通説から新説へ、やっぱり歴史は面白い

ブログ 敦賀の歴史・文化

天気予報を見ると、今日からの3日間は快晴の模様。
 
まさに秋晴れといったとことでしょうか。
 
スポーツ、芸術、食欲とジャンルも様々、どれも絶好の季節となってきますので、バランス良く楽しみたいものです。
 
さて、ジャンルでいけば芸術に入るのでしょうか、昨日は毎回楽しみにしている気比史学会主催の「敦賀市民歴史講座」に参加してきました。
 
通常であれば、会場の市立図書館3階研修室の収容人員から定員を100名とするところ、コロナ禍ということもあって定員を半分の50名に減、受付では検温、手指消毒、名簿記入、会場内は窓開放という対策を図りながらの開催となりました。
 
私はといえば、これまで拝聴させてもらうばかりでしたが、この日は何かお手伝いをと受付にて検温係をさせていただきました。
 
定刻15分前には定員に達し、2〜3名の方は資料だけお渡ししお帰りいただくこととなり、申し訳ない気持ちとなりましたが、皆さん快く応じていただき感謝。
 
また次の機会を楽しみに来場いただきたく存じます。
 
前置きが長くなりましたが、今期は「元亀争乱から450年」と題し、元亀年間(1570〜1573)に越前、近江の国を中心として繰り広げられた朝倉義景・浅井長政vs織田信長・徳川家康の戦いの軌跡を総称した「元亀争乱」を中心に各地に残る城跡や戦国時代の周辺地域の様相などを手掛かりに、何度も覇権争いの戦禍を乗り越えてきた敦賀の歴史を探るという全4講のうち、昨日は2講目。
 
ちなみに、参考までに8月29日に開催された第1講の内容を書いたブログをリンクしておきますので、興味のある方はご覧くださいませ。
 →→→第1講の内容はこちらから
 
その第2講目は「若狭国から見た元亀争乱 〜織田信長公国吉入城450年〜」と題し、若狭国吉城歴史資料館の大野康弘館長より講義いただきました。
 

 
1.信長と足利義昭、そして明智光秀
2.信長、若狭国侵攻の背景
3.信長と光秀、永禄13年4月20〜22日の動向
4.信長、国吉城入場
5.信長、国吉城に“御逗留”
6.信長、越前敦賀表へ出陣
7.“金ヶ崎の退き口”の実態
8.美浜町に残る“金ヶ崎の退き口”伝承
9.“幕府軍”若狭侵攻の顛末と元亀争乱
 
9つの小タイトルの流れで信長の侵攻ルートや文献、伝承などから、当時の状況が浮かぶようなリアリティーあふれる話しに1時間半聞き入ってしまいました。
 
全てをここでご紹介出来ないのが誠に残念なのですが、館長曰く「通説と異なる」ことをお伝えしますと、ひとつは「信長と足利義昭の関係」。
 
これまでの「通説」では、
◉将軍に就いた足利義昭は勝手な振る舞いで政(治)を混乱に招く。
◉信長は義昭に対して「殿中御掟」などを突きつけ、何事も自分の指示で動くよう命じた。
◉自分を蔑ろにする信長に反感を覚えた義昭は、各地の大名諸侯に内書を送りつけ、信長包囲網の形成を画策した。
 
ところが「最新の研究」や「新説」では、
◉信長と義昭の関係は良好。義昭は幕府政権を、信長は軍事権を握って天下統一を担う(天下布武)という役割分担が出来ていた。
◉「殿中御掟」などを発したのは、義昭に政治に集中出来る環境づくりをするためであり、義昭もこれを否定せず度々受け入れた。
◉信長自身も「全国統一」という思考はなく、京周辺の安定=朝廷、幕府を守る=天下静謐を目指した(これは疑問符付き)。
 
この二人の関係性に対する事実認識の違いは大きなものと、冒頭から思わず「へ〜」と唸ってしまいました。
 
敦賀に深く関係する、信長の人生最大のピンチとも言われる「金ヶ崎の退き口」に関しても、知らない方が良かったかもしれない「新説が。
 
通説では、
◉浅井長政の離反と、そのことをお市の方が両端を紐で結んだ小豆袋を信長に送り知らせたとの逸話は有名。
◉織田軍が全軍撤退の際、木下藤吉郎(秀吉)が殿軍を担い、激しい後退戦を繰り広げた末、無事に京に生還した。
◉秀吉最大のピンチにして最大の見せ場となり、その後のサクセスストーリーが生まれた。
 
これに対し新説では、
◉浅井長政の離反は、長政自身は離反する考えがなかったが、父や有力家臣団に押し切られた。
◉長政の離反を信長はすぐには信じなかったが、同様の報がいくつも届いたため撤退を決断した。
◉殿軍には、秀吉より身分の高い池田勝正や明智光秀も加わっていたことから、秀吉軍は大将格でなく一部隊に過ぎない。
◉つまり、秀吉ひとりが活躍するような大撤退戦ではなかった。
 
