敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」の指定管理開始!

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桜が蕾を開くのを躊躇してしまうかのような冷たい風が吹き、新年度は花冷えでのスタートとなりましたが、それでも幸いなのは快晴の空。
 
多少冷え込んではいてもこの空があるだけで、私自身は心晴れ晴れと迎えられた4月1日でしたが、そんな昨日は敦賀市にとって嬉しい出来事が二つありました。
 
ひとつは「ほこみち」の指定。
 
馴染みのない言葉かと思いますが、令和2年10月に完了した国道8号敦賀空間再整備事業により、新たに生み出された歩行空間を中心とする区間(敦賀市曙町から白銀町までの4車線を2車線化)が、近畿地方整備局管内の直轄国道で初めて歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)に指定されたとのこと。
 
詳細については、敦賀市ホームページの当該「お知らせ」に分かりやすく掲載されていますので、以下リンクよりご覧いただければと思います。
 
 →→→「ほこみち」指定に関する敦賀市HPはこちらから
 
これに関しては既に「国8空活」と称し、本町通りの歩行空間を活用した普段使いのイベントなどが開催されてきているところですが、中心市街地の賑わいづくりや2年後に控えた北陸新幹線敦賀開業に向けては、駅から氣比神宮、さらには金ヶ崎までつなぐ動線の鍵を握る区間でもあり、今回「初」の指定を受けたことは大きなインパクトがあるものと思う次第です。
 
課題は、この空間を一過性のイベント使いだけではなく、いかに市民の皆さんの「普段使い」にし、日常の賑わいを創出していくかでありますが、まずはここに至るまで、商店街の皆さんのご協力も得ながらご尽力された市都市整備部を始め、関係者の方々に敬意を表するところです。
 
そして二つ目は、「敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場」の指定管理開始について。
 
リラ・ポートに関しては、前及び前々指定管理者が2社続けて経営不振に陥り、令和2年2月から約2年2ヶ月の長期休業となったことにより、市民の皆さんを始めご利用いただいていた皆さんには大変ご迷惑をお掛けしていたところですが、昨日15時からは「指定管理開始式」がリラ・ポート館内で開催され、私は市議会産経建設常任委員長として出席させていただきました。
 
式典での指定管理者ONEteamを代表してのご挨拶や市長、市議会議長のご挨拶を拝聴しながら、私が議員になったその年に起きたこの事態に対し、敦賀市議会では初の百条委員会(地方自治法第100条に基づく調査)や委員会での所管事務調査、市側による第三者調査にて事態に至った原因や再発防止について詳細に追及したことや、市のあり方検討委員会では、今後も見据えた適切な経営などについて検討。
 
議会への説明会や定例会での代表・一般質問など、様々な方が、様々な角度、視点から確認を行いながら、これは議会も市も「二度と繰り返さない」ために取り組んできた経過を走馬灯のように思い返したところです。
 
そのような経過を経て、4月1日からは「敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場(リラ・グリーン)」の指定管理を開始式し、リラ・グリーンは同日オープン、リラ・ポートについては緒準備を済ませた後、4月9日にめでたくリニューアルオープンを迎えます。
 
新たに指定管理者となられた共同事業体ONE teamにおかれましては、安心安全且つ賑わいと憩いの場として、適切に施設の運営いただくことをお願いする次第ですが、本当に多くの方から「待ち侘びている」との声をいただいたこの施設に、今後多くの方が訪れ、笑顔で楽しんでいただくことを期待いたします。
 
議会としてはこれで安堵することなく、先に述べたよう「二度と繰り返さない」との思いをもって、今後の運営や管理について適宜確認していく所存です。
 
最後に、開始式の後に見学させていただいた施設内の写真をいくつか掲載させていただきます。
 
湯けむりと檜の香り漂う「リラ・ポート」、展望良く気持ちよくプレーできる「リラ・グリーン」に是非ともお越しください。
 

【檜の香り漂う露天風呂(この日は男湯側)】

【こちらは庭園、岩風呂(この日は女湯側)】

【内風呂のパノラマ窓からは桜が見頃となっています】

【ピカピカに手入れの行き届いた洗い場。長期休業の間も丁寧に管理いただいたことに感謝。】

【サウナも充実しています】

【2階の休憩ホール。奥には漫画コーナ(今時のものもラインナップ)も新設され、大人からお子様まで長居してしまうかも。】

【この日の青空のように、訪れる皆さんが笑顔になる場になることを願っています】

【この日も多くの方がプレーしていたリラ・グリーン。眺望の良いコースに是非お越しください。】