を「活断層であることを否定できない」と結論付け、立地不適格の烙印を押されそうになった際、「それはおかしい!」と、国会の場で有識者会合の位置付けや検討プロセス、事業者と規制委員会の見解の齟齬などについて、関係閣僚や原子力規制委員長らを徹底追及したのも浜野議員。
今回の件もどこか重なるところがある訳です、そうした経過もあって、私にとって浜野議員は「公正公平の正義」を貫く、尊敬する存在であり、今日もそうした思いのもと、徹底追及されるものと期待する次第です。
なお、浜野議員の質疑は14時20分頃から20分程度を予定。
また、参議院内閣委員会では「竹詰ひとし」議員が、河野大臣、内閣府、経産省らに対し、再エネTFの設置根拠や位置付け、規制改革推進会議の答申に再エネTFの内容が盛り込まれている点などについて質問する予定となっています。
質問予定時刻は、10時00分頃から20分程度。
いずれも20分しか質問時間が与えられないのが残念ではありますが、下記の審議中継からぜひご覧いただければ幸いです。
→「参議院インターネット審議中継」はこちら
2024年4月8日
ブログ 原子力
気温が20℃近くまで上がり、絶好のお花見日和となった昨日。
日曜と重なったこともあり、皆様方におかれましても、各所で見頃の桜に癒されたことと存じます。
敦賀では、金ケ崎宮の「花替えまつり」が終わったものの、桜はこれから満開を迎えます。
日本の桜の風情は散りゆくまでということで、今しばらくピンクの彩り、そこにある儚さを感じたいと思います。
さて、この時期は主役の桜を始め、様々な花が咲き始めており、まち全体に色彩があふれるところですが、これまでなかった敦賀駅前商店街を歩くと、そこにも彩りが。
3月の終わり頃からでしょうか、同商店街アーケードの柱部分に茶色のフラワーポットが設置され、今では植栽も終わり、可愛らしい花が観光客を迎える敦賀の玄関口に彩りを添えています。

【敦賀駅前商店街を彩るフラワーポット】
実はこのフラワーポット。
日本原子力発電株式会社(以下、日本原電)東海発電所(1998年に運転を停止)の解体工事で発生した廃棄物のうち、放射性廃棄物として扱う必要がないものを「クリアランス制度」に基づき、再利用して作られたもの。
なお「クリアランス制度」とは、廃止措置などに移行した原子力施設から出る金属製などの廃棄物のうち、極めて放射能レベルが低いものを分別し、原子力規制委員会の厳格な確認を経たうえでリサイクルする制度のことを言います。
そうして出来たフラワーポットは、駅からアルプラザ前の白銀交差点までの間に18箇所設置されるほか、柱には「クリアランス制度」に関する説明も掲示されています。

【ポットの銘板には「げんでん」の文字とともに、簡単な説明文が記載されています。】

【柱に掲示された「クリアランス制度」に関する説明板】
これまでは主に「クリアランスベンチ」として、経済産業省や文部科学省,原子力発電所構内や原子力に関わる学術機関、市役所などに設置されてきましたが,2021年4月には、高校では全国で初めて、福井南高校(日本原電から無償貸与)に設置されたところです。
さらに今回は、誰でも触れられ、目につく屋外のオープンな場所に設置されることで、広くクリアランス制度に対する周知,あるいは考えていただくきっかけになればと思う次第です。
また、敦賀港開港100周年を記念し、1999年に敦賀駅から神楽交差点までに設置された「宇宙戦艦ヤマト」、「銀河鉄道999」など松本零士先生監修のモニュメント28体は、敦賀が「鉄道と港」のまち、そして「科学都市」であることを表していますが、このクリアランスポットが加わることで、またひとつ、その意味合いにストーリー性や深みが増すのではと考えるところ。
いずれにしても、そういった意味合いをまずは市民の方、そして訪れる皆さんへと伝えていくことで、敦賀の魅力が一段と高まるのではと、併せて思う次第です。
結びに、クリアランスポットの設置を快く受け入れていただいた敦賀駅前商店街の理事長さんを始め、関係者の方々のご理解、ご協力に心より感謝申し上げるとともに、商店街の今後ますますの発展を祈念いたします。
2024年4月7日
ブログ 敦賀の歴史・文化
予定がぽっかりと空いた昨日は、県境を越え、お隣の長浜市へ。
目的は、「長浜鉄道スクエア」にて昨日から開催された記念企画展「敦賀と北陸線」。
何の記念かといえば、「北陸新幹線敦賀駅開業」を記念してということで、これは早速見ておかねばと足を運んだ次第です。
この「長浜スクエア」とは、現存する最古の鉄道駅舎「旧長浜駅舎」(鉄道記念物)に隣接して平成12(2000)年10月14日(鉄道の日)に「長浜鉄道文化館」、さらに平成15(2003)年7月17日には「北陸線電化記念館」が開館し、このとき、この3施設を総称して命名された施設。
過去に幾度も訪れていますが、何度来ても近代化に向けて歩み始めた当時の日本を思い返す場所であるとともに、「鉄道の歴史」を大切にする長浜の思いが伝わってくるもの。

