国際情勢と自衛隊スクランブル

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4日に発射した北朝鮮の飛翔体に関して、専門家の間では新型短距離弾道ミサイルである見方が多く、予断を許さない状況となっています。
 
また、ヒートアップする米中の貿易摩擦、米中露3ヶ国での核軍縮に中国が不参加を表明するなど、従前に比し東アジア地域の緊迫感は高まっていると認識します。
 
2月に参加したある防衛講演会において、中国やロシア機による日本領土全域での領空侵犯は後を絶たず、自衛隊のスクランブル回数は過去2番目(約800回)となっていること、中国が南シナ海を実効支配化する現状が紹介され、現実的な外交防衛が無ければ、我が国は脅威に脅かされるのみとの危機感を強く持ちました。
 
前述の状況に加え、米のイランに対する原油輸出禁止、さらにはイラン近海への空母派遣。
 
報道されている現実は、全くもって他人事ではなく、とりわけ原油価格が高騰するような事態となれば、日本経済と国民生活への影響は必至です。
 
エネルギーを含めた国家安全保障の重要性は、時代が変わって益々高まっているというのが私の受け止めです。