卒業、そしてさらなる飛躍の春へ

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12月と3月は敦賀市議会定例会が閉会した後、嶺南6市町の首長、議員で構成する嶺南広域行政組合議会の定例会が開催されるスケジュールとなっており、昨日はそちらに出席。
 
13時30分からの全員協議会に続いて開催された定例会では、令和3年度一般会計補正予算や令和4年度一般会計予算など3議案について審議した後、全議案について可決しました。
 
管理者提案理由説明では、渕上隆信敦賀市長より「北陸新幹線敦賀開業を見据え、新幹線駅周辺整備のための補助金や交通系のキャッシュレス決済を導入するための準備経費などを計上したほか、公共交通機関の利用促進、嶺南地域の情報発信に向け、必要な予算を計上した」との考えが示されたうえでの来年度予算ということでありましたが、2年後となった北陸新幹線敦賀開業、今年12月には小浜線が全線開業から100周年を迎えることを機に、同じ地域に住む嶺南6市町の連携を深め、より一層盛り上げていければと思う次第です。
 
そうして定例会を終え、会場を出るとスマホには緊急メールが多数着信しており、北朝鮮から発射された飛翔体(後に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)と判明)が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとの報道。
 
国際社会がロシアのウクライナ侵攻への対応に注力している中、混乱に紛れ北朝鮮が挑発的な行動を進めるチャンスだとしているなら、これも断じて許されない訳ですが、従前と違い今回落下したのはEEZ内であることも踏まえ、ロシア、中国、それにこの北朝鮮に対する三面同時対応を米との強固な連携のもと図らねばと改めて認識したところです。
 
さて、ここ最近はこうした国家安全保障を巡る物騒な出来事が多い訳ですが、私ごとながら昨日はひとつ嬉しいことがありました。
 
それは名古屋の大学に通う長女が無事に卒業を迎えたことです。
 
冒頭の通り、広域行政組合議会がありましたのと、大学生になってまで親は来なくていいよとの娘の言葉もあり、妻も現地に行くことはしませんでしたが、送られてきた袴姿の写真を見るとやはり感慨深い気持ちになりました。
 
思えば、「お前には無理だ」と進路指導の先生に言われた反骨心(?)から火が付き猛勉強、名古屋市立大学に推薦合格を決めた娘。
 
入学後は、自転車通学での学業に加え、中学まで続けていたダンスを再開し、サークルではキャプテン的役割を任されながら、後半2年はコロナで思うような活動が出来ず、その点は本人もやや残念に感じていたのだと思いますが、それでも大学生活やバイト先で多くの方とのつながりが出来、またお世話になったお陰でこの日を迎えられたことに、一人暮らしを心配していた親として感謝申し上げる次第です。
 
その娘も4月には就職。
 
一旦、本社のある福岡で研修を受けた後は、福岡、東京、名古屋、大阪のいずれかに配属されることとなります。
 
やや天然な面が心配なところではありますが、高校時代に陸上で鍛えたあのガッツがあれば何とかやっていけると信じ、今度はもうひとつ大きなステージで飛躍することを期待し送り出したいと思います。
 
こうして進学や就職で新天地へ旅立つ子を見守る親の気持ちは皆同じかと思いますが、これから咲く桜に思いを重ねつつ、親の役目は、次代を担う彼ら、彼女らを笑顔で送り出すこと。
 
別れと出会い、不安と期待が交じる春はすぐそこまで来ています。
 

【昨年撮影した金ヶ崎宮の桜。ふるさとの景色を忘れず頑張れ敦賀っ子!】