【明治15(1880)年3月10日に開業した「旧長浜駅舎」。モダンな建物から当時の情景が浮かんできます。】
さて、その記念企画展。
展示室に入ると「敦賀と北陸線」のプレートとともに、ガラスケース一面に関連資料が展示され、中には明治42年に大日本帝国陸地測量部が測量した地形図「敦賀」(1/50000)など、貴重なものもあり。
この地形図には、北陸線で昭和39(1964)年に廃線となった柳ヶ瀬経由が記されているほか、令和元(2019)年に廃線となった敦賀港線、敦賀以北は、日本遺産に選定された11のトンネルが連続する旧線が示されるなど、「100年余り前の敦賀を彷彿とさせる」との説明があり、こうして敦賀から延びる線路を見るに、改めて重要拠点であったことに思いを馳せた次第です。
今からちょうど140年前に鉄道でつながった敦賀と長浜。
帰りには、受付にいた方に敦賀から来たことを告げ、こうして北陸新幹線敦賀開業を機に企画・開催いただいたことに感謝を申し上げたところです。
なお、企画展の会期は6月30日(日)まで。
ぜひ皆様にも足を運んでいただければ幸いです。

【「長浜スクエア」の駐車場は、長浜駅と直結していますので、車でも電車利用でも便利かと。】
なお、建物を出て、毎回じっくり眺めるのが石額。
その中でも一番は「萬世永頼」。
旧北陸本線の敦賀と滋賀県境にある、当時日本最長であった「柳ヶ瀬トンネル」東口(滋賀県余呉町側)にあった石額は、かの伊藤博文の題字で「万世永く頼む」と読み、この鉄道が世のために働いてくれることをいつまでも頼りにするという意味。
昭和33(1958)年に道路トンネルとして引継がれてから66年。
鉄道トンネルとしてではないものの、今でも現役で世のために働いていることは、まさに「萬世永頼」に込められた思いを体現するものであり、昨日もまたそのことを誇りに思いつつ、長浜をあとにした次第です。

【「萬世永頼」の石額。トンネル工事も煙が蔓延する中での運転も難所であった「柳ヶ瀬」だけに、その意味合いの重さを感じる次第。】
2024年4月6日
ブログ 防犯/防災
少し前のことになりますが、3月29日(金)16時25分頃、敦賀市白銀町にある量販店駐車場において単独で軽自動車が壁に衝突し、運転手の77歳女性が死亡するという事故がありました。
お亡くなりになられた方は、ちょうど私の両親と同世代。
心よりご冥福をお祈りいたします。
なお、現場は地下の駐車場に向かう下り坂のスロープと聞き、市民の方であれば「あの場所か」とお察しがつくかと存じますが、事故はどんな場所でいつ起こるか分からぬものと、改めて注意の念を強めたところです。
交通事故に関しては、プッシュ型で福井県内の犯罪・事故発生情報や防犯対策情報等が届く防犯アプリ(福井県警察防犯アプリ)「ふくいポリス 」によれば、過去5年間における3月の交通事故の特徴をみると、死亡事故12件のうち9件(75%)が月後半に発生しています。
また、同じく過去5年間において、4月は死亡事故率が年間で2番目に高く、死亡事故生の多くは週末に発生し、周囲や相手の動きをよく見ず運転していたことが原因とあります。
アプリでは、4月は新生活が始まる慌ただしい月だとし、運転中は、運転に集中しゆとりをもって安全運転を心がけましょうと呼びかけられていました。
※自分やご家族の防犯・安全のために大変役に立つ「ふくいポリス」。ぜひ以下リンクよりインストールのうえ、ご活用いただければと思います。
→福井県警察HP「ふくいポリス」はこちらから
さて、そうした統計上のデータも踏まえつつ、4月6日(土)から4月15日(月)までの10日間は「春の交通安全県民運動」が行われます。

