敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」が本日リニューアルオープン!   

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欧米諸国とも連携のもとロシアへの経済制裁を強める日本ですが、昨日岸田首相は追加制裁として、ロシアからの石炭輸入を禁止する方針を明らかにしました。
 
対ロシアへの制裁の観点から、輸入を段階的に減らし、依存度を低下させるとの趣旨は理解するものの、これを受け、閣内から山口環境相が述べた、この政府方針が電気料金上昇につながる恐れがあるとして、国民に理解を求める考えを示したことについては納得のいかないところ。
 
山口環境相は「欧州では脱ロシアを進めるコストだと捉えられている」と強調しつつ、国内でのエネルギー確保に向け「太陽光や風力など再生可能エネルギーの導入拡大を加速させる」とも述べたとありますが、料金上昇の抑制策もなく理解だけを求めたことに加え、即効性が求められる問題に対し、中長期スパンの再生可能エネルギー導入拡大を謳う発言は、これみよがしに自らが所管する施策を進めたいだけにしか映らなかった次第です。
 
一方では同日、自民、公明、国民民主の3党が、燃油価格高騰対策に関する検討チームの会合を国会内で開き、取りまとめに向け作業を加速させることで一致したとのニュースもありましたが、国民民主党の大塚耕平政調会長が「最大の目的は実際に価格が下がることだ」と述べたよう、こうした国際情勢にあっても安価で安定的に供給してこそのエネルギー安全保障であり、先の大臣のように思考停止することなく、国民生活と経済活動への影響を最小限に抑えるために最善の知恵を絞っていただきたいと願うところです。
 
この燃油価格高騰や電気料金上昇の影響に関しては、私も先の定例会で予断を持たずあらゆるリスクを想定して対応検討しておくべきと意見したところであり、自身としても今後の動向をしっかりと注視していく所存です。
 
さて、そうしたことは大なり小なり市内の公共施設運営にも影響してくるであろうと思いつつ、本日はそれをさて置き、期待を込めてリニューアルオープンするのが「敦賀きらめき温泉リラ・ポート」。
 
約2年と2ヶ月に亘る長期休業を経て、先日4月1日には指定管理開始式が行われた同施設ですが、4月6日から8日に掛けてはプレオープン的な準備をされたうえで、めでたくこの日を迎えることとなりました。
 
なお、これまでの経過や温浴施設内の状況写真を先のブログに掲載しておりますので、参考までご覧ください。
 
→→→4月2日ブログ「敦賀きらめき温泉“リラ・ポート”の指定管理開始」はこちらから
 
この間、再開を強く望む多くの市民の皆さんの声を受けながら、慎重を期して議論してきたとはいえ長期間利用できない期間としてしまったことはある種痛恨の極みであり、この気持ちは今後も忘れてはならないと思うところでありますが、お待たせした分「やっぱりあって良かった」と感じてもらえるような施設にしていかねばと、監視機能を有する議員の立場としては、身の引き締まる思いでもあります。
 

【昨日の新聞折込みされていたリニューアルオープンのチラシ】
 
そのような思いの中迎えるリニューアルオープンの日。
 
敦賀市内を一望するロケーションに加え、今は浴場からは桜が見頃でもあります。
 
市民の皆さまにおかれましては、是非とも一度足を運んでいただき、癒しとお肌ツルツルになる温泉を味わっていただくとともに、充実させた館内などもご覧いただき、今後のサービス向上に向けてご意見など頂戴出来れば幸いです。