戦後75年。沖縄慰霊の日に思うこと。

ブログ 政治

これで70日連続。
 
最近の流れから、こう書き出すと当然、新型コロナ新規感染発症ゼロの連続日数かとお思いになるかと存じますが、実はこの数字、尖閣諸島周辺の領海に中国当局の船が確認された日数であります(ちなみに、福井県内のコロナ新規感染発症ゼロは昨日で55日連続)。
 
この件に関しては、これまでもブログに書いたりもしている訳ですが、尖閣諸島周辺の領海侵入は、平成24年の尖閣諸島国有化以降で最長の連続日数を更新したとなっています(6月22日時点)。
 

【尖閣諸島(沖縄県石垣市)】
 
そのような中、沖縄県石垣市が行政区域として管轄する尖閣諸島の住所地を、「石垣市登野城(とのしろ)」から「石垣市登野城尖閣」に変更する議案を昨日の市議会本会議で可決したとのニュース。
 
記事には、議案に反対する革新系市議らと賛成の保守系市議らとの間で激しいやじが飛び交うなど、議場は一時紛糾したことや、今後中国などが反発を強めることも予想される中、市や市議会の今後の動きが注目されるとあります。
 
これに関しては、9日には台湾が自制を求める動きを、昨日の可決後には中国が「中国の領土主権への重大な挑発であり、違法で無効だ」と反発のうえ、日本側に申し入れを行ったことなどが明らかとなっています。
 
これに対し、石垣市の中山義隆市長は可決後、「政治的な意図はなく、行政手続きの範囲内だ。今後手続きをしっかりと進める」と述べている状況にあります。
 
私はこれまでも考えを明らかにしている通り、竹島をも含め、我が国の領土が「実効支配」されるような状況は絶対に許されるべきでないとのスタンスであり、この日の採決にあたり保守系市議らが主張した「国の主権にかかわることであり、他国に配慮する問題ではない」、「尖閣に領土問題など全く存在しない。それを(住所地変更で)明らかにすべきだ」などとの考えに賛同するものであります。
 
このエリアを命を懸けて守っていただいている海上保安庁巡視船の乗組員の皆さんには感謝しかありませんが、冒頭述べたように、現実として尖閣諸島周辺を中国公船、時には明らかに武装した船が侵入し、70日連続、100日連続と「当たり前」のようになってくれば、この先どういうことが起こるかは容易に想像出来る訳であり、こういったことこそもっと報道で取り上げ、国民の皆さんに危機感として知っていただく必要があるのではと強く思う次第であります。
 
奇しくも本日23日は、戦後75年の慰霊の日を迎え、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では「沖縄全戦没者追悼式」が営まれます。
 
追悼式は、新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小しての開催となるようでありますが、この沖縄での激戦が米国に衝撃を与え、日本への無条件降伏要求が「日本国軍隊の無条件降伏」に緩和されたのは紛れもない歴史であり事実であります。
 
今一度、沖縄戦において失われた18万8千人もの尊い犠牲の上に今の日本の平和があることを認識し、哀悼の意を捧げる日にしたいと思います。
 
同時に、今日は現在の日米安全保障条約の発効60年にもあたります。
 
長く米軍基地の負担を続けてきた沖縄に感謝するとともに、沖縄の島であり我が国の領土である尖閣諸島を中国が虎視淡々と狙っているという危機に対し、日米同盟により抑止力を整え、どう守っていくのか。
 
これは沖縄であった歴史を繰り返さないための方策である訳ですが、同盟の傘にあっても、その礎としてなくてはならないのは、日本国民の「自分の国は自分たちで守る」との覚悟と毅然とした態度であると考えます。
 
やや息苦しい投稿となりましたが、今日重なる二つの出来事を捉え、私の思いを書かせていただきました。
 
皆さんにおかれてもご一考いただく機会になれば幸いに存じます。