月面着陸から50年の日に思う

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1969年「アポロ11号」が月面に着陸、人類が初めて月面に降り立ってから、今日でちょうど50年。
 
アームストロング船長が発した「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」とのメッセージを地球に送った話しは余りにも有名。
改めて、半世紀前に達成した偉業、先日のはやぶさ2のように、その後絶え間なく続く技術開発とチャレンジ精神に敬意を表するところです。
 
宇宙技術を始め、各国、各産業の技術開発は、先人達の軌跡のもとに、夢や開拓精神を持ち続けているからこそ成し得ていると言えます。
 
アポロ11号の3年前に茨城県東海村で発電を開始した原子力。少資源国の我が国において、原子力の平和利用、純国産電源を持つべしと原子力基本法が制定されたのは1955年。
魂を込め、叡智を結集しゼロスタートから実現した先人達の思いとパイオニア精神があって、今があることを忘れてはなりません。
 
月面着陸から50年の今日、アームストロング船長の言葉とともに原子力の世界ではこれまた余りにも有名なアイゼンハワー米大統領の『Atoms for Peace』の歴史的演説を思い返し、科学技術の更なる進化と人類の平和のために利用されることを強く願うばかりです。

7月17日の写真。息子の素振りを覗きに家を出ると、夜空には満月が浮かんでいました。