また、京に戻るまで朝倉軍の猛烈な追撃にあったとのイメージが強い訳ですが、朝倉軍の兵力不足に対し、3万人の幕府軍勢が逃げ切る余裕はあった(近隣地理に明るい若狭衆が同行、まずは本陣でもある「難攻不落」の国吉城に撤退した)ことや、実際の戦いも「若越国境近く」まで、つまり「金ヶ崎の退き口」とは、敦賀から国吉城(現美浜町)までの約十数キロに亘る退去戦に過ぎなかったとのこと。
 
この他にも「目で見る美浜の文化財」には、美浜町松原地区に隣接する久々子地区に、昭和50年台まで「徳川家康陣跡」の木柱碑が存在(現在不明)していたことなどから、歴史上のルートが浮かび上がることや攻め続ける敦賀軍(朝倉軍)に徹底した籠城戦で耐え抜いた「国吉城」のことなど、まさに歴史ロマンを感じまくったひと時となりました。
 
まだまだお伝えしたいことは沢山あるのですが、ここまでとさせていただきます。
 
講義の最後に大野館長が仰った「歴史の真実に行き着く手段は色々あるので、見方によって定説が変わることもある」との言葉にある通り、事実を検証し変化することも歴史の醍醐味ということなんでしょうね。
 
大河ドラマ「麒麟がくる」も越前から京に舞台を移す段階に入りますが、これも館長の言葉にありました「最後の本能寺まで辿り着くか、金ヶ崎の退き口がどう描かれるか楽しみにしている」との思いに共感し、ドラマもこの後も続く市民歴史講座第3・4講も大いに楽しみに参加していこうと思います。
 
その第3講は、11月28日(土)14:00から。
 
会場を「きらめきみなと館」小ホールとし、定員100名にて開催となりますので、関心のある方は是非ともの参加をお待ちしています。
 

倍率10倍を突破。魅力ある事業に向け万全の準備を。

ブログ まちづくり

昨日も調整休会の敦賀市議会でしたが、家に帰るとひとつ安堵するファックスが届いていました。
 
9月定例会初日に議決した第83号議案の令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)「誘客多角化促進事業費」については、総額2,670万円のうち、国の事業に選定されていない段階で2,000万円の国庫支出金を当て込んだ予算となっていることなどから、事業に反対する意見も挙がった訳でありますが、昨日、本事業に対する国(観光庁)の承認(満額2,000万円)が得られたとの連絡が市の観光部長よりありました。
 
以前の投稿と繰り返しになりますが、この「誘客多角促進推進事業」は、「日本遺産」に登録認定された「鉄道遺産や北前船」をより発信していくとの観点から、相乗効果の面から「人道の港」と掛け合わせてイベントを開催しようというもので、コロナ禍において「新たな生活様式」(対策)を取りながら観光誘客をしていく国の実証事業「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」にも応募をし、市としては是が非でも実施したいというもの。
 
国の実証事業に関しては、何と全国からの応募2,000件に対し、認められるのは「200件」。
 
つまり、10倍の難関を突破した訳であり、このことからしても「魅力ある事業」と国に評価されたものと受け止めるところであります。
 
私は委員会での質疑を通じて自身の判断材料を揃え、最終的には「賛成」の判断を行った訳でありますが、大きな理由としてはふたつ。
 
まず、withコロナの時代、いつまでもコロナを恐れてばかりいるのではなく、対策を図りながら経済との両立を果たしていこうという中、この敦賀市においても行政が主催するイベントや行事について、この事業実施で得られるコロナ対策の知見やノウハウを今後に活かしたうえで「再開」していく方向であるとの考えが確認出来たこと。
 
もう1点は、審査での議論を通じて、市が責任を持ってコロナ対策を行なっていくとしたうえで、「このイベントを絶対にやりたい」という思いがあることを感じられたことです。
 
予算措置上も満額となったことも踏まえ、今度はその思いや計画を形に表し、事業成果に結び付けなければなりません。
 
市におかれては、こうした議論経過のもと議決した事業であることを念頭に、万全の準備と対策のもとイベント開催されますようお願いするところであります。
 
さて、「暑さ寒さも彼岸まで」という慣用句があるように、めっきり涼しくなったと思うと道端には彼岸花が。
 

【先日車を走らせていると、久々子湖の辺りに見事な彼岸花が咲いていました】
 
夏の終わりを告げるかのように花火のような美しい花を咲かせる彼岸花ですが、花自体の花言葉は「あきらめ」や「独立」だそう。
 
また、色別の花言葉もあるそうで、白は「また会う日を楽しみに」、赤は「情熱」、黄は「深い思いやりの心」。
 
この日見たのは「赤」ということで「情熱」ですね。
 
コロナはあれど、我関せずとばかりに季節に応じて咲く花は力強く、見てると何だか元気が出てきます。
 
さあ今日から世間は4連休。
 
花とは違い、コロナに我関せずとはいきませんが、対策に留意しながらそれぞれリフレッシュにつながる有意義な時間を過ごしましょう。
 
ではでは、本日はこれまでに。

初のオンライン座談会「離れていても心はひとつ」

ブログ 働く仲間とともに

議会の会期日程上は「休会」の昨日。
 
今9月定例会は32日間の日程となっておりますが、数えてみると本会議や委員会がある日が12日、休会と書かれた日が20日ということで、中には「休みばっかりやん」と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
 
