新型コロナ対策より桜を優先する姿に憤りを感じる

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昨日、気比の松原辺りを通ると、時雨模様の中の太陽に照らされ、敦賀湾に浮かぶ「二重の虹」に遭遇。
神秘的な景色に、思わず車を停め撮影しました。

 
かと思えば、今朝起きて外を見ると一面真っ白。
10cm近くは積もったでしょうか。

 
芭蕉が詠んだ、「北国日和に定めなき」とはまさにこのことと笑ってしまいました。
 
さて、笑ってばかりいられないのは国会。
 
新型コロナウィルス対策に関する集中審議を行う、昨日の衆議院予算委員会をネット録画で拝見すると、午前の辻本清美議員に続き、午後の小川淳也、山井和則議員とどの党とまでは申し上げませんが、全て「桜を見る会」の追求。
しかも、午後の2名の追求内容はほぼ同じ、言葉じりを捉え印象操作を図るかの場面もあり、仕舞いには総理の答弁に納得いかないと審議拒否で退席する始末。
 
さらには、予算委員会委員長が再三に亘り「ご静粛に」「質問者以外の発言は控えてください」と注意しなければならないほどの罵声や白々しい「え〜!」の声が飛び交う委員会室の状況は、小学生に見せるのも恥ずかしいレベル。
 
この日はテレビ中継も入るということで、国家を挙げて取り組むべき「新型コロナ対策」より「桜」を優先し、安倍総理批判をアピールする場として使われたのだとしたら、これは許されざることではないと思う次第。
 
勿論、この日登壇した前原誠司議員など、課題に対し真っ当な議論をされた方もおられる訳であり、野党の全てとまでは言いませんが、国権の最高機関としてあるべき姿を見せて欲しいと思うばかりです。
 
愚痴めいた話しが長くなり恐縮ですが、今日の敦賀市議会は、2月25日から始まる3月定例会に向けた議会運営委員会、その後は、最終報告書作成に向けたリラ・ポート百条委員会の準備会等が開催されます。
とりわけ、リラ・ポート問題は、市民の関心ごとであるとともに一日も早い営業再開が望まれている状況であり、百条委員会がどのような調査報告書を提出するのかが注視されているところ。
 
そういった背景や思いも踏まえ、こちらは昨日の予算委員会を反面教師に、冷静且つ建設的な議論にあたります。