代表質問の発言通告を終える

ブログ 敦賀市議会

国連総会での非難決議採択にて、ロシアの軍事行動に断固反対の国際的な意思は示されるものの、当のロシアはもとより、決議に反対或いは棄権した国々の存在を見るにつれ、どこか長期化の様相と感じるウクライナ情勢。
 
一刻も早い停戦合意を願う気持ちと、決して非人道的な武力行為に屈してはいけないという両者を成立させることの難しさも痛感するところですが、期待するのはロシア国民の民意。
 
SWIFT排除や輸出入規制などによる経済制裁は、ロシアの国民生活に混乱を与えており、長期化すればその影響により疲弊していくのは必至ではと思うところであり、そもそも戦争に反対する国内の声と合わせた大きな力が内部からプーチンを止めることはできないのかと。
 
独裁国家を民意で動かせというのは、それこそ幻想と思われるかもしれませんが、先に述べた両者を成立させる手は何かと考えを巡らせる次第です。
 
さて、長期化といえば、オミクロン株による新型コロナウイルス第6波ですが、全国でのまん延防止延長と同じく、福井県も3日連続で300人を超える感染状況などを踏まえ、発令中の「感染拡大警報」の期限を6日から21日まで延長すると発表しました。
 
これで第6波による警報発令期間の延長は3度目となる訳ですが、度重なる学校の休校や学年閉鎖、さらには部活動や校外活動の停止などによる子どもたちの発育、学習環境への影響は深刻さを増しており、実際私の元にもそうした状況を心配する親御さんからの声が届いていることから、感染対策の効果とこれら影響とを照らし合わせた見直し検討も必要かと考えるところです。
 
このように心配事が尽きない状況にありますが、昨日の敦賀市議会は代表・一般質問の発言通告締め切りを迎え、5会派すべての代表質問、10名が一般質問の計15名が通告を行いました。
 
私の方は、今回も代表質問をさせていただくことになっており、以下の内容にて通告したところです。
 
【やまたけ代表質問の通告項目】
1 人道支援について
2 経済対策について
(1)想定される危機に対して
(2)アフターコロナに向けて
3 エネルギー政策について
(1)試験研究炉
(2)高速炉開発
(3)原子力由来水素
4 自治体DXについて
(1)推進体制と計画
(2)ガバメントクラウドと民間クラウドの連携
(3)地域・市民ニーズの掘り起こし
 
代表質問ということで、対象をある程度大きな市政運営や課題に置いたうえで、市に伺うというよりは自分なりの考えを提言していく形で構成させていただきました。
 
質問通告に関しては、お示ししたのはタイトルだけでして、実際には小項目までの詳細を記載した5枚もので行っておりますので、明日以降はそれぞれの質問趣旨と概要をご紹介していきたいと思います。
 
質問のほうは、「今日やれ」と言われればできる状態に整っていますすが、私の出番はおそらく質問2日目(10日)の朝一番。
 
出番までは暫し時間がありますので、さらなる精査、最新情報の収集などに努め質問に臨む所存です。
 
代表・一般質問は3月9日(水)から11日(金)の3日間で行われます。
 
新しい議場での傍聴を始め、RCN議会チャンネル(ch093)または敦賀市議会インターネット中継にて、ぜひ関心もってご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。
 

【自身の考えを詰め込んだ通告書。理事者の皆さんとより建設的な議論ができればと思います。】