着々と進む北陸新幹線整備工事

ブログ まちづくり

12月は思えない晴天と暖かさのなか、昨日は「北陸新幹線整備状況に係る行政視察」に出席。
 
都市整備部および工事を担当されている(独)鉄道運輸機構の皆さんにご案内いただき、深山トンネル、敦賀駅舎・駅前広場(東側)等の工事状況について丁寧な説明をいただきました。
 
◉中池見湿地エリアを通過する深坂トンネルは、全長768m。
うち、掘削は290m(12月10日現在)まで進んでおり、現在も24時間体制にて進めているとのこと。

 
トンネル工事は初めて見ましたが、深坂トンネルの場合、土壌汚染防止として一般的な防水シートの倍の厚さ(2.0mm)の防水シートを内径全周に設置していることや、1mづつ掘っては表層を固め(崩落防止のため)を繰り返すため、1日の掘削速度は5〜6mであることを知ることが出来ました。

 
◉敦賀駅前広場については、ちょうど昨日、当該エリアの土地取得に関する議案を審議したところであり、木の芽から新駅までのアクセスや駐車場の整備位置など、より具体的なイメージを持つことが出来ました。
また、敦賀駅は整備新幹線として初となる「3層構造の上下乗換施設」となるのですが、1階は特急ホーム、2階に乗換コンコース、3階に新幹線ホームの姿が見えつつありました。

 
それにしても間近に見上げる駅舎部分の高架と立ち並ぶクレーンの姿は迫力あり!
開業に向け力強く、安全に作業を進める工事関係者の姿を拝見することが出来たことも含め、大変貴重な場となりました。
このような場を企画いただきましたことに対し、この場を借りて感謝申し上げます。

 
夜は、連合福井嶺南地域協議会の皆さんとともに、「全国一斉労働相談ダイヤル」に関わる街頭行動に参加。
白銀町交差点にて、しばしマイクを握らせていただきました。
労働に関する悩みや相談のある方は、一人で迷まず、フリーダイヤル「0120-154-052(行こうよ連合に)」まで遠慮なくお電話ください。

 
今日は、所属する市庁舎建設特別委員会、広報広聴委員会と続きますが、引き続き慎重審議にあたってまいります。