実は、会議の種類としては「休会」、内容には(調整日)となっておりまして、一般質問などの事前通告締切りやこれらに対する理事者側の答弁準備に充てるなど、テレビ中継はなくともフル回転で「実働」している訳であります。
 
昨日は、来週行われる予算決算常任委員会(全体会)における「決算基本質疑」の通告締切日となっており、私も午前中のうちに通告を済ませました。
 
締切りを終え、議会事務局さんから届いた「通告一覧」のFAXを見ると、質問件数は「74件」。
 
昨年は確か60件くらいだったことを考えると1割増しとなっておりますが、全体会と分科会それぞれ1日づつとした目的は時間を掛けてしっかり審査するということにつき、23日・24日と続く決算審査にあたっては心して臨みたいと思います。
 
さて、話は変わりますが、昨晩は以前から楽しみにしていたことが実現。
 
それは、茨城県東海村の吉田充宏(みちひろ)議員、寺門定範議員、両村議会議員とのオンライン意見交換会。
 
この企画は吉田村議の後援会である「明日の東海村を創る会」が主催され、「オンライン座談会 第1弾」と題し、zoomの利用により議員からの考えをを伝えるとともに参加者との意見交換により、政治を身近に、そして今回はエネルギーのことを考えようという企画。
 
この日は創る会としても初めての試みということもあり、3名の議員と約15名の参加者のもと開催され、1時間半の大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
 

【zoomの画面はこんな感じ。それぞれの雰囲気が出るのも良いものです。】

【今回のテーマと流れのこの画面も共有出来るという…。実はこの機能に驚いてました。】
 
最初の各議員10分づつで与えられたテーマは大変大きいものであり、普段から考えていることを事前に整理したうえで順にお話しさせていただいたのですが、やはり本番は熱が入ってしまうもの。。。
 
やや言葉の乱れた部分や時間を超過してしまった点に関してはお許し願いたく。
 
事前の打ち合わせにて、話す順番は年の順ということで決めておりました関係で、寺門議員、吉田議員のお話しを先に聞かせていただいた訳ですが、同じエネルギー、原子力に携わる議員同士ということで根底にある考えや思いは一緒だと感じつつ、東海村と敦賀市の置かれた環境や情勢の違い、そして風土・文化から来る「違い」も認識することが出来ました。
 
地球温暖化や低炭素社会に向けて目標値を掲げ取り組んでいくことは勿論重要なことでありますが、資源が少なく、近隣諸国とも陸続きでない我が国としては、安全を大前提に、経済性、エネルギー安全保障、環境の3つの条件を成立させていかなければならず、これに向けては、今使えるエネルギー源に加えあらゆるオプションも総動員していかなければなりません。
 
「原子力発電」は「今使えるエネルギー源」のひとつな訳ですが、一方、主力電源化を目指す再生可能エネルギー導入に向けては約3兆6千万円もの国民負担(皆さんも毎月、再エネ賦課金を電力会社に払ってるんですよ)を強いている訳であるのも事実。
 
再生可能エネルギー導入を否定するものでは決してありませんが、そうした導入コストをいつまで払い続けるのかなどの課題も踏まえたエネルギーミックスを考えていかなければなりませんし、一般の方にはあまり知られていないこうした部分についても知っていただくことも我々の役割でもあると、改めて認識共有を図りました。
 
その後は、ホスト役の事務局さんの進行で、参加者のおひとりお一人から感想やご意見を頂戴しました。
 
新たな視点や気づきなど、いずれの方からのお話も大変参考になるものでした。
 
夜の貴重なお時間に参加いただけましたこと、このような機会にお声掛けいただきましたことに改めて感謝申し上げます。
 
東海村と敦賀は距離にして約700km、電車移動では約5時間の位置関係にありますが、オンラインではまったくそのことを忘れてしまいました。
 
ある先輩議員が仰ってましたが、まさにzoomなどのオンラインは「どこでもドア」ですね。
 
「離れていても心はひとつ」
 
大局的視点を忘るることなく、引き続き同じ志を持つ仲間とともに頑張ります。

1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ

ブログ まちづくり 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、自身が所属する「市庁舎建設対策特別委員会」を開催。
 
