2026年5月25日
強風のなか「令和8年度 敦賀市水防訓練」が実施される
昨日は、笙の川右岸河川敷(古田刈公園)にて行われた敦賀市水防訓練に出席。
敦賀市、敦賀美方消防組合が主催し、水防体制の強化及び水防技術の習得を図ること、地域社会における水防の重要性の認識を高め、敦賀市の水防活動体制の充実を図ることを目的として毎年、出水期に入ったこの時期に開催されているもの。
その趣旨の通り、敦賀市、敦賀美方消防組合をはじめ、地元消防団、防災士会、地域からは松原地区の皆さん(各地区順番に参加)など総勢120名(と言っていたかと)参加のもと、引き締まった緊張感のもとと訓練が行われました。
昨日のブログで書いたよう、この日は、本部テントを立てるのも見送るほどの強風。
古田刈公園周辺の木々が斜めに見えるほど、いわば台風襲来を思わせるかのコンディションのなか、訓練開始の合図とともに分かれ、①土のう作成およびロープ結索訓練、②釜段工法訓練、③改良土のう工法訓練、④大型積み上げ土のう工法訓練を実施。
以下、訓練の写真を交えご紹介いたします(説明文は訓練で配布された資料を引用)。

【土のう作成訓練:補助道具を用いての土のう作成と紐の結び方を訓練】

【ロープ結索訓練:巻き結び、ふた結び、男結びなど実践的な基礎技術を訓練】

【釜段工法訓練:堤防の近くから漏水した水が噴き出している場合に、漏水の噴出口を中心に土のうを積み上げて水を貯え、その水圧によって噴出を抑える工法(写真の土のうのサークルにパイプを差し込む)】

【改良土のう工法訓練:防水シートを使用し、従来の土のう工法の止水性を高くする工法で、堤防の越水や家屋の浸水を防ぐ一般的に広く知られている工法】
大型積み上げ土のう工法に関しては写真を撮り忘れたのですが、増水した河川水が堤防を越水することを防止したり、決壊した堤防のさらなる浸食を防止する工法で、土木工事で使用する約1トンの土のうを建設機械(クレーン)により設置します。
各訓練の状況を拝見した後、最後は福井県の防災ヘリによる救助訓練(河川敷の要救助者を実際に吊り上げ)が行われましたが、前述のとおり、上空はおそらく風速10m/sでは効かない風が吹く中にあって、見事なホバリングでヘリは静止、救助隊員の降下もピッタリ要避難者のもとへと着地するなど、有事の際に任務を遂行するためのこれほど高い技術は、日頃の訓練の賜物であると認識したところです。

【救助訓練の様子・・・動画は「やまたけチャンネル」等、各種SNSにてご覧ください】
こうして訓練は終了。
修了式では、敦賀市水防管理者の米澤光治敦賀市長より、訓練終了にあたってのご挨拶があったほか、来賓各位からも言葉が述べられたところですが、もはや「いつ、どこで起こるか分からない自然災害」に対し、とりわけ出水期に入ったこの時期に、水害に対する意識を高め、毎年繰り返し訓練することは非常に重要なことであり、昨日訓練に参加された皆さまをはじめ、対応にあたる方々に敬意を表する次第。
私が掲げるのは、災害に「強い」ではなく、「災害に備えるまちづくり」。
「自分の地域は自分で守る」との心構えのもと、これに不可欠な、市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。






