英霊に尊崇の念を示すのは当たり前のことだ

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昨日、注意の呼び掛けをさせていただいた大雨に関しては、予報どおり西日本を中心に活発な前線が停滞し、気象庁は広島市に一時、大雨特別警報を発表。
 
広島県北部と南部にまたがるエリアでは線状降水帯が形成されたほか、九州北部でも記録的大雨となり、長崎県雲仙市では崖崩れに住宅2棟が巻き込まれ、女性1人が死亡、2人が安否不明となるなどの被害となっています。
 
敦賀も昨夜から、大雨警報(土砂災害)が福井地方気象台から発表されており、夜半も激しい雨。
 
数値的には、1時間あたりの降水量が15.5mm(14日3時〜4時)、5時現在の笙の川水位(呉竹地点)は1.09mと、消防団待機水位(1.0m)を僅かに超過といったレベルであるものの、各河川の水位に関しては適宜トレンドを把握するなど、終日雨の本日も警戒を続けたいと思います。
 
さて、大雨の他にも、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最大となり、「災害級」と評されるようになるなど、お盆を前にどこか暗雲立ち込めるかのような雰囲気を感じてしまいます。
 
こうした中、終戦の日を前に、岸信夫防衛相らが靖國神社を参拝したことに対し、中国国営中央テレビ(電子版)によると、中国国防省の呉謙報道官は13日、「強烈な不満と断固とした反対」を表明するとともに、既に日本側に厳重な申し入れを行ったことを明らかにしたとのこと。
 
呉氏は日本に対し「侵略の歴史を真剣に反省することを求める」と強調。
 
その上で「最近、日本の防衛部門が、中国に関する問題で絶えずマイナスの行動をとっている」と主張し、台湾や南シナ海問題に関する日本側の行動を牽制しました。
 
また韓国外務省も同日、在韓日本大使館の熊谷総括公使を呼んで抗議。
 
韓国外務省の李相烈アジア太平洋局長は「両国間の信頼関係を損なうもの」とし、日本側に「歴史に対する反省を行動で示すよう」求めたとのこと。
 
当の岸防衛相は参拝後、記者団に「先の大戦で国のために戦い命を落とした方々に哀悼の誠をささげた。不戦の誓い、国民の命と平和な暮らしを守り抜く決意を新たにした」と説明したうえで、現職の防衛相の参拝が中韓両国の批判を招きかねないとの指摘には「それぞれの国において英霊に尊崇の念を示すのは当たり前のことだ」と強調しています。
 

【記者の質問に答える岸信夫防衛相(NHK NEWSより)】
 
私は全くその通りだと思います。
 
さてこの靖國参拝に対する中韓の批判についてですが、百田尚樹氏は過去に次のようなツイートをしており、昨日も本件を踏まえ、多くの方がリツイート(他のツイートを引用して投稿すること)がされていました。
 

【百田尚樹氏の過去ツイート】
 
私は以前から、こうした認識のもと国内外の対応や報道を見てきましたが、岸防衛相に限らず、これまで毎年何度もあった批判的なスタンスの光景に関し、中韓などに対しては、まさに「内政干渉」であると言わざるを得ないこと、「中韓に配慮せよ」と目くじらを立てて主張する国内の政党、あたかも参拝が問題であるかのように報道する新聞社やテレビ局に対しては、「誰のための参拝か」との思いと同時に、「やはりそういうことか」と百田氏の言う結びつきを確信してきたもの。
 
東京単身赴任時代には何度も足を運んだ、英霊が眠る靖國神社。
 
「それぞれの国において英霊に尊崇の念を示すのは当たり前のことだ」
 
記者団の問いにも毅然とこう答えた岸防衛相の言葉こそ、日本人として持つべき、心、思いと、こちらも確信するところ。
 
国民が祖国に誇りを持てなくなることは、それこそ暗雲立ち込めるどころの騒ぎではありません。
 
明日の終戦の日に向け、先の大戦に対しても自虐的に「侵略戦争だ」と、今生きているこの国を守るために戦った英霊を貶めるような報道がされることかと想定しますが、私自身は確固たる考えをもって、日本人としての魂を忘るることなきよう過ごしていきたいと考えます。