「議員定数」について議長への答申内容を決定

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強い雨が降る中でしたが、昨晩は久々に夜の敦賀駅に。
 
要件は、知人の迎えであった訳ですが、オルパーク前を歩くと、以前に市内の高校生の皆さんが思いを込めて作ったイルミネーション、中に入ると北陸新幹線敦賀開業までのカウントダウンボードが明るく輝いているように見え、改めて心温まる素晴らしいものであると感じた次第です。
 

【雨中に輝く「ようこそつるがへ」の文字と北陸新幹線のイルミネーション】
 
開業までのカウントダウンボード(敦賀工業生作)は、昨日で「860日」まで進んでおり、着実に近づいていることを感じさせてくれます。
(注)開業日は2024年3月31日と設定
 
こうして次代を担う若い皆さんとともに進んでいかねばと、こちらも改めて気持ちを強めた次第。
 
さて、昨日は今月30日に開会する令和3年第4回定例会(12月議会)の招集告示がされ、午前中には議会運営員会を開催。
 
私も委員として出席をしました。
 
このタイミングでの議会運営委員会は、片山副市長を始め理事者、委員が出席(正副議長も同席)のもと行われ、主な協議事項を「定例会の運営」に置き、会期日程、市長提出議案、請願・陳情などについて確認するもの。
 
昨日もその流れに沿い、協議を行いました。
 
市長提出議案に関しては、配布された議案を見るに、補正予算案8件、条例改正案4件、指定管理者指定の件が3件、市有財産処分の件1件、契約案件2件の計18件となっており、指定管理者の件では、令和4年4月の運営再開をめざすリラ・ポートの件も含まれるなど注目すべき案件もあることから、以降の時間を事前の精査に充て、30日からの定例会に臨みたいと思います。
 
また、定例会関係の協議を終え、理事者ならびに正副議長が退出された後は、これまで本委員会にて議論を重ねてきている「議員定数」の件に関し協議を行いました。
 
本年6月にあった議長からの諮問、①市議会の議員定数を定める明確な基準、②削減人数について、令和4年3月までに結論を出すとの内容に対し、以降3度委員会を開催し、前回10月20日には、①について「委員会中心主義」することに関しては全会派一致、②については、多数決にて「2名削減」を決定したところ。
 
【解説】
現状の3常任委員会を是とし、1常任委員会あたりの委員数7名に委員会数3を乗じた21名に、議長を加え22名とし、現定数24名からの削減人数は2名とする結論に至った。
 
今回は、その内容を取りまとめ、議長に答申する文面を確認したものであり、その結果、審議内容で一部文言修正があったものの、以外に特段のコメントなく決定がされました。
 
答申については、この日のうちに議会運営委員会委員長より議長へ渡されたと漏れ聞いており、さらに今後の対応については私なんぞが意見する立場にない訳ですが、もちろんこれで終わりという訳ではありませんので、しっかり注視はしておきたいと思うところです。
 
「議員定数」に関しては、私が議員になってから約2年半に亘り議論を継続し、ひとつの結論を見たことになりますが、議長が「明確な基準と削減人数の結論を出す」よう諮問されたことによって、議会としての方向性を明確に示されたことが一番大きかったのではと振り返るところであり、ここまでに要した時間に無駄なものはひとつもなく、「自ら決める議会」であることが市民の皆さんにも伝わればと思うところです。
 
議員定数は、最終的に「条例改正」をしなければ成立しませんが、ここまでの議論経過、答申した内容に関して、改めてご理解いただけますよう宜しくお願いいたします。