「懸け橋」の役割を果たした日本外交

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19日(日本時間20日)から続く日米首脳会談における、記者からの質問タイム。
 
そこで出た、テレビ朝日所属の記者からトランプ大統領への質問はなんと、「イラン戦争前について(事前に)同盟国に知らせなかったのはなぜか?」
 
これにトランプ大統領が返した言葉は、「日本はなぜ、パールハーバー(真珠湾攻撃)のことを私たちに知らせてくれなかったんだ?」
 
隣にいた高市首相は驚きの表情を浮かべ、この切り返しに嘲笑が起きた“愚問”には、呆れるを通り越し、腹立たしささえ覚えるところ。
 
このやり取りは、昨夜の同局「報道ステーション」で何の問題もなかったかのように放送されていて、二度腹立たしく思った訳ですが、この質問は日本を貶めるためにしたのか?
 
「国益」を懸けた重要な会談で、政府や外務省はおそらく、発信する一言、文章にしたためる一文字にまで気を使い準備、対応するところ、その努力を台無しにするような発言、行為は本当に止めて欲しいと思った次第です。
 
一方、首脳会談では、イラン問題に関心が集中する中において、台湾海峡の平和と安定について、以下のコミットメントがホワイトハウスのファクトシートで明確に文書化されました。
 
<両首脳によるコミットメント>
 
「両首脳は、地域の安全保障と世界の繁栄に不可欠な要素として、台湾海峡の平和と安定を維持することにコミットした。また、両首脳は、両眼問題の対話による平和的解決を支持するとともに、武力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みにも反対することを表明した。」
 
このように、台湾情勢や北朝鮮の拉致問題などに対する日米両国の姿勢も明確化された首脳会談。
 
トランプ米大統領の一連の発信で同盟への信頼性が心配された中、日米同盟が特別な地位にあると示せたことや、結果して日本がトランプ氏に寄り添うことで、米国が国際秩序に背を向け切る事態を防ぐ「懸け橋」の役割を果たしたと評価されるところであり、超高度な外交交渉に対応された皆さまに敬意を表する次第です。
 
なお、首脳会談の詳しくは、以下の外務省ホームページ(HP)をご覧ください。
 
→外務省HP「日米首脳会談及び夕食会」はこちら
 
さて、話は変わり、昨日近所を散歩すると、畔には「つくし」の群生。
 

【競うように群生する「つくし」】
 
待ってました!と言わんばかりにグングン成長する姿に、みなぎる生命力を感じるとともに、風はやや冷たいながらも「春」の訪れを嬉しく思ったところ。
 
三連休の2日目。
 
今日は快晴のようですので、それぞれの「春」を探しにお出かけされてはいかがでしょうか。