新庁舎建設に関しては、8月末の議員説明会において、新型コロナの影響により型枠材の納入に遅れが生じていることを要因とし、全体の建設工程が約3ヶ月遅延、新庁舎への移転も令和3年末となることが明らかになったことは以前にお伝えしているところですが、この日は、本体工事のほか解体・外構工事も含めた全体工程、費用、議場等会議システム、什器・備品計画などについて説明がありました。
 
解体工事に関しては、各種法令に基づき実施するところ、「大気汚染防止法」及び「石綿障害予防規則」が改正されたことを受け、より詳細な含有量調査を行わなければならないことやその結果を踏まえ工事方法の見直しが必要になる可能性があることから、工程や費用に影響が生じるかもしれないとのこと。
 
また、費用に関しては、これまでの契約減などにより現在の提示額は73億7,448万5千円となってはいるものの、電話交換機の交換など新たに生じる費用分なども含め、12月或いは3月議会において補正していくとの考えが示されました。
 
什器・備品関係については、新庁舎が市民の皆さんにとって使いやすく、また職員さんにとっても効率的で働きやすい執務環境づくりに向け、現庁舎の課題を抽出したうえで整備計画を立案しており、約5,600点ある現有備品を「安全性・機能性・快適性」の3つの観点から分類した結果、新規に購入すべきものが約4,150点(全体の約7割)、移転し継続利用するものが約1,500点と見込んでいるとのこと。
 
さらに、以前の一般質問で前川和治議員から提案があったことなども踏まえ、継続利用しない什器・備品に関しても極力廃棄することなく再利用する計画としており、各公共施設への譲渡、市民・民間対象の展示販売会やオークションを行うことにより可能な限り廃棄物を抑制しようとする取り組みは評価するものであります。
 
この他にも多岐に亘る項目や課題をひとつづつ整理をし対応されている訳ですが、何せ半世紀ぶりの敦賀のシンボルの建て替えとなることから、今後も慎重且つ丁寧に進められるよう、議会としても確認していきたいと考えます。
 
昨日は、夜に嬉しい出来事が。
 
先日お伝えした敦賀高校の観光マーケティンググループが行った「折り鶴とメッセージ」のプロジェクトが何と、福井テレビの情報番組「おかえりなさい」にて紹介されました。
 



【放送のひとコマです】
 
「1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ」と題した放送からは、その取り組みの切っ掛けから始まり、1,440羽の折り鶴やメッセージに込めた思い、封書づくりをする生徒の姿、そして代表しての女子生徒さんからの言葉すべてから、「コロナに負けずに頑張ろう」、「コロナが終息したら是非敦賀に来てください」との気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
 
先生や生徒さんから話しを伺ってきた私としても、こうして全国に呼び掛けた活動が番組で取り上げられ、県民の皆さんに広くお伝え出来たことを嬉しく思うとともに、あと残り「486通」の気持ちのこもったメッセージを是非送り切って、さらなる達成感を感じて欲しいと願う次第であります。
 
放送は4分弱の時間で録画をしましたので、もし見逃された方、もしくは是非見てみたいという方がおられましたら、遠慮なくメール等で個別に私まで連絡ください。
何かの媒体にてお伝えしますので。
 
ではでは、本日はこれにて。

情熱とオールスタッフで進める北陸新幹線敦賀開業

ブログ 敦賀市議会

会期日程上、敦賀市議会の特別委員会1日目は「原子力発電所特別委員会」と「新幹線対策特別委員会」の開催。
 
「市庁舎建設対策特別委員会」所属の私は出番がない日ではありますが、これもチャンスと進捗確認や受け皿整備などが審議される「新幹線対策特別委員会」をほぼ毎回傍聴させていただいています。
 
昨日開催された同委員会では、①新幹線駅前広場のレイアウト(案)について、②並行在来線について、③報告事項(新幹線整備状況や市道吉河19号線の整備など)について審議がされました。
 
新幹線駅前広場については、東口側(木ノ芽側)のパース図が示され、具体的イメージの湧く内容。
 
やはり、こうした視覚的に理解される資料があれば、相互に理解を深めながら深掘りの議論が出来るというものですね。
 
所管する都市整備部からは、バス停については、修学旅行団体などの受け入れを可能とするよう駐車スペースを確保したことや水素マルチステーション(H2one)を設置し、新駅と現駅をつなぐコンコースに設置予定のムービングウォーク専用電源として供給することなどが説明されました。
 
とりわけ、バスを含む車利用に関しては、近接する国道8号バイパスと直結、敦賀インターチェンジとの接続性も極めて高くなることを踏まえ、「鉄道から陸路へ」と機能性の高い陸路の拠点(ハブ)として大いに利用されるよう整備されることを期待するところです。
 