【「春の交通安全県民運動」の啓蒙ポスター】
この運動は、主唱が福井県交通対策協議会。
福井県、福井県警察、福井県教育委員会、各市町および福井県交通対策協議会の構成機関・団体において、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とするとしています。
今回の運動の重点と取組みは以下3点。
1. こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践
2. 歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行
3. 自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守
実施機関・団体が、交差点等の街頭において一斉に交通安全啓発活動および交通安全指導を行う「統一行動日」を4月8日(月)、4月10日(水)を「交通事故死ゼロを目指す日」とし、効果的に取組むとしています。
敦賀市においては、北陸新幹線開業以降、車で市内を訪れる県外の方が増えています。
そうした環境の変化も念頭に置きつつ、昨年、信号機のない横断歩道で発生した二度と繰り返してはならない悲惨な事故を思い返し、まずは自分自身、そして周りの方へと「安全運転の徹底」を呼びかけていきましょう。
2024年4月5日
ブログ 地域コミュニティ
昨日4日から、二十四節気の「清明」に入りました。
この「清明」は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉といわれ、春の穏やかな日差しを受けて、天地万物が清々しく、明るくある様が「清明」の時季となります。
言葉の意味にあるよう、生きるものすべての生命力がみなぎる季節であり、植物が成長する姿などを見るに、人間はそこに生かされている生物のひとつであると、改めて感じる次第です。
さて、そうして季節が移り変わるなか、昨日はひばりケ丘町の「千寿会」で総会が開催され、地元の市議会議員として区長とともに出席。
「老人会」と言わず、「千寿会」としているこの会では、コロナ禍で控えていた行事を、会長さん始め、役員の皆さんが中心となって再開されているところであり、この日の総会も懇親会とセットで行われたもの。
総会には、約45名が参加され、区長に続き、私も一言、日頃のご支援に対する御礼に加え、北陸新幹線開業や敦賀市の地域共生社会推進に向けた取組みなどについてご挨拶させていただきました。
総会ではその後、事業報告や今年度事業計画の審議が行われましたが、私のほうは一旦中座し、懇親会のゲストをお迎えに。
千寿会さんからの熱烈なオファーもあり、ぜひゲストにとお声掛けしたのは、民謡の文化を継承し、地域を盛り上げようと設立した愛好団体「敦賀とてもすきすき」から、2023年7月にはNPO法人化し、県内初の高校生代表を務めている森野巧巳さん(17)。
以前から面識のあった私からお声掛けしたところ、春休みにも関わらず、快く引き受けてくれた彼を迎えに行くと、颯爽と着物姿で登場。
会場のひばりケ丘会館に到着すると、あたたかい拍手と歓声とともに迎えていただきました。
総会のほうは無事に終わり、既にお弁当を広げての懇親会に入っていましたが、しばし懇談後、いよいよ森野君が登場。
ステージ上で民謡2曲を踊った後、昭和の歌謡曲を数曲披露。
「敦賀すきすき」の場面では、参加者の皆さんも輪をつくり踊りに興じられたほか、森野さんの歌声に手拍子を打ち、懐かしみながら聞き入っている姿を嬉しく感じた次第です。

【「敦賀すきすき」で盛り上がる会場の様子】
17歳の彼がなぜ、あんなに古い歌を歌詞を見ずに歌えるのかと感心しながら聞いていましたが、貴重な時間を割いて引き受けてくれた森野さん、ありがとうございました。

【見事な踊りと歌を披露してくれた森野さん。ありがとうございました。】
こうして、大変盛り上がった懇親会となった訳ですが、中締め以降もしばしカラオケタイムが続いたようで…。
いずれにしても、町内のお年寄りの皆さんが顔を合わせ、会話をし、そこに笑顔があふれる。
このようなコミュニティがあることが非常に大事なことと、昨日の雰囲気を見て、改めて感じた次第です。
急速な少子高齢社会が叫ばれる中でありますが、「人生100年時代」と言われる今、何をおいても健康寿命をいかに伸ばしていくか、イキイキと日々に活力ある人生を過ごしていただけるか。
そのための環境や仕組みづくりが重要であるとともに、現役世代の私たちがしっかりと支えていかねばと胸に思う「晴明」の日となりました。
2024年4月4日
ブログ 政治 防犯/防災
元旦を思い出すかの「津波、逃げろ」。
台湾の気象当局によると3日7時58分(日本時間同8時58分)に台湾東部沖を震源とする地震が発生。
日本の気象庁が推定した地震の規模はマグニチュード(M)7.7(台湾ではM7.2)。
東部・花蓮県で9人が死亡、負傷者は各地で計900人を超えており、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様にお見舞い申し上げます。

