1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ

ブログ まちづくり 敦賀市議会

昨日の敦賀市議会は、自身が所属する「市庁舎建設対策特別委員会」を開催。
 
新庁舎建設に関しては、8月末の議員説明会において、新型コロナの影響により型枠材の納入に遅れが生じていることを要因とし、全体の建設工程が約3ヶ月遅延、新庁舎への移転も令和3年末となることが明らかになったことは以前にお伝えしているところですが、この日は、本体工事のほか解体・外構工事も含めた全体工程、費用、議場等会議システム、什器・備品計画などについて説明がありました。
 
解体工事に関しては、各種法令に基づき実施するところ、「大気汚染防止法」及び「石綿障害予防規則」が改正されたことを受け、より詳細な含有量調査を行わなければならないことやその結果を踏まえ工事方法の見直しが必要になる可能性があることから、工程や費用に影響が生じるかもしれないとのこと。
 
また、費用に関しては、これまでの契約減などにより現在の提示額は73億7,448万5千円となってはいるものの、電話交換機の交換など新たに生じる費用分なども含め、12月或いは3月議会において補正していくとの考えが示されました。
 
什器・備品関係については、新庁舎が市民の皆さんにとって使いやすく、また職員さんにとっても効率的で働きやすい執務環境づくりに向け、現庁舎の課題を抽出したうえで整備計画を立案しており、約5,600点ある現有備品を「安全性・機能性・快適性」の3つの観点から分類した結果、新規に購入すべきものが約4,150点(全体の約7割)、移転し継続利用するものが約1,500点と見込んでいるとのこと。
 
さらに、以前の一般質問で前川和治議員から提案があったことなども踏まえ、継続利用しない什器・備品に関しても極力廃棄することなく再利用する計画としており、各公共施設への譲渡、市民・民間対象の展示販売会やオークションを行うことにより可能な限り廃棄物を抑制しようとする取り組みは評価するものであります。
 
この他にも多岐に亘る項目や課題をひとつづつ整理をし対応されている訳ですが、何せ半世紀ぶりの敦賀のシンボルの建て替えとなることから、今後も慎重且つ丁寧に進められるよう、議会としても確認していきたいと考えます。
 
昨日は、夜に嬉しい出来事が。
 
先日お伝えした敦賀高校の観光マーケティンググループが行った「折り鶴とメッセージ」のプロジェクトが何と、福井テレビの情報番組「おかえりなさい」にて紹介されました。
 



【放送のひとコマです】
 
「1羽の折り鶴と手紙で心をつかむ」と題した放送からは、その取り組みの切っ掛けから始まり、1,440羽の折り鶴やメッセージに込めた思い、封書づくりをする生徒の姿、そして代表しての女子生徒さんからの言葉すべてから、「コロナに負けずに頑張ろう」、「コロナが終息したら是非敦賀に来てください」との気持ちがヒシヒシと伝わってきました。
 
先生や生徒さんから話しを伺ってきた私としても、こうして全国に呼び掛けた活動が番組で取り上げられ、県民の皆さんに広くお伝え出来たことを嬉しく思うとともに、あと残り「486通」の気持ちのこもったメッセージを是非送り切って、さらなる達成感を感じて欲しいと願う次第であります。
 
放送は4分弱の時間で録画をしましたので、もし見逃された方、もしくは是非見てみたいという方がおられましたら、遠慮なくメール等で個別に私まで連絡ください。
何かの媒体にてお伝えしますので。
 
ではでは、本日はこれにて。