【委員会にて説明のあった新幹線駅東口のパース図】
 
また、並行在来線に関しては、土地や建物、電路設備、車両等の取得に関わる初期投資について、現所有者であるJR西日本と福井県の調整により福井県が負担するとのことや並行在来線会社への出資、経営安定基金に関しての県、沿線各市町の負担割合、さらには運賃水準などについて説明がされました。
 
今回はまだ試算、検討段階とのことでありましたが、運賃に関しては市民の皆さんからも良く聞かれるところでもあり、今後の検討状況について注視していきたいと考えます。
 
続く報告事項では、コロナ禍においても整備工事は順調に進んでいること、きらめきスタジアム側から接続する国道8号バイパス部分を吉河側に突き抜ける形で道路整備がされることについて、さらには10月末に駅西エリアで社会実験イベントを開催することについても紹介あり。
 
駅西エリアのイベントに関しては、共催する青年会議所側がコロナを踏まえ一旦取り止めるとしていたものを、市の担当者が「コロナ禍でも出来ること」と発想転換のうえ、同じような視点でイベント開催をしていた浜松市に会議所メンバーと同行(しかもプライベートでだそう)したことを契機に、実施する方向に転じたとのことであり、withコロナとなった今、こうした気概や情熱を持って「コロナとイベントの共存」を実践していくことに大いに賛同した次第。
 
それにしても、発想の転換が浮かんだのは、ある著名人の著書からヒントを得たものであることや、「俺の情熱と行動が人を動かした!」とばかりに熱弁を振るう「担当者」というのも珍しい訳ですが、私にとっては大いに頼もしい存在と感じ、思わずニンマリしてしまいました。
 
そう思えば、この日の委員会では、部長さんや課長さんのみでなく、出席された都市整備部の皆さん全員が話しをされたような。。。
 
北陸新幹線敦賀開業という大きな事業は、どこかの塊だけで成功させるというのは不可能であり、この日のオールスタッフで対応した委員会のように、関係団体のみならず市民の皆さんにもドンドン参画いただけるような形、つまりは「オール敦賀」で盛り上げ、必ずや成功につなげていきたいと傍聴席にて思った次第です。
 
こうして得ることや「気づき」が大いにあった傍聴。
 
今後も引き続き、何事も「自分ごと」と関心を持って対応にあたっていきます。

常任委員会にて指定管理者の事業報告などを確認

ブログ 敦賀市議会

次期首相となる自民党総裁に菅義偉官房長官が選出されました。
 
16日招集の臨時国会で行われる首相指名選挙にて第99代内閣総理大臣に選出され、同日新内閣が発足する予定となっています。
 
昨日の総裁選出後の挨拶で話された「国民のために働く内閣をつくっていく」との言葉がクローズアップされている感がありますが、個人的にはこの前段にある「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打倒して規制改革を進めていく」との部分が大事かと思っています。
 
菅氏の政治手法は元来、総務相時代に発案した「ふるさと納税」に代表されるよう、まさに「前例主義にとらわれず制度を変えていくスタイル」にあるということでありますので、コロナ対策や経済対策然り、国民の暮らしや産業ごとの課題に見合った規制改革など、国のトップとしてリーダーシップを発揮いただけること期待したいと思います。
 
これで与党、野党ともにそれぞれのリーダーが出揃いましたので、今後発表されるであろう政党支持率や各党の政策カラーなど、国政の動きも注視していきたいと思います。
 
さて、敦賀市議会に話しを移しますと、昨日は総務民生、文教厚生、産経建設と3つの常任委員会が開催され、それぞれ議案審査並びに所管する指定管理者の事業報告を確認しました。
 
私は所属する産経建設常任委員会にて審査にあたりましたが、水道部関係の水道及び下水道事業利益関剰余金処分に関わる議案2件については、今定例会で行われる前年度決算認定との関係性において審査順序が逆になるとの意見・指摘がされ、結果、この日は採決までは行わず質疑・討論に止めることとし、決算審査の予算決算常任委員会分科会後に産経建設常任委員会を開催し、採決を行う運びとなりました。
 
このような事例に鑑みるに、先ほどの菅氏ではありませんが、前回と同じだからということではなく、定例会前の議会運営委員会の場において、それぞれの議案間の関係性なども念頭に審査順序などについても確認をすべきであり、これについては私自身としての次回反映項目として胸に刻んでおきたいと考えます。
 
その後、産業経済部、観光部、都市整備部が所管する指定管理者計8件並びに「港都つるが株式会社」「敦賀港国際ターミナル株式会社」の事業報告内容を確認。
 
きらめき温泉リラ・ポートの2社連続の経営不振、様々な問題点なども踏まえ、指定管理者の選定や運営管理・評価の一層の適正化を図るべく、現在敦賀市では「指定管理者制度ガイドライン」を策定中でありますが、事業内容や成果の評価に関しては行政任せにすることなく、このような場で議会が厳しくチェックしていくことが重要との考えをもって確認にあたりました。
 