【地震により倒壊した台湾東部の建物(AP通信より)】
一方、日本では沖縄県与那国島で震度4となり、津波警報が発報。
避難を呼び掛ける冒頭のテロップがテレビに映し出されたほか、番組を中断し、津波の最新情報が流れ続けました。
沖縄本島地域などでは一時、津波警報を受けての避難で混乱したものの、結果して、沖縄県与那国島と宮古島で最大30cm、石垣島で20cmの津波であり、大事に至らなかったことに安堵した次第です。
なお、台湾当局によれば、地震の規模では2千人以上の死者を出した1999年9月の台湾中部大地震(M7.3)に次ぐとのことで、地震発生のメカニズムは1月の能登半島地震と同じ「逆断層型」で、今後の地震活動への警戒を呼び掛けています。
振り返れば、令和6年能登半島地震のあった3ヶ月前、台湾は内政部消防署(消防庁に相当)が発生した1月1日の夜に、国際人道救援に当たる医師を含む160人規模の救助隊の準備を完了。
日本側の支援要請があり次第、チャーター機で派遣する方針を決めた(結果して、日本側からの支援ニーズがなく3日に解除)ほか、台湾当局から6000万円(日本円にして)、民間への支援の呼掛けではなんと25億円もの義援金が集まり、全額日本に送られた経過があります。
さらに、2011年の東日本大震災まで遡れば、200億円を超える義援金が台湾から寄せられています。
こうして日本がピンチに陥った際、いつも支えてくれたのが台湾。
今度は台湾がピンチを迎えており、日本としては大陸の目を気にすることなく、物心両面でしっかり支える番だと思う次第です。
奇しくも地震による被害を受けた両国。
「台・日一起加油!」(台湾と日本、一緒に頑張ろう!)の気持ちであります。
2024年4月3日
ブログ 防犯/防災
福井地方気象台では1日に、同気象台構内にある標本木の桜が開花したとの発表がありましたが、敦賀市内でもチラホラ見られるピンクの彩りに心癒されるところです。
さて、いよいよ訪れた春に合わせ、地元にとって「朗報届く」といったところでしょうか。
昨日の新聞には、国道8号線の敦賀市元比田〜南越前町大谷間について、国土交通省が2024年度予算でバイパス整備の新規事業化を決定したとの記事がありました。
急峻かつカーブが非常に多い同区間は、令和4年8月の大雨災害により6カ所で土砂災害が発生し、約90時間にわたって全面通行止めとなったほか、冬期はスタックによる立ち往生や事故も多発しており、福井県や敦賀市を始め、地元住民らで構成する期成同盟会が再三にわたってバイパス整備を強く要望してきたもの。
事業化の内容としては、同区間5.1kmをトンネルなどで結び、自然災害や冬期に強い道路を確保するバイパス整備事業「大谷防災」として調査費など5千万円を配分。
完成時期を未定とするものの、総事業費は375億円を見込むとのこと。

【令和6年度国土交通省関係予算の配分について(令和6年4月1日)より抜粋。ピンク線の部分が「大谷防災」。】
本件に関しては前述のとおり、関係者が一丸となって国に求めてきたものですが、敦賀市議会においては手前味噌ながら私が提案者となり、令和4年の9月定例会で「国道8号敦賀市田結-南越前町大谷間バイパスの建設促進を求める意見書」を採択のうえ、その後、当時の福谷正人議長とともに国土交通省へ中央要望に行った経過があるところ。
この際、同行いただいた高木毅衆議院議員からは、道路局長に対し、「検討ではなく、何をやるかだ」との強いプッシュがあったことを覚えていますが、こうしてすべての関係者の方々の早期実現に向けた熱量と行動があって、事業化に至ったことを喜ぶ次第であります。
※令和4年8月にあった土砂災害復旧の様子(①)、国土交通省へ要望(②)に行った際のブログは以下リンクよりご覧ください。
→①使命感あふれる復旧作業に心より感謝(2022年8月21日ブログ)
→②国土交通省へ「国道8号バイパスの建設促進」を要望(2022年10月29日ブログ)
なお、県、敦賀市、南越前町は同市元比田-挙野間の事業化も引き続き求めていくとしていますが、沿線住民とともに地元が要望しているのは、既に着工した田結ー挙野間(約3.8km)を結ぶ「敦賀防災」事業区間を合わせた「15.5km」のバイパス化。
残る区間に関しても実現を図るべく、私自身も微力ながら尽力する所存です。

