第208通常国会が閉会。選挙モードへ。

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一般質問2日目を迎えた敦賀市議会は昨日、6名の議員が登壇。
 
市営住宅、アレルギーを持つお子さんへの対応、新型コロナ感染対策(ワクチン接種)からイベント開催、学校給食、こどもの国、新幹線開業に向けたにぎわいの創出など、様々な角度からの質問が行われました。
 
勝手な受け止めとして、この日も質問のあった「学校給食」に関しては、これまでも多くの議員が質問に取り上げていることからすれば、主に年数が経過した給食センターの建替えを求める声の大きさを感じるところ。
 
既に市は、財源の手当を検討し、出来るだけ前倒しで行いたいとの考えを示されていますが、自分自身の経験からしても、子ども達の「学校生活の楽しみ」の最上位にランクされるであろう「給食」に関することだけに、こちらについては早期の実現を望む次第です。
 
今日は一般質問最終日となりますが、残るお二人の質問にしっかりと耳を傾けたいと思います。
 
さて、市議会から国会に目を向けますと、昨日の参院本会議で子供関連政策の司令塔となる「こども家庭庁」の設置関連法が可決、成立した後、第208通常国会は同日、150日間の会期を終えて閉会しました。
 
政府は臨時閣議を開き、来る参院選の日程を「6月22日公示、7月10日投開票」に決定。
 
この参院選では、選挙区と比例代表合わせて520人超が立候補を予定しているとのこと。
 
国会閉会と選挙日程確定により、事実上の選挙戦がスタートしたことになる訳ですが、混沌とする国際情勢の中で、岐路に立つ日本の将来を左右する大変重要な選挙と言っても過言ではありません。
 
中国の軍事的台頭を受けた防衛費増額を含む安全保障政策、電力需給逼迫が続く中での原子力政策を含むエネルギー安全保障、原油高や円安に直面する経済政策、憲法改正などが主な争点になると思われ、それぞれに現実路線を唱える政治でなければ、日本は沈没しかねないとの危機感を抱くところであり、そうした中にあって、私自身は、国民民主党が擁立する比例候補者全員の当選に向け、出来うる限りの党勢拡大に努める所存です。
 
今後は参院選に関する報道が多くなろうかと思いますが、皆さまにおかれましては、人気やパフォーマンスに惑わされることなく、政策を較べていただいたうえで、理想論ではなく現実論を掲げる政党はどこか、候補者は誰なのかをしっかり見定めていただければと存じます。
 

【国会閉会後の参議院本会議場(産経ニュースより引用)。決戦は6月22日公示、7月10日投開票。】