事前に準備してきた確認ポイントはほぼ質問をし、自分の中では各指定管理者の事業内容ならびに市が自分ごととして管理しているかどうかについて納得が出来たところです。
 
自分が行ってきた発電所の保守管理業務の経験から言えば、発電所の大切な設備であり、担当している自分にとっては「可愛い愛車」を適切にメンテナンスしてもらおうと思えば、施工会社にお金さえ払えば「後はお任せ」になんて決して出来ないもの。
 
これと同じで、市が保有する資産を大事にしたいとの思いが根幹にあれば、任せる会社や運営についても慎重に確認をするのは当然のことで、指定管理料さえ払えば「後はお任せ」には決して出来ないと思う訳でありますので、定量的に数字で表せない、市の「大事にしてる感」についても自身の嗅覚で嗅ぎ取っていきたいと思います。
 
偉そうに書きましたが、この日は大事な書類を家に忘れ、会派の控室まで妻に持ってきてもらうという失態がありました。
 
決して気を緩めた訳ではありませんが、ひとつの忘れ物が大事な審査や審議に影響を及ぼすとの認識をもって、今一度気を引き締め議会活動にあたりたいと思います。
 

【帰り際に覗いた新庁舎建設工事現場。フロアは2階面にまで上がってきていました】

敦高生の情熱ある行動が全国各地で共感を呼ぶ!

ブログ

例年9月10日過ぎまで露天が残る「けえさん祭り」(敦賀祭り)。
 
その祭りが終わり、露天が居なくなると季節は秋といった感じの敦賀ですが、やはりその通りで、祭りは無くともめっきり涼しく過ごしやすくなってきた今日この頃。
 
それもそのはず、昨日の最高気温は27.9度で30度を下回り、最低は20.6度。
 
ちなみに今朝は3時の時点で19.8度で以降も20度台ということで、いつまでもTシャツに短パンで寝ていてはいけないと反省。
 
身の回りでも体調を崩される方がやや多いように感じますので、季節の変わり目、皆さんも健康管理には十分ご留意くださいませ。
 
さて、話しは変わり、福井県では一昨日から秋の高校野球大会が開催されています。
 
勝ち進めば北信越大会、そしてその先には選抜甲子園と続く大会となることから、新たな目標を持って進む各高新チームの皆さんの奮闘を期待するところです。
 
といっても気になるのはやはり、母校であり、長男が夏まで所属していた敦賀高校。
 
あいにくの天候の中ではありましたが、昨日行われた丸岡高校との1回戦に8-3で公式戦初勝利を挙げ、2回戦に駒を進めました。
 
昨秋は、県大会準優勝、北信越大会ベスト8まで進んだ経験を糧に、先輩たちの思いも乗せて戦っていただきたいと思います。
 
その敦賀高校ですが、10日のブログでもご紹介した同校の普通科・情報経理科で構成する「観光マーケティンググループ」の取り組みが、既に全国各地に広がりを見せています。
 
先日のブログではエッセンスしかお伝えしてませんでしたが、本件に関し、実際私が一般質問で話した内容は以下の通りですので、お目通しください。
 
以下、一般質問での発言。
=======================================
このグループでは、本来であればフィールドワークや観光ボランティアなどを通して「観光」について学ぶところ、コロナによる休校やイベント中止などにより活動出来なくなった訳ですが、これを嘆くのではなく、出来ることを行動に変えるとの思いのもと、コロナの終息と人道の港のエピソード紹介などを通じ、是非とも敦賀を訪れて欲しいとの手書きのメッセージを作成、これに、ひとり一人が折った1,440羽の鶴を一羽一羽同封し、市内の関係機関はもとより全国の空港や鉄道会社、赤十字など医療機関、プロ野球球団や芸能事務所など、あらゆるルートに郵送をし、その数は現在806通に達し、全ての鶴を送るべく今も活動は続けられています。
実際、中部国際空港や巨人軍などからも御礼の返信が届いており、中部国際空港においてはFacebookでこの取り組みを発信、1,000件ものイイねでさらに発信の輪が広まっていることを鑑みれば、情熱を持ってアグレッシブに行動する高校生から刺激を受けるとともに大いに学ぶ訳であります。
まさに「中部国際空港から折り鶴が世界に羽ばたいた(発信された)」ことを思えば、先に述べたような「世界」というキーワードを組み込むことは決して大袈裟なことではく、夢と希望の持てるまちづくりにつながるものであり、是非とも考えに織り込んでいただきたく存じますが、もう一度お伺いします。
=======================================
 
その後も反響をお伺いすると、何と紀州新聞では10日付け朝刊に紹介記事が掲載されたほか、福井テレビや長野県の信濃毎日新聞からの取材申し込み、福井県観光連盟からもイベント提案の声掛けなどがあるとのことであり、先生や生徒の皆さんから「少しでも敦賀の未来のために頑張りたい」との力強い声を聞いたところです。
 

