進む国道8号線2車線化工事に思う

ブログ まちづくり

まちづくり景観刷新事業のひとつとして進められている国道8号線(本町通り)2車線化工事。
この工事は、車幅減(4車線から2車線)による歩行者の安全性向上や歩道拡張による賑わいの場所創出などを目的とし、国の補助金を得ながら整備するもの。
 
一昨日のことですが、気比神宮から本町通りをぐるりと一周し、進捗状況を確認してみると、工事は本町の飲み屋さん街側の通りから進められ、とりわけ気比神宮の大鳥居前では大きなU字溝が並び重機も入っての大掛かりな工事が行われていました。

(気比神宮前の工事の様子)

(本町通り国道8号線工事の様子)
 
一周したついでに、商店街の営業具合を確認してみると、空き店舗も含めた約120軒の内、店を開けているのは50軒弱。
土曜日の昼下がりに誰も歩いていないアーケード街に危機感を覚えましたが、逆にこれからのアイデア次第で可能性を秘めているエリアなのだとポジティブに考えることに。。。

(皆のアイデアで賑わう通りにせねば。。。)
 
新幹線敦賀開業に向け、中心市街地の活性化や賑わいの鍵を握るのは、まさに駅から気比神宮までを結ぶこのアーケード街であることは間違いありません。
先に記載した2車線化整備も契機とし、地元商店街や市民の皆さんにいかに活用してもらうか、これに向け行政として何をサポートしていくべきかの具体的方策を早急に講じて行かねばなりません。
 
古より「百伝う(ももづたう)まち」と呼ばれた角鹿(敦賀)。
交通の要衝として、人が集まってくるとの意を持つこのまちに住む者として、その歴史に誇りを持って機運を盛り上げていかねばと強く思った次第。

(写真は神楽通りに掲示の芭蕉の句)