川内1号は再稼働、東海第二は住民説明会を再開!

ブログ 原子力

昨日は、発電所の協力企業棟にて市政報告会を開催しました。
 
前回6月定例会の際は、コロナ第1波の影響により集合開催を見送ったこともあり、久方ぶりの開催となったものの、貴重なお昼休みにも関わらずお集まりいただいた皆さんに感謝。
 
敦賀市の大型プロジェクトの進捗状況や9月定例会の内容など30分間弱報告をさせていただきました。
 


 
日々のブログにやまたけNEWSとお伝えする手段は、自分なりにフル活用しているつもりですが、何と言っても対面で顔を合わせながらお伝えすることが私にとって一番の励みになるもの。
 
来週以降も対面型の報告会は続きますので、報告資料(パワポ)も日々改良をし、少しでも市政の状況や私の考え、活動内容をご理解いただけるよう取り組んでいきたいと思います。
 
コロナの状況はありますが、ブログをご覧いただいてる皆様におかれましても、職域や地域を問わずどこでも馳せ参じますので、是非ともお声掛けのほど宜しくお願いいたします。
 
さて、この2日間はこのブログでも原子力の話題を取り上げている訳ですが、今までこんなに続くことはなかった再稼働に向けたニュースが昨日も。
 
今度は、全国で初となるテロ対策の「特定重大事故等対処施設」(特重施設)を完成させた九州電力の川内原子力発電所1号機(鹿児島県)が、17日に再稼働するとのこと。
 
19日には発電を再開し、12月中旬には通常運転に復帰する予定であり、現在国内で唯一稼働している同じく九州電力玄海原子力発電所4号機(佐賀県)と合わせ2機目となります。
 
実はこの1号機は、特重施設の設置が期限までに間に合わないとし、今年の3月に運転を停止していたもの。
 
法令要求を満たさないため停止を余儀なくされたものとはいえ、運転する実力は万全であったものであり、この再稼働に懸ける関係者の意気込みは幾ばくかとお察しするところであります。
 
何よりも安全第一で運転に臨まれ、基幹電源として戦線復帰されることを願うばかりです。
 
原子力関係で言えば、昨晩は茨城県東海村において、日本原子力発電が東海第二発電所の安全性向上対策工事の状況説明会を開催されたとのこと。
 
コロナ禍のため、集合型の住民説明会開催時期を見定めていたようでありますが、やはり対面にて事業者の顔が見えてこその説明会であり、今後、コロナ対策には十分留意され、正確な情報をお届けするとともに住民の皆さんの声を真摯にお伺いし、今後の運営に生かしていただきたいと思います。
 
何を置いても、原子力発電は地域の皆さんのご理解や信頼なくして成り立たないもの。
 
続く再稼働ムードに甘んずることなく、自分自身はもちろん、原子力に勤める皆が襟を正し、その役割を果たし続けたいと考えます。