【求める国道8号パイパス化の全長は「15.5km」。「敦賀防災」と「大谷防災」を引くと、すべての事業化まで残り「6.6km」。】
また参考まで、「大谷防災」と併せて示された国土交通省 道路局の事業実施箇所(当初配分)において、敦賀市関連ではほかにも事業が挙げられており、直轄事業では、
・敦賀防災(1億5千万円)
・泉跨線橋架替(1億円)
・鳩原跨線橋架替(5億円)
・国道161号線 愛発除雪拡幅(3千万円)
補助事業(土砂災害対策)として、
・大谷杉津線 大谷〜元比田間(3千万円)
・橋梁長寿命化計画(4千8百万円)
河川事業(補助)では、
・笙の川 大規模特定河川事業(1億2百万円)
が計上されています。
いずれも防災・減災、つまりは地域住民の安全・安心に直結することはもとより、物流など経済性への影響も踏まえた国土軸形成にも関わるものであり、投じる財源を有効に生かし、効果的な対策を講じていただくことをお願いする次第です。
2024年4月2日
エネルギー ブログ
政治資金パーティー収入不記載事件を巡り、自民党の茂木幹事長は1日、4幹部を含む安倍派と二階派(志帥会)の議員ら39人を処分対象として党紀委員会の招集を要請しました。
不記載と判明したのは、安倍派と二階派の現職82人と、選挙区支部長3人の計85人で、処分対象となった39人以外は茂木氏が注意を行うとのこと。
処分は4日にも党紀委員会で決定するとありますが、結局、誰の判断でキックバックを再開したのかは分からずのまま。
処分はすれど、党自らが徹底究明し、真相を明らかにする姿と国民に映ったか否か。
この対応の是非、審判は、今後行われる選挙の結果のみぞ知るということでしょうか。
さて、その自民党総裁でもある岸田首相は、3月28日に「2024年度中を目途とするエネルギー基本計画改定に向けて、議論を集中的に行う」ことを表明。
現行の第6次エネルギー基本計画は2021年10月に閣議決定しており、エネルギー政策基本法に基づく3年ごとの見直し時期を間もなく迎え、今後、総合資源エネルギー調査会の基本政策分科会を中心に議論が本格化することになります。
首相は会見で、「エネルギーの輸入によって海外に数十兆円が流出している現状は変えなければならない」と、経済安全保障の観点からもエネルギー政策の重要性をあらためて強調。
なお、首相の言う「海外への流出」(国富の流出)とは以下グラフが実状となっています(東日本大震災以降の原子力比率低下に伴い、火力発電焚き増し→海外依存度の高い燃料量輸入増→原油価格高騰により一段とコスト増加)。

【日本の化石燃料輸入金額・輸入量の推移(「今後のエネルギー政策について」2023年6月28日 資源エネルギー庁資料より)】
また、国の動きとしては、2023年2月に「GX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」が閣議決定され、関連法が成立したほか、現在、電力政策関連では、総合資源エネルギー調査会において、電力システム改革の検証、元旦に発生した能登半島地震を踏まえた対応など、また、電力広域的運営推進機関(OCCTO)においては、将来の電力需給シナリオに関する検討が行われており、これらの検討結果が次期エネルギー基本計画の議論に資する状況にあります。
私の方は、2024年が計画の改定年にあたることを踏まえ、先の令和6年第1回(3月定例会)の代表質問にて「エネルギー政策」について質問。
主には原子力発電の取扱いについて意見したところですが、現エネルギー基本計画策定時にも異を唱えた「可能な限り原子力依存を低減する」との文言について。
経産省の説明によれば、「全体としての原子力依存度を低減するとしつつ、2030年の電源比率20〜22%の中で最大限活用する」との折衷案的な意味合いとなっているところ。
私からは、「GX実行会議で示されたことは、原子力を今後も力強く推進していくということであり、これは当然、〝可能な限り原子力依存を低減する”という文言は削除されるべき。」とし、全原協会長である敦賀市長からも国に進言していただきたいと意見。
これに対し、市長からは「〝可能な限り低減”というのはまさに、GX基本方針の中で転換されたというふうに認識しているんですが、これは転換したからこそ基本計画のほうにも反映されるべきだと私も思います。」との答弁がありました。
この文言に拘るのは、政府がGXで転換を図った原子力政策を真に国の基本政策で謳うか否かが問われるからであり、この点は次期エネルギー計画論議の中のポイントとして声を挙げていきたいと考えます。
いずれにしても、現在問題となっている「自然エネルギー財団」の例の如く、一部の団体、一部の議員の主張ばかりが通ることのなきよう、厳に公平公正な委員構成のもと、資源の少ないわが国において、「S+3E」(下図参照)の基本的考えのもと検討が進められるよう切に求める次第です。
<以下、参考資料>

【経済産業省 資源エネルギー庁スペシャルコンテンツより】

【2030年度におけるエネルギー需給の見通し(エネルギーミックス)と2022年速報値との比較:引用元は上記に同じ】
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