夏の風物詩「敦賀港カッターレース」を開催

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「3年ぶり」の枕言葉が良く聞かれる今日この頃ですが、この三連休は、一昨日の「海開き式」に続き、昨日は「敦賀港カッターレース」が開催されました。
 
第25回目となる敦賀の「夏の風物詩」ですが、ここ2年はコロナ禍により、一昨年は大会直前の市内感染確認により中止、昨年はチーム数が揃わず、体験交流会に切り替えての開催としていたところ。
 
大会を主催する敦賀港カッターレース実行委員会では、4月の会議にて大会開催を前提とし、準備を進めてきた訳ですが、何と言っても嬉しかったのは、22チームが参加申込みをしてくれたこと。
 
昨年は大会を開催出来るまでの参加チームに到達しなかったことを思えば、各企業や団体なども感染対策を講じながらの屋外イベント参加について、理解が進んでいるものとも感じた次第です。
 
カッターレースに向けては、県港湾事務所へ開催場所(川崎・松栄岸壁)の占用許可や海上保安部への事業実施の届出をしたりと諸手続きを早目に済ませたうえで、7月2日にはカッター下ろし(陸から海上に浮かべること)、7月9・10日には練習会を開催したうえで、昨日の大会を迎えました。
 
最も心配していた天気については、朝方強く降ったものの、9時の開会式前にはピタリと止み、渕上隆信敦賀市長のご挨拶などを頂戴しましたが、22チームの参加チームが勢揃いし、大会が開催出来ることは感無量でした。
 
上級向けの1部6チーム、初心者でもOKの2部16チームに分けてのレースでは、際どい接戦もあれば、自コースの回頭ブイ(Uターンする目印)を間違え、失格になるハプニングも生じる中、敦賀市議会チームも2回の予選レースに出場。
 
決勝進出こそならなかったものの、チーム8人の一体感が生まれるカッターはやはり最高で、漕いだ充実感がありました。
 

【スタート前の市議会チーム】
 
こうして決勝までの全レースを終え、最後閉会式までを行った後、実行委員会全員にて会場の後片付け、撤収作業を行い、全ての工程を終了。
 
私が実行委員会の事務局に携わらせていただいたのは2年前からに過ぎませんが、こうして25回を数えるまで、海洋少年団OB・OGの方もいれば、カッターの楽しさ、魅力に引き込まれて参加された方などが、こうしてボランティアで支えていることに敬意を表する次第。
 
いずれにせよ夏の風物詩「カッターレース」で敦賀を盛り上げていこうとの思いをもった方の集まりであり、全員が自分で考え、テキパキと行動する姿は見ていて本当頼もしいことはもとより、老若男女が和気藹々とカッターでつながっていることを思えば、短い期間でありながらもその一員であることを誇らしく感じる次第です。
 
コロナ禍の25回大会を終え、今後も「みなとまち敦賀」のイメージや歴史を市内、そして市外へと広げていけるよう続けていきたいと思いますが、何を置いても今回のレースに参加をいただいた各チーム、応援に駆け付けていただいた皆さんに感謝。
 
参加いただくことによって、大会を盛り上げていただいたことに、心より御礼申し上げます。
 
それではまた来年、今年以上の参加をいただけることを祈念し、「カッターの聖地」川崎・松栄岸壁でお会い出来ることを楽しみにしています。
 

【大会を無事に終え、充実感あふれる笑顔の敦賀港カッターレース実行委員会の皆さん。長きに亘る準備から運営まで本当にお疲れ様でした。】