【紀州新聞の9月10日朝刊記事。メッセージと折り鶴の写真まで掲載されています】
 
情熱を持って取り組む思いは、人の心に響き共感を呼ぶ。
 
まさにそのことを行動で証明する敦賀高校の皆さんに敬意と感謝の気持ちを表するとともに、「これに負けじ」と私自身も思いをともに行動で示していきたいと考えます。
 
今日から議会は後半戦。
常任委員会、特別委員会と続いていきますが、すべて「敦賀の未来のために」との考えを持って対応にあたっていきます。

窓の先につながる未来へのコンコース

ブログ まちづくり

朝夕はぐっと気温も下がり、一気に秋の気配を感じる今日この頃。
 
猛暑の疲れもあって体調を崩される方も多いと聞きますので、皆さんくれぐれもご留意を。
 
ここ数日は議会の状況を中心にお伝えしてまいりましたが、世間の関心は何と言っても事実上の次期総理大臣となる自民党総裁選。
 
有力派閥の支援から菅氏がリードと言われておりますが、3人揃っての会見や政策討論会などにて、それぞれの考える政策や政治信条が国民に広く示されるということは、大変良いことと受け止めています。
 
党員・各県連投票の結果が出るのは明日14日ということで、党員でなくとも注視していきたいと思います。
 
また、野党に目を向けますと合流新党のほうは、党員投票にて枝野氏を代表に選出し、党名は「立憲民主党」に、合流新党に参加しない側は協議により玉木氏を代表とし、党名を「国民民主党」に決定しました。
 
両党においては、立憲民主党が結党大会を、国民民主党が設立大会を明後日15日に開催するとしており、ここでも明らかにされるであろう「政治スタンス」について注目していきたいと思います。
 
とりわけ国民民主党の玉木代表は既に自身のブログで「荒波に漕ぎ出していく小舟ではありますが、時代を切り拓かんとする変革の旗を高らかに掲げ、一切の私情と打算を捨て、仲間と共に船出します。」との思いを述べられており、その言葉の通り、「改革中道、政策提言型」の道を真っ直ぐに進まれることを切に期待するところです。
 
さて、昨日は来週以降に行われる常任委員会の審議事項や決算資料などを再チェックする時間に充てましたが、特に市政全般に亘る決算資料はボリュームも大きく、数字から成果を読み解かねばなりませんので精査に時間が掛かります。
 
今日も時間のある限り、数字との格闘にあたりたいと思います。
 
そんな中ではありますが、先日Twitterを見ていると、駅前の「おみやげ処 かわと」さんの投稿に、敦賀駅と新幹線駅をつなぐコンコースの工事が始まっているとの状況を知り、これは見に行かねばと早速敦賀駅に行ってきました。
 
何年ぶりでしょうか、入場券を購入し特急乗り場に向かうエスカレータを上り、ドン突き当たりまで進むと窓の先に工事の姿が。
 

【特急上り線ホーム(6・7番線)に降りる場所の窓より】

【工事の状況。左側が「動く歩道」でしょうか。】

【ホームに降りて見るとこんな感じです(右が敦賀駅、左が新幹線駅)】
 
影響されやすい性格とは思わないでいただきたいのですが(笑)、この状況を見た瞬間、私にとっては「未来へのコンコース」に感じ、思わず本日のブログのタイトルにさせていただきました。
 
せっかくの機会と暫くホームに佇んでいると、新旧コンコースと特急のコラボや駅から延びる新幹線高架の状況が新鮮に見ることが出来ました。
 


 
コロナ禍により、電車に乗って出張に行くということが皆無につき、駅の構内に入ったのも久しぶりになってしまった訳ですが、ここに来なければ分からないこともあるということで、これからは時折この場所を訪れることになりそうです。
 
このブログをご覧の皆さんにおかれましても、是非違った角度から北陸新幹線敦賀開業の息吹を感じてみてはいかがでしょうか?

【一般質問再放送のお知らせ】

ブログ 敦賀市議会

本日12日から21日に掛け、嶺南ケーブルネットワーク議会チャンネルにて市議会一般質問が再放送されます。
 
私の2回のうち、明日は「麒麟」と「半沢」で勝ち目がありませんので、お時間許す方は18日(金)の放送にてチラリとでもご覧いただければ幸いです。
 
再放送はいずれの日も19時から、日程は以下の通りです。
 

地域で支え合い、助け合う「子育て・介護」

ブログ 敦賀市議会

敦賀市議会は、3日間の一般質問を終了。
 
昨日は5名の議員が登壇し、コロナ禍での防災対策や新庁舎の窓口スマート化、金ヶ崎周辺エリア整備、地域共生(介護・引きこもり・子育て)、介護支援制度など、これまで2日間と同じく多岐に亘る質問がされました。
 
