「ちえなみき」はワクワク感あふれる「書籍のジャングル」

ブログ まちづくり

「もうそんな時期か」と感じたのは、昨日NHKが「第73回紅白歌合戦」の司会者決定と発表したこと。
 
今年の司会者は、俳優の大泉洋さんと橋本環奈さん、タレントの櫻井翔さん(スペシャルナビゲーター)、桑子真帆アナウンサーの4人に決まったとのことでしたが、この報を聞けば自然に「大晦日」を過ごす姿が浮かぶもの。
 
中でも、初めての司会を務める橋本環奈さんが述べた、「視聴者の皆様の良い年の架け橋となるように尽力したい」との言葉が印象的でしたが、今年もはや残り2ヶ月半となり、まずは悔いのない令和4年を、そして明るい目標に向けて進む令和5年へと、自分自身なりの「架け橋」を作らねばと言い聞かせた次第です。
 
そのためにも「日々精進」が大事な訳ですが、雨が降り続く三連休最終日は、議会中おざなりになっていた資料の整理や「やまたけNEWS」の原稿を書き始めたりと、気持ちの切り替えの時間を過ごしたところ。
 
夕方は、駅に行く用事があったため、早目に家を出、迷わず「ちえなみき」へ。
 
9月1日にオープンした、この「ちえなみき」ですが、議会と重なり、中々ゆっくり足を運べていませんでしたが、本に囲まれるというだけでなく、このレイアウト、空間というのはどこかジャングルの中を探検しているかのような「ワクワク感」を感じた次第です(そう感じるのは、私だけではないはず)。
 

【2階へ上がる階段より。オレンジに輝く店内がどこか異空間。】

【本の前に本が置いてあったり、横に寝ていたりの陳列は普通なら「邪魔」な訳ですが、奥には何があるのかと、ここから「探す」のも、この「書籍ジャングル」の楽しさ。】
 
最終的に2冊を購入し、「ちえなみき」を後にしましたが、約1時間、1階から2階へと、宇宙の写真集、遺伝子、哲学や戦争、トランスジェンダーから子育て、絵本まで、あらゆるジャンルの本を開けば必ず、気づきやヒント、つまりは「知」が得られるもの。
 
例えその「知」は小さくとも、記憶の中にインプットされれば、それが「関心」や「興味」に変わり、大きく成長する。
 
大げさかもしれませんが、そんなことを感じる時間にもなりました。
 
「ちえなみき」のホームページを見ると、「ちえなみきとは」の「知る」にはこうあります。
 
本棚はすべての世界との多様な
接点を提供するもの。
これまでの書店や図書館とは全く違う
知の体系によって分類された書籍空間は、本と本が新しい関係性で繋がり、
新しい発見や興味をもたらすしかけに
なっています。
 
まさに、この「書籍空間」に「ハマった」訳ですが、一日中いられるこの空間は逃げることがありませんので、またゆっくり足を運びたいと思います。
 
なお、「ちえなみき」のキャッチフレーズは、
 
“本を通じて「人」と「地域」と「世界」が繋がる”
 
既に来場者は3万人を超えたとのことですが、敦賀市民の皆さんはもとより、ここを訪れる方々にとって「つながり広がる」場所になることを切に願い、期待して止みません。
 

【雨上がりの「ちえなみき」。天気に関わらず「一日いられる場所」がある幸せ。】