さあ今日から新年度!

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今国会で議論の動向を注目している法案のひとつが「国民投票法改正案」。
 
憲法改正手続きを定めた本改正案は何と8国会に亘って継続審議となっており、早期成立を掲げる与党の覚悟が問われる国会とも言われている訳ですが、昨日31日、自民党は衆議院憲法審査会の前提となる与野党幹事懇談会の開催を目指したものの、立憲民主党と共産党が応じず、非公式の「打ち合わせ」に切り替えたとのこと。
 
「護憲」を掲げる共産党も立憲民主党とともに欠席したとのことであり、4月の参議院長野選挙区補欠選挙などで共闘する両党の連携ぶりが、ここでも改めて浮き彫りとなった構図。
 
一方、「改憲論議」に前向きな国民民主党と日本維新の会は与党の呼び掛けに応じており、憲法改正を巡る野党内のスタンスの違いが表面化しています。
 
改憲、護憲を問わず、法律を審議するのが国会の役割であることを踏まえれば、戦術とはいえ、「改正手続き」を定める法案の段階から何かと理由を付けて議論の場にすら応じない姿勢というのは、私は「国益を失する行為」と思うところであり、この点に関しては、このブログをお読みいただいている皆さんにもご一考いただければと存じます。
 
国政に関してはこの辺にしまして、令和2年度最終日の昨日は、この日をもって退職される中山副市長に最後のご挨拶に伺いました。
 
お忙しいところ暫し時間を取っていただき、長きに亘り市政に尽くされた思いを始め、議会運営や市議に期待することなど、最後まであたたかいご示唆まで賜り感謝。
 
副市長におかれましては、今後また別の機関で役割を担われるとのことであり、豊富なご経験と持ち前のお人柄を思う存分活かされ、今後まだまだご活躍されますこと、心から祈念いたします。
 
私のほうも副市長から頂戴したお言葉を胸に、さらに市政発展のため尽力していきたいと思います。
 
その後は、終礼のチャイムを合図に渕上市長を始め、市職員の皆さんが1階ロビーに集合され、各職場で贈呈されたであろう花束を抱えた退職者の方々を順に拍手で見送りました。
 
今年初めて、その場に同席をさせていただきましたが、ロビーにまで届く各フロアからの拍手など、何ともあたたかくアットホームな雰囲気に包まれました。
 
こうした労いの心、雰囲気あってこそ良き関係、良き仕事が出来るというもの。
 
退職される皆様におかれましては、それぞれのお立場で市政発展に貢献いただきましたことに対し、重ね重ね感謝を申し上げます。
 
さて、一夜明け、本日は令和3年度の初日となります。
 
多くの企業や公的機関で入社式、入庁式が行われますが、我が長男も消防庁舎に初出勤し、社会人としての第一歩を踏み出すこととなります。
 
長男と同じく、新入社員の皆さんにとっては希望と不安が混じり合う日になると思いますが、気負わず焦らず、コツコツと自分の力を伸ばし、将来に向かって成長、飛躍されますこと切に願うところであります。
 
様々な思いが入り混じる今日4月1日。
 
新入社員でなくとも、気持ち新たに、次なる目標に向け邁進するスタートの日にしたいと思います。
 

【入社や入庁を祝うかのように、市内の桜は満開を迎えつつあります】