この日も理事者との議論からも多くのことを学びましたが、まずは介護支援について。
 
社会問題化している老老介護に加え、1人が複数の家族を在宅介護する、いわゆる「多重介護」世帯は敦賀市内で189世帯、また65歳以上同士で暮らすの世帯が3,199世帯(老老介護世帯数は把握されていない)との状況でありますが、以前に市内で発生した「多重介護」に起因した悲しい事件を踏まえ、市においてはこの8月から「家族介護者負担軽減事業」を開始し、少しでも該当する方の心身の負担を軽減すべく取り組んでいるところ。
 
具体的には、「介護やすらぎ訪問」と「介護やすらぎカフェ」の2つの事業であり、とりわけ「やすらぎ訪問」に関しては、2人以上の方をひとりで在宅介護されている世帯などからの申請により、1枚あたり1時間利用できる助成券24枚(無料)を配布、介護者の健康相談や掃除などの家事援助、買い物、通院、食事、服薬、散歩の介助などにより、介護負担を抱え込まず息抜きしながら在宅介護が継続できるようサポートしていくというもので、きめ細かな行政対応を評価するとともに、丁寧な周知により多くの方にご利用いただきたいと思う次第です。
 
こちらについては、本件を質問された議員から「多重介護でない世帯にも拡大を」との要望もありましたが、人的リソースの観点から現時点での対応は難しいとの答弁に私は理解。
 
先日、長寿健康課が発行する「支え合いなないろ通信」が各戸に配布され、「良い取り組み」と感じていたところですが、介護や認知症に関してはやはり「自分ごと」と捉え、公助と共助を重ね合わせてカバーしていくべき問題であります。
 
それぞれの地域でも多重介護世帯を把握し、声掛けや配慮をしていければと思いますが、これも中々どこまで入り込めば良いのかという点で難しい問題。
 
いわゆる昔の近所付き合いが出来ればということなのかも知れませんが、まずは身近な町内から状況確認をし、実状を踏まえ考えていければと思いました。
 

【地域支え合い推進委員の活動などを紹介する「なないろ通信」。市の職員さんの顔も見えてとても親しみが持てますね♬】
 
 →→→「介護やすらぎ訪問」「やすらぎカフェ」の詳細はこちらから
 
また子育てに関しては、この2日間も複数の議員が取り上げておられましたが、昨日は出産から4ヶ月頃までに、生まれた全ての家庭に保健師や助産師が訪問し、赤ちゃんの体重測定や育児の相談、市内の子育て情報の提供等を行う「こんにちは赤ちゃん訪問」に関し質問あり。
 
ここ3年の取り組み実績として平成29年は527件(訪問率96.7%)、平成30年は419件(94.2%)、令和元年は377件(84.7%)とのこと。
 
市外での里帰り出産や入院、海外など生後4ヶ月以内に訪問出来ないケースにおいてもアプローチをし、訪問率100%を目指しているということであり、出産後の不安や気掛かりな点を少しでも取り除くことに、こちらもきめ細やかに対応されていることを認識することが出来ました。
 
我が家の隣に出産世帯が来たら喜んで、子育て世代のお手伝いやフォローをするんだけどなぁなどと思いながら、介護と同様、地域で支え合い、助け合える環境づくり、まちづくりに向けて取り組むことの重要性について改めて考えるところです。
 
敦賀市においては、「子育て環境日本一」を目指し、出産期からの切れ目のないケアに取り組むとしていますが、達成するためには対応する側の体制構築も重要です。
 
対応する担当部局には「お母さん」(子育て世代)が多くいらっしゃることを踏まえれば、こちらが疲弊していては何をしてるか分かりませんので、人的資源のバランスを図る、あるいは人的資源を投入するなどにより進めるとの観点を持って、この点に関してはフォローしていきたいと思います。
 
大きく2点、私の思う質問の代表例を取り上げましたが、まだまだ多くのことを把握することが出来ました。
 
こうして書きながら、この3日間を通し感じたことは、「危機迫るコロナにどう対応していくのか」の視点が多く取り上げられた6月定例会に比べ、今定例会はテーマがあらゆる分野に分散しており、議員側も「ウィズコロナ」「アフターコロナ」のモードに切り替わっているということ。
 
もちろんコロナを軽視してはいけませんが、市民の皆さんの声をお伺いしながら、いつまでも立ち止まっているのではなく、前進していきたいと考えます。
 
本会議のほうは、委員会審査のため10月2日まで休会となりますが、来週は常任委員会や特別委員会、翌週は決算審査などの予算決算常任委員会と続きます。
 
今は折り返し地点といったところにつき、引き続き緊張感を持って慎重審議に努めていきます。
 

« 古い記事 新しい記事 »