資源回収は多世代が集う地域コミュニティ

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わずか1ヶ月の間に「更迭」された大臣が3人。
 
昨晩流れたニュースによれば、岸田首相は、政治資金を巡る問題が相次いで明らかになった寺田稔総務相を更迭したとのこと。
 
短期間で3人の閣僚が交代する異常事態により、岸田政権のさらなる求心力低下は避けられない状況となりましたが、臨時国会の会期末までは残り約3週間。
 
政府・与党は会期を延長する方向で調整しているようですが、臨時国会では、総合経済対策の裏付けとなる令和4年度第2次補正予算案や、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に向けた新法も成立させなければならないほか、年末には国家安全保障戦略など、「安保3文書」の改定も予定されており、山積する課題に対し重要局面を迎えることから、「政局」に終始せず、議論を前に進めていただきたいと考えます。。
 
さて、話題を変え、心配していた雨がちょうど止んだ昨朝は、町内の資源回収作業を実施。
 
おそらくどの町でも実施している資源回収作業(廃品回収というところもあるかと)は、育成会(いわゆる子供会)が主体となり、4月、7月、11月と年3回、新聞・雑誌やダンボールを収集し、換金した資金をクリスマス会などの行事に充てるというもの。
 
私が小学生の時分から脈々と続いているものですが、前回より、コロナ禍で控えていた子どもたちの参加を再開し、昨日も子どもから町の役員までが協力し作業を進めたところ。
 
私は副区長の立場で参加しましたが、小学校低学年くらいのお子さんが一生懸命、重い新聞の束を胸に抱え運ぶ姿、それを助ける高学年のお兄ちゃん、さらには大人から子どもへのバトンリレーなど、微笑ましくも頼もしいシーンがいくつもありましたが、こうして各世代が入り混じって行う共同作業の楽しさ、大切さを改めて感じた次第です。
 

【子ども達から大人までが協力し、作業はスムーズに進みました。】
 
先日開催された「地域共生社会推進全国サミットinつるが」の中では、持続的な地域社会づくりに向け、様々な取組みや先進事例を学んだところですが、この資源回収のような、多世代が集い、お子さんにも達成感や充実感を得てもらえるような地道な取組みはまさに、地域コミュニティの原点であると、改めて認識したところです。
 
現在、我が町内においては、やや高齢化しつつある「お祭り実行委員会」を緩やかに世代交代していこうと、委員の町内公募、人選を進めるところですが(もちろん私は手を挙げています)、そうしたことも含め、先輩方から私たち世代、そして次世代へと技術やノウハウのバトンをつないでいくことが、地域の歴史や文化を育むことにつながるというもの。
 
敦賀市内各地でこうした取組みがされていることかと存じますが、より良い地域コミュニティづくりに向け、私自身、町内の仲間とともに「楽しみながら」、今後も尽力していきたいと思います。
 
※持続するポイントは住民自らが「楽しむ」ことにあろうかと。