敦賀領主「大谷吉継公」になり切る

ブログ 敦賀の歴史・文化

本格的な夏を感じる空が広がった昨日は、朝から町内の資源回収作業。
 
わが町内では、育成会(いわゆる子供会)が中心となって、新聞や雑誌、ダンボールを年3回に分けて回収しており、コロナ感染が拡大する中ではありますが、屋外であることやこれを先送りすると保管などで困るお宅も出てくることなどを踏まえ、予定通り実施したもの。
 
コロナ対策のため、皆さん口数は控え目であったものの、育成会の親子を始め、区の役員とが協力をし共同作業を行うのはやはり一体感を感じ、終わった時には清々しさを感じた次第です。
 
また、夜は役員会を開催し、先般の班別常会で挙げられた、区に対するご意見や各班の問題点をひとつづつ確認のうえ、対応方針を協議。
 
さらにこの先の行事の開催可否についても検討を行いましたが、コロナ禍で機会を喪失している代表格が、こうした地域コミュニティーにつながるイベントであり、対策を講じながら、できることから再開していければと確認した次第。
 
朝夜と、町内の皆さんとお話しする機会があった昨日でしたが、今後も自分が住む町内が安全で活力あふれるまちとなるよう汗をかいていきたいと思います。
 
さて、珍しくすっぽり空いた午後の時間を有意義に使うべく、まずは自身が6月定例会で意見提起した「名勝気比の松原」の利用状況を確認のため、自主パトロールに。
 
定期的に行っているパトロールは、単に浜辺や松林、駐車場近辺を歩くに過ぎませんが、海開き後は駐車場が有料となったことや「バーベキュー・キャンプ全面禁止」の看板効果か、以前に比べ穏やかな雰囲気になったと感じました。
 
但し、ゴミの分別などの問題はありますので、引き続き自分の目で確認のうえ、関係機関にも伝えていきたいと思います。
 
そして、この日一番楽しみにしていた、念願の「大谷吉継」体験型フォト撮影のため、みなとつるが山車会館へ。
 
本年4月29日から始まった「体験フォトスポット」コーナーは、みなとつるが山車会館の1階ロビーに設置され、鎧兜や大谷吉継をイメージした陣羽織などを身に着けて記念写真が撮れるというもの。
 
撮影位置のバックは、満月が浮かぶ氣比神宮大鳥居前に山車が並ぶ幻想的な風景パネルがあり、さらに刀や弓、采配など撮影用の小道具まで自由に使えます。
 
昨日、山車会館に行くと話した方が、たまたま甲冑クラブのリーダーの方で、何とご自身も足軽甲冑姿で駆けつけてくれたほか、写真が映えるよう、吉継公の代名詞である白頭巾や足袋までお持ちいただき感激した次第ですが、実際、山車会館の館長さん始め、お二方にサポートをいただきながら鎧を着装、兜を被り、采配を持てば、もうそこは戦国時代にタイムスリップしての「吉継気分」。
 
小さなことかもしれませんが、念願叶うとはこのことで、様々なポーズで写真撮影したほか、来館された親子連れの方と一緒に記念撮影するなど、暫し鎧姿を堪能させていただきました。
 

【思わず「いざ出陣!」の台詞】

【白頭巾姿はこんな感じです】

【足軽隊が加わるとさらに、戦国時代の雰囲気に】
 
大谷吉継公は言わずと知れた敦賀領主、関ヶ原の合戦では石田三成率いる西軍に属し、中心的な役割を担いましたが、徳川家康率いる東軍にあえなく敗れ、関ヶ原で自刃し生涯を閉じた武将。
 
義の戦国武将として、名だたる武将の中でも人気を誇る(特に女性)、敦賀城主でもあります。
 
吉継公をもっと取り上げていければとアイデア浮かぶところですが、それはまた別の機会にお話しすることに。
 
戦国の世と吉継公の義を感じることができる体験スポットですが、聞くところによるとまだ体験に来られた方は数名だそう。
 
ちょうど今は夏休み。
 
お子さん、お孫さんとの思い出づくりに、ぜひ皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。
 
※但し、お一人で着装するのは無理ですので、必ず2